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教員プロフィール・教育研究業績

顔写真

渡部 千春 
ワタベ チハル / WATABE Chiharu

職位:教授
担当専攻領域/科目群:グラフィックデザイン専攻領域、大学院、専門理論科目


  • プロフィール
  • 経歴詳細
  • 教育活動
  • 職務上の実績
  • 研究活動

研究分野

日用品のデザイン
commodity design

北欧のデザイン
Scandinavian design


関連リンク

これ、誰がデザインしたの?


略歴

デザインジャーナリスト。新潟県新潟市出身。1989年東京造形大学入学。デザイン1類広告ゼミ専攻。1993年卒業。1993年よりフリーランスとして、内外の雑誌、書籍に執筆。


学歴

1993年 3月東京造形大学造形学部 デザイン学科I類 卒業 (芸術学士)


職歴

1993年 4月フリーランス デザインジャーナリスト (現在に至る)
2011年 4月東京造形大学造形学部デザイン学科准教授 (現在に至る)


学会及び社会における活動等

現在公開している情報はありません。


賞罰

2012年 4月2012年度に参加した高校・予備校訪問プロジェクトは桑沢学園特別賞を受賞
2018年 台湾台中での高田唯展示企画・コーディネート(及び中国上海での展示補助)が、高田唯准教授と共に桑沢学園特別賞を受賞
2018年 グラフィックデザイン専攻で行った「東京造形大学 山手線グラフィック展」がグッドデザイン賞、及び桑沢学園特別賞を受賞
2019年 中国での高田唯の北京展示、及び配信番組出演などを含む中国での活動一連で、高田唯准教授と共に桑沢学園奨励賞を受賞
2019年 た『東京造形大学50年史』で、東京造形大学50年史編纂プロジェクトチーム(リーダー春日明夫教授(当時))と共に桑沢学園奨励賞を受賞。



教育方法の実践例

グラフィックデザイン史 A B 
/ 2011年 4月~

20世紀を中心に、グラフィックデザイン及びグラフィックデザインに関係するプロダクトデザイン、建築の歴史を、紹介。
A(前期)では、10年単位の時系列で紹介し、B(後期)では項目ごと(たