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教員プロフィール・教育研究業績

顔写真

田窪 麻周 
タクボ マシュウ / TAKUBO Mashu

職位:教授
担当専攻領域/科目群:大学院、プロジェクト科目、教職課程


  • プロフィール
  • 経歴詳細
  • 教育活動
  • 職務上の実績
  • 研究活動

研究分野

美術と日常生活
ART AND EVERYDAY LIFE


略歴

2000年4月1日着任/1959年愛媛県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。1988~2000年ウィーン・インターナショナルスクール教員。大学では漆芸専攻。「美術と日常生活」をテーマに、様々な素材によるインスタレーションを中心とした作品発表を行ってきた。現在は「空間と感情の関係性」がテーマ。


学歴

1980年 4月東京芸術大学美術学部工芸科入学
1984年 3月東京芸術大学美術学部工芸科卒業 (芸術学士)
1984年 4月東京芸術大学大学院美術研究科修士課程入学漆芸専攻
1986年 3月東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了 (芸術学修士)


職歴

1988年 8月 ~ 2000年 3月ウィーン・インターナショナルスクール教員
2000年 4月 ~ 2005年 3月東京造形大学造形学部助教授
2001年 4月 ~ 2002年 3月女子美術大学非常勤講師
2005年 4月東京造形大学造形学部教授 (現在に至る)
2005年 4月東京造形大学大学院造形研究科造形専攻(修士課程)担当 (現在に至る)


学会及び社会における活動等

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賞罰

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教育方法の実践例

インターナショナルバカロレアコースの指導 
/ 1988年 8月 ~ 2000年 3月

Grade11-12(17~18歳)を対象に、インターナショナルバカロレア美術コース(英語を公用語としデザイン及び美術全般にわたり総合的にとらえた造形を指導)およびextended essayの指導インターナショナルバカロレア美術コースは2年間の作品制作後、作品展示会場で30分間のインタビューを行う。それに附随して作品やアーティストに関するリサーチ、仕事の記録、アイデア、等制作にかかわるすべての情報を入れたもの(リサーチワークブック)も同時に採点する。コースの最初に一つの決まったプロジェクト(課題)を与え、それぞれの結果から新しいアイデアに展開していく。その場合、領域は限定せずデザインおよび美術全般にわたり総合的にとらえた造形を目指す。extended essayはインターナショナルバカロレアの選択教科の他に自分でテーマを決めリサーチを行い自分なりの意見をエッセーとして仕上げる。

ペーパーマッシェ制作(紙と糊の可能性を探る) 
/ 1988年 8月 ~ 2000年 3月

Grade6(11~12歳)を対象にした教育方法の例。まず、人体研究を行う。そして人形制作を分析し、実際の人物との関連性を明確にし、ペーパーマッシェで人物像を作る場合の計画をたてる。原則として紙と糊だけで作り上げ紙と糊の性格を最大限に引き出すことも主な目的の一つとする。初めは胸像を制作し人体について理解し、モデリングの方法や紙と糊の扱いになれた後、全身像やさらに大作に挑戦する。能力や進行状況に応じて等身大の人物像等作る。最大のものは高さ3mの恐竜や8m×8mの飛行機も共同作業で制作した。この場合は環境問題を考えるプロジェクトの一環として行い、全校から新聞を集めリサイクルや資源について考えるためのモニュメントとしての役割も果たした。また、この時も心棒や骨組みに木材や金属を使わずすべて紙と糊だけで完成させた。

ニュー漢字プロジェクト 
/ 1988年 8月 ~ 2000年 3月

Grade7(12~13歳)対象。絵と文字のそれぞれの役割やメッセージや何かの意味を伝えるという絵と文字に共通する要素について認識させることを目的とする。まず、中国の象形文字からできた漢字について学習する。必用に応じて墨と筆を使い、最初の絵から単純化される行程、それから四角、水平、垂直など漢字特有の形になっていく経緯を体験する。エジプト等その他の国の象形文字やピクトグラム等についても例を集め研究する。実際に象形文字から意味を持った文字を作りクラスで文字を作って絵文字による文章を使ってコミュニケーションを計る。
1)一つのものを例にとり生徒に自分が憶えている印象をもとに説明させ、そのとおりに絵を描く。例)うさぎは長い耳が二つある。顔の先がとんがっていて、花の横にヒゲがある。・・・
2)不必要な線や形を取り除き必要最低限の要素まで単純化を行う。(この時点で文字の美しさや意味を伝える機能について評価)
3)同じ要領で沢山の名詞、動詞、形容詞等の文字を作り、簡単な文法を決める。
4)クラスで辞典を作る。これらの文字を使って文章を書き、手紙やメッセージを交換してコミュニケーションを計る。

ポートフォーリオ作り 
/ 1988年 8月~

学生の制作活動全体や作品についてのポートフォーリオ作りの指導。
1)見せる対象について把握する。
2)自分の作品や制作内容についての把握
3)表紙
4)ページの内容(目次)の検討
5)レイアウト
6)完成

数をこなして質をあげる/ノルマ制の課題 
/ 2000年 4月~

陶器製作を通して工芸を学ぶ。また同時に仕事の段取りの立て方(計画性)や発想法、工芸に関する技術等を習得することを目的とする。陶芸職人が生活をするためにはどうすればいいのか。たとえば生活費を稼ぐためには一月に500個の茶碗を売らないといけないとする。そのためには全部売れるわけではないので800個作らないといけないとする。しかし今の状態では500個しかできない。500個しか作ることのできない人間に質を落とさないで800個のノルマをかせられたらどうするのか。解決方法1)もっと一生懸命作る。製作に慣れてくることによってスピードも上がり同時に質もよくなる。2)仕事時間を伸ばす。(授業の場合は、授業時間内で仕上げることが前提)3)今までの行程に無駄がなかったかチェックする。4)従来の常識にとらわれないで質を落とさずにより多く作ることの出来る方法を考える。授業1)まず茶碗1個作る。2)その経験からその時点での自分の能力を把握する。3)全授業の提出日までにどの位できるか計算し、精一杯やってできると思われる量よりさらに少し多めの数をノルマとする。4)毎回製作の記録を付けたり、よりよいものでかつノルマの数をこなすべく本等で研究する。最終的にノルマをこなした時点で同時に質も驚く程よくなったことを確認する。

造形教育/造形総合科目の指導 
/ 2000年 4月~

造形総合科目とは演習を通して、様々な造形表現にとって必要な基礎的、基本的なものについて学び、それぞれの専門領域を越えた、「造形」を総合的に研究することを目的とした科目である。授業内では、各学生の専門分野の制作の助けになるように各専攻領域の内容を考慮しつつ、カリキュラムを組む。また、より幅広い視野にたって自分の専門領域を客観的に見ることによってレベルを上げていけるよう指導する。



作成した教科書、教材

インターナショナルバカロレア美術コースの授業に関するテキストと教材 
/ 1988年 8月<br />1988年 8月

インターナショナルバカロレア美術コースの授業で必用と思われることについてテキストとしてまとめる。過去の生徒の作品を中心に写真もふんだんに組み込み、より分かりやすい紙面を心掛ける。また、特にアーティストや作品についてリサーチの趣旨ややり方について分かりやすくするためにサンプルを作ったりプレゼンテーションの仕方なども紹介した。授業内で説明やプレゼンテーションをする時のために、過去の作品やアーティストの作品を中心にスライドを作る。

ペーパーマッシェ制作(紙と糊の可能性を探る)に関する資料 
/ 1988年 8月<br />1988年 8月

ペーパーマッシェ制作マニュアルや人体(おもに頭部や顔の表情)をできるだけ単純にして図解したテキスト作り。既成の本によるペーパーマッシェは心棒などを使ったものが多いが、紙と糊の性質を生かせば他の素材を使わずにできることを特徴とした方法である。また、単に作り方の説明のみならず各工程をこなすごとに人体の構造について理解しやすいように努めた。

ニュー漢字プロジェクトに関する資料 
/ 1988年 8月<br />1988年 8月

中国の甲骨文字、象形文字、漢字またエジプト等の象形文字やピクトグラムに関する写真を使いOHPシート作りや実際に墨と筆で大きな紙に書いたサンプル作り。また、生徒による新しい漢字が出来上がった段階で、それらを表にまとめ辞書の作成。

工芸に関する資料 
/ 2000年 4月~

工芸品や民芸品に関する資料を作品集等から代表的なものを選びスライドを作る。



教育上の能力に関する評価(自己評価)

a) 指導上の留意点 / 2006年 12月1日

1. 時間厳守 授業最初から全員出席し、いい授業のリズムをつくり出す。
2. 観察力をつける。 実際に見えるものからその背景にあるものや、その存在理由等様々なことを読み取る。
3. 分析力をつける。 なぜそのようになるのかという疑問を解いてゆく。制作記録、リサーチ等すべてを書き出させることによって客観的に制作内容を把握する。それをさらに整理することによって、目的とすることをより効率良く理解することを心掛ける。
4. 表現力をつける。 表現の目的や対象になる人やものをはっきりさせもッとも効果的な表現方法を選択し制作を行う。
5. 仕事の段取り(予定の組み方)を考える。 与えられた時間等条件や自分の能力を考慮しながら予定をたてる。
6. 物事を総合的にかつ客観的に把握し、部分にとらわれない感覚を養うこと。

b) 目標とする研究テーマ / 2006年 12月1日

日常生活と美術との融合
日常生活あるいは自分を取りまく社会とデザイン、美術工芸との関係を明確にし社会から必用とされるものを制作し提供してゆく。



実務経験を有する者についての特記事項

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その他

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資格、免許

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特許等

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実務経験を有する者についての特記事項

インターナショナルスクールでの教育経験 
/ 1988年 ~ 2000年

ウィーン・インターナショナルスクールのセカンダリースクール(中学・高等学校)にて美術を担当。ウィーンの国連第3本部に関連して創設された学校で80数カ国からの生徒が在籍した。また、この学校はIB校であり、最終のGrade11-12の2学年はIB科目としての美術を担当し、Grade6-10はIB Artの準備期間として指導を行ってきた。IB Artの指導では美術デザインを総合的な視野からとらえ、同時に各生徒の出身国の歴史文化も視野に入れて表現させることを趣旨として指導を行った。在任中、環境プロジェクトに参加し古新聞を使って巨大なペーパーマッシェ作品を展示したり、唯一の日本人として茶道や日本食デモンストレーション、日本美術や伝統音楽など日本文化紹介にも努めた。



その他

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著書

ウィーンに暮す 
/ 共同 / 1997年 4月

ウィーンに暮らすためのガイドブック
【発行所/発表場所】
 日本貿易振興会



学術論文

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3.その他

【産学連携・プロジェクト】

八王子産学公連携機構「第2回研究成果発表講演会」 
/ 共同 / 2002年 12月

八王子産学公連携機構・第2回研究成果発表講演会にて学生の講演発表(発表内容は「地域が求める企業プロジェクトの新提案」)の指導。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 八王子市学園都市センター

八王子市夢美術館開館記念大学共催事業「フラッグプロジェクト」 
/ 共同 / 2003年 6月 ~ 2003年 11月27日

八王子市夢美術館開館記念大学共催事業として、八王子駅北口西放射線道路に学生による会館告知ポスターと作品をフラッグ形式で展示。この企画運営の代表者。
美術館会館に合わせ美術館事業の周知と機運の高揚や造形芸術を市民に提供することなどを目的とし八王子にある美術大学の一つとして東京造形大学はこのプロジェクトを行った。6月末に学内にて告知し全学年全専行より公募した。7月19日に公開審査を行い、業者にてプリント後10月9日~11月27日まで展示を行った。
えどがわ伝統工芸産業産学公プロジェクトの東京造形大学の担当教員として扇子部門に参加。まず、大学の前期授業(工芸制作)で作業が行われデザイン科学生1年生40名が参加した。初日に扇子職人のデモンストレーション、2回目に実際に各自製作を体験、同時に扇子について整理、製造行程についての確認整理、消費者側と作り手側の現状について項目別にリストアップ。そして3回目4回目の授業を通してアイデアを練り、図柄でザインと新提案をポートフォーリオの形で完成。プレゼンテーションを行った後江戸川区に提出した。その後、有志学生が3大学共同プロジェクトに参加し個々に制作を進めた。作品発表会は平成16年1月23~25日に行われ、東京造形大学1年生1名が来場者人気投票でベスト3に選ばれえどがわ賞を受賞した。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 八王子駅北口西放射線道路

えどがわ伝統工芸産業産学公プロジェクト 
/ 共同 / 2003年 6月~

平成16年度は教員代表としてえどがわ伝統工芸産業産学公プロジェクトに参加。東京造形大学学生64名が参加し、うち11名の作品が工芸者による商品化を対象にした試作品に選ばれた。作品発表会は平成17年1月7〜9日江戸川区の船堀タワーにて行われた。学生1名が江戸川賞、1名が江戸川区産業振興課の課長賞、3名が教員賞を受賞した。また業者を対象とした展示会が2月15〜18日に東京ビッグサイトにて行われる予定。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 タワーホール船堀

會’s NEXT 
/ 共同 / 2006年 4月 ~ 2006年 12月

會’s NEXT事業に大学側の代表として参加。消費者の一人である学生がアイデアを提案し、それを会津若松の漆器業界の職人の方々が試作品を作る。そして、首都圏のセレクトショップをターゲットとした製品作りを目指すプロジェクトであった。大学院生と学部生12名が、参加し、10月末に会津若松での「会津ものづくりフェアー」にて展示発表。11月29日〜12月5日まで新宿のパークタワー1Fギャラリー3にて展示発表を行った。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 会津若松/東京

【作品・作品紹介・作品掲載等】

「牛のいる風景」 
/ 単独 / 1993年 8月

テラコッタによる牛100頭と木彫りの樹木を組み合わせたインスタレーション。私は漆芸専攻時より柳宗悦や浄土宗の影響を受けた。その中で職人が作り出す美、大量生産の意味、くり返すことの意味について考えそれを作品化することを試みた。日常生活の中からモチーフを見つけそれを表現することを通して自分を客観視するものでもある。
オーストリアに住んで水墨画というものについて考えたことがある。日本の場合必ず手本というものがあり、型から表現にはいるという伝統がある。その一番最初の手本あるいは型というものがどういうふうにして作られたのか考えた。原始人が偶然紙と墨と筆を見つけたらどうするか。たたきつけてみたり、意味もなく塗りつけたりいろいろなことを試みたに違いない。偶然できたテクスチャーや線をみていろいろなものに似ていることを発見したに違いない。たとえばここは岩肌のようだとかここは雲のようだとか、この線は波の一部に見えるとか。そういうものを組み合わせてイメージ通りの絵を作ることができたのではないかと思う。今度は粘土に置き換えてやってみた。粘土を手で握りつぶしたり伸ばしたり、そういう作業から偶然生まれる形を組み合わせて牛を完成させた。その作り方をマニュアル化して大量生産した。大量にできた段階でグループひとまとめにしてマスとしての表現を試みた単独制作作品。
大量の牛の配置を変えたり他のものとの組み合わせを考えることにより偶然生まれてくる状況と心象風景を合体させインスタレーション作品を完成した。寸法:4m×4m×1m
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ウィーンインターナショナルスクール

テラコッタによる人物像シリーズ1 
/ 単独 / 1993年 8月

テラコッタの上に油彩という技法で制作。最初は作り方をマニュアル化し機械的に作ったため、個々のものからは表現するものはないと思われた。ところが、土という素材から語りかけてくるもの、その上にある油絵の具が作り出すテクスチャーに作品としてうったえてくる完結したものを感じたためグループにしてインスタレーション作品にするだけでなく一体ずつ、個別に展示も行うことにした。単独制作作品。24点寸法:約10cm×10cm×15cm
寸法:1m×6m
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ウィーン・インターナショナルスク-ル

アクリルによる風景画シリーズ1 
/ 単独 / 1993年 8月

現実にあるものをそのまま見えるままに仕上げていくのではなく、風景のイメージを呼び起こしながら絵具を幅の広い刷毛でキャンバスにぶつけていく。(ラフに描く)そこに表れてくるテクスチャーや全体感を見ながら新たに湧いてくるイメージを完結するべくより具体的な細部表現を加えて仕上げる。単独制作作品。
寸法:100号 28枚
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ウィーン・インターナショナルスク-ル

テラコッタ人物像によるインスタレーション作品1 
/ 単独 / 1994年 9月

牛の制作後、同様に制作。この時から展示場所との関連性について意識するようになる。人物像を民家の庭に置くこと、遺跡や廃虚におくこと。サイズの違う人物を隣り合わせに設置すること。そうすることによって生まれてくる新しい意味合いやメッセージを一つ一つの展覧会場に合わせて完結させる作業を続けた。単独制作作品。
寸法:4m×6m屋内/4m×6m屋内/2m×6m屋内/20m×35m屋外
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Atelie 24

テラコッタによる人物像シリーズ2 
/ 単独 / 1994年 9月

「テラコッタによる人物像シリーズ作品」の第2弾。(再掲)30点
寸法:約10cm×10cm×15cm(1点)
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Atelie 24

水彩による風景画シリーズ1 
/ 単独 / 1994年 9月

アクリル画と同様に自分の中にあるイメージを形にする作業である。アクリルとは違った素材で違う角度からのアプローチをすることによりまた新しい発見を求める作業でもある。単独制作作品。20点
寸法:40cm×60cm
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Atelie 24

「牛のいる風景」 
/ 単独 / 1994年 12月

テラコッタによる牛100頭と木彫りの樹木を組み合わせたインスタレーション。私は漆芸専攻時より柳宗悦や浄土宗の影響を受けた。その中で職人が作り出す美、大量生産の意味、くり返すことの意味について考えそれを作品化することを試みた。日常生活の中からモチーフを見つけそれを表現することを通して自分を客観視するものでもある。
オーストリアに住んで水墨画というものについて考えたことがある。日本の場合必ず手本というものがあり、型から表現にはいるという伝統がある。その一番最初の手本あるいは型というものがどういうふうにして作られたのか考えた。原始人が偶然紙と墨と筆を見つけたらどうするか。たたきつけてみたり、意味もなく塗りつけたりいろいろなことを試みたに違いない。偶然できたテクスチャーや線をみていろいろなものに似ていることを発見したに違いない。たとえばここは岩肌のようだとかここは雲のようだとか、この線は波の一部に見えるとか。そういうものを組み合わせてイメージ通りの絵を作ることができたのではないかと思う。今度は粘土に置き換えてやってみた。粘土を手で握りつぶしたり伸ばしたり、そういう作業から偶然生まれる形を組み合わせて牛を完成させた。その作り方をマニュアル化して大量生産した。大量にできた段階でグループひとまとめにしてマスとしての表現を試みた単独制作作品。
大量の牛の配置を変えたり他のものとの組み合わせを考えることにより偶然生まれてくる状況と心象風景を合体させインスタレーション作品を完成した。寸法:4m×4m×1m
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 AAI-Galarie

テラコッタによる人物像シリーズ3 
/ 単独 / 1994年 12月

「テラコッタによる人物像シリーズ作品」の第3弾。(再掲)25点
寸法:約10cm×10cm×15cm(1点)
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 AAI-Galerie

アクリルによる風景画シリーズ2 
/ 単独 / 1994年 12月

「アクリルによる風景画シリーズ作品」の第2弾。(再掲)30点
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 AAI-Galerie

水彩による風景画シリーズ2 
/ 単独 / 1994年 12月

「水彩による風景画シリーズ作品」の第2弾。(再掲)40cm×60cm  30点
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 AAI-Galerie

テラコッタ人物像によるインスタレーション作品2 
/ 単独 / 1995年 11月

「テラコッタ人物像によるインスタレーション作品シリーズ」の第2弾。(再掲)Metzingen市庁舎の2つの部屋(20m×20m/12m×12m)の雰囲気に合わせて配置。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 StadtMetzingen

テラコッタによる人物像シリーズ4 
/ 単独 / 1995年 11月

「テラコッタによる人物像シリーズ作品」の第4弾。(再掲)30点
寸法:約10cm×10cm×15cm(1点)
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Stadt Metzingen

「牛のいる風景」 
/ 単独 / 1996年 4月

テラコッタによる牛100頭と木彫りの樹木を組み合わせたインスタレーション。私は漆芸専攻時より柳宗悦や浄土宗の影響を受けた。その中で職人が作り出す美、大量生産の意味、くり返すことの意味について考えそれを作品化することを試みた。日常生活の中からモチーフを見つけそれを表現することを通して自分を客観視するものでもある。
オーストリアに住んで水墨画というものについて考えたことがある。日本の場合必ず手本というものがあり、型から表現にはいるという伝統がある。その一番最初の手本あるいは型というものがどういうふうにして作られたのか考えた。原始人が偶然紙と墨と筆を見つけたらどうするか。たたきつけてみたり、意味もなく塗りつけたりいろいろなことを試みたに違いない。偶然できたテクスチャーや線をみていろいろなものに似ていることを発見したに違いない。たとえばここは岩肌のようだとかここは雲のようだとか、この線は波の一部に見えるとか。そういうものを組み合わせてイメージ通りの絵を作ることができたのではないかと思う。今度は粘土に置き換えてやってみた。粘土を手で握りつぶしたり伸ばしたり、そういう作業から偶然生まれる形を組み合わせて牛を完成させた。その作り方をマニュアル化して大量生産した。大量にできた段階でグループひとまとめにしてマスとしての表現を試みた単独制作作品。大量の牛の配置を変えたり他のものとの組み合わせを考えることにより偶然生まれてくる状況と心象風景を合体させインスタレーション作品を完成した。
寸法:4m×4m×1m
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ヒルサイドギャラリー

テラコッタによる人物像シリーズ5 
/ 単独 / 1996年 4月

「テラコッタによる人物像シリーズ作品」の第5弾。(再掲)25点
寸法:約10cm×10cm×15cm(1点)
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ヒルサイドギャラリー/

テラコッタ人物像によるインスタレーション作品3 
/ 単独 / 1997年 9月

「テラコッタ人物像によるインスタレーション作品シリーズ」の第3弾。(再掲)横長に配置し、正面および背面の2方向から見られることを考えた。
寸法:1m×15m×5m
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Hartmann

テラコッタ人物像によるインスタレーション作品4 
/ 単独 / 1997年 10月

「テラコッタ人物像によるインスタレーション作品シリーズ」の第4弾。(再掲)直径5mm、長さ1mの鉄棒の先に人物像を取り付けたものを50体用意し、20m×20mのスペースに配置。風が吹くと揺れ、これまでとは違う雲行をつくり出した。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 DrfGalarie

テラコッタ人物像によるインスタレーション作品3 
/ 単独 / 1999年 5月

「テラコッタ人物像によるインスタレーション作品シリーズ」の第3弾。(再掲)横長に配置し、正面および背面の2方向から見られることを考えた。
寸法:1m×15m×5m
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Hartmann

テラコッタ人物像によるインスタレーション作品5 
/ 単独 / 2000年 8月

「テラコッタ人物像によるインスタレーション作品シリーズ」の第5弾。(再掲)図書館のテラス30m×40mに人物像を配置。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 愛媛県今治市立図書館

テラコッタによる人物像シリーズ6 
/ 単独 / 2000年 8月

「テラコッタによる人物像シリーズ作品」の第6弾。(再掲)28点
寸法:約10cm×10cm×15cm(1点)
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 愛媛県今治市立図書館

emerging peopleシリーズ1 
/ 単独 / 2001年 2月

テラコッタ、石膏、樹脂等による1000体以上の小人物像を使ったインスタレーション単独制作作品。美術館の野外で行った。以前のテラコッタによる人物像インスタレーションと違うのはそこにある偶然でてきた形や状況を生かすのではなく、最初から自分のコンセプトを持ち込み、現代社会への問題提起をしたり、メッセージ性を強めたものである。手法的には人物をすべてブルーに統一し、日常で目にする風景と一部分を違えてやることによって見る側に興味を示してもらいたいと思いながら制作している。
寸法:2m×50m
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 岡本太郎美術館

emerging peopleシリーズ2 
/ 単独 / 2001年 3月

「emerging peopleシリーズ作品」の第2弾。(再掲)
テラコッタ、石膏、樹脂等による1000体以上の小人物像を使ったインスタレーション作品。20m×40mのスペースにて行われた。段ボールにて中2階を作り、その上に人物像を配置した。段ボールの床にあけた穴から人々はのぞく。視点を作品と同レベルで見せた。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 SAMMLUNG ESSL

アクリルによる風景画シリーズ 
/ 単独 / 2002年 12月

今までのアクリルによる風景画のように、現実にあるものをそのまま見えるままに仕上げていくのではなく、人物のいる風景のイメージを呼び起こしながら絵具を幅の広い刷毛でキャンバスにぶつけていく。(ラフに描く)そこに表れてくるテクスチャーや全体感を見ながら新たに湧いてくるイメージを完結するべくより具体的な細部表現を加えて仕上げた単独制作作品。1m×6m
30cm×40cm 30枚
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ギャラリーゴトウ

emerging peopleシリーズ3 
/ 単独 / 2004年 10月

「emerging peopleシリーズ作品」の第3弾。(再掲)
床面に、階段のある穴、それから階段を床面に配置し、そこにテラコッタ人物像を配置したインスタレーション。地下から地上へと移動する階段は銀箔を施し、それが引き立つようにマット仕上げの黒色乾漆粉仕上げの床にした。地面を境に視点を地下と地上に分けることにより、過去と現在との関係、過去から未来への流れ、目に見えないことと見えることの関係などについて考えてみることを意図とした。450cmX900cm
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 画廊響き

【個展】

個展 
/ 単独 / 1993年 8月

絵画及び立体作品によるインスタレーションで、内容は工芸作品から絵画、現代美術までとなっている。
・4m×4mの木製の床に木彫の木と100頭のテラコッタの牛をインスタレーション
・人物をテーマに高さ2m、長さ13mにわたってレリーフでインスタレーション
・テラコッタに彩色をほどこした人物像を30体
・拭き漆座卓
・屏風2m×2m半双 6枚
・アクリル風景画100号16枚
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ウィーン・インターナショナルスクール(オーストリア・ウィーン)

個展 
/ 単独 / 1994年 9月

・「牛のいる風景」立体作品によるインスタレーションで、テーマは人と空間。
・テラコッタの小人物像約100体を使って4m×6mの部屋にインスタレーション
・彩色されたテラコッタの小人物像20体を使って4m×6mの部屋にインスタレーション
・等身大テラコッタ人物像の断片を使って野外にインスタレーショ2m×10m
・テラコッタ小人物像約100体を使って野外にインスタレーション
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Atelie 24(オーストリア・ウィーン)

個展 
/ 単独 / 1994年 12月

立体作品によるインスタレーションで、テーマは風景。
・「牛のいる風景」4m×4mの木製の床にテラコッタを使ったインスタレーション
・「無題」木製の板にテラコッタの人物を取り付け、高さ2m、長さ10mの壁面にインスタレーション
・「無題」石膏と段ボールによるオブジェ60cm×60cm×120cm 5個
・水彩風景画10号20枚
・テラコッタに彩色をほどこした人物像を30体
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 AAI-Galarie(オーストリア・ウィーン)

個展 
/ 単独 / 1995年 11月

立体作品によるインスタレーションで、テーマは人と空間。
・「無題」彩色したテラコッタ小人物像100体を使い20m×20mの空間にインスタレーション
・「無題」テラコッタと顔を描いたキャンバス地を使って12m×12mのスペースにインスタレーション
・「無題」布、新聞、木綿糸、テラコッタによるコラージュ50号 12枚
・彩色したテラコッタ小人物像8体
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Stadt Metzingen市庁舎(ドイツ)

個展 
/ 単独 / 1996年 4月

立体作品によるインスタレーションで、内容は牛のいる風景・人物。
・「牛のいる風景」4m×4mの木製の床にテラコッタを使ったインスタレーション(牛のいる風景)
・「無題」20cm×30cmのフレームに彩色したテラコッタ小人物を使ったコラージュ25枚
・彩色したテラコッタ小人物像20体
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ヒルサイドギャラリー(東京)

個展 
/ 単独 / 1997年 9月

立体作品によるインスタレーションで、テーマは人物と空間。
・「無題」テラコッタ、漆焼き付けの鉄板で作った空間に彩色したテラコッタ小人物を使ってインスタレーション
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Hartmann(オーストリア・ウィーン)

個展 
/ 単独 / 1997年 10月

立体作品によるインスタレーションで、テーマは人物と空間。
・「無題」鉄の棒100本と彩色したテラコッタ小人物100体使ったインスタレーション
・「無題」漆を焼きつけた鉄板と彩色したテラコッタ小人物使ったオブジェ
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Dorf Galarie(オーストリア・St.Martin)

個展 
/ 単独 / 1998年 4月

紙によるインスタレーションで、テーマは花、人、空間。
・「無題」人と花を合わせた紙のオブジェを壁に設置したインスタレーション
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Museum fuer Voelkerkunde(オーストリア・ウィーン)

個展 
/ 単独 / 1999年 5月

立体作品によるインスタレーションで、テーマは人物と空間。
・「無題」鉄の棒50本と彩色したテラコッタ小人物50体使ったインスタレーション
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Hartmann(オーストリア・ウィーン)

個展 
/ 単独 / 2000年 8月

立体作品によるインスタレーションで、テーマは人物と空間。
・「無題」テラコッタ小人物約1000体を使って30m×40mのスペースにインスタレーション
・「無題」20cm×30cmのフレームに彩色したテラコッタ小人物を使ったコラージュ20枚
・彩色したテラコッタ小人物10体
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 愛媛県今治私立図書館

個展「emerging people」 
/ 単独 / 2001年 3月

「emerging people」
立体作品によるインスタレーションで、800m2のスペースに段ボールを使って曲面のフロアを作り、その上に約1000体のテラコッタ小人物とビデオを組み合わせたインスタレーション。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 SAMMLUNG ESSL(オーストリア・ウィーン)

個展 
/ 単独 / 2002年 12月

立体作品および絵画
・「無題」風景画1m×6m
・ 小人物像を使ったオブジェ78
・ 「無題」30×40cmのアクリル画30枚
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ギャラリーゴトウ(東京)

個展 
/ 単独 / 2004年 10月

「emerging people」
テラコッタ人物像と銀箔を使った階段を組み合わせたインスタレーション450cmX900cm
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 画廊響き

【団体展・グループ展】

「日欧美術作家交流展」 
/ 共同 / 1995年 11月

共同開催の企画展。
「無題」テラコッタ小人物像とキャンバス地を使ったインスタレーション。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 l’AtelieQ(オーストリア・ウィーン)

「現代アート7つの点」 
/ 共同 / 1996年 9月

共同開催の企画展。
「無題」布、新聞、木綿糸、テラコッタによるコラージュ50号 3枚。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Hotel Hilton(オーストリア・ウィーン)

「現代アート7つの点」 
/ 共同 / 1996年 9月

共同開催の企画展。
「無題」布、新聞、木綿糸、テラコッタによるコラージュ50号 3枚。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 Agricultue Museum(ブダペスト)

岡本太郎記念現代芸術大賞展 
/ 共同 / 2001年 2月

共同開催の企画展。岡本太郎美術館野外の小川及び池 約50mにテラコッタ小人物像1200体を配置するインスタレーション「emerging people」。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 岡本太郎美術館

【ワークショップ】

「アイデンティティー」 
/ 共同 / 2001年 12月4日 ~ 2001年 12月12日

ウィーン芸術アカデミーとの共同ワークショップ「アイデンティティー」。ウィーンから学生4名と造形大生10数名により行われ有吉教授とともにコーディネーターをつとめた。「アイデンティティー」というテーマで4班に分かれ、都内を中心に共同で作品制作を行い、最終日には学内にて作品発表会を行った。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 東京造形大学

【収蔵】

「無題」 
/ 単独 / 1995年 11月

素材:木・テラコッタ・砂・アクリル絵具 コラージュ 50号。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 ドイツ・メツィンゲン市




Gallery

  • 「emerging people」2004年10月 200×800cm
  • 「牛」(テラコッタに油彩)1994年 10×20×13cm
  • 「牛のいる風景」1994年 400×400cm
  • 「無題」 1995年 150×300cm
  • 「肖像」1994年 200×20×800cm
  • 「emerging people」1998年 160×300×30cm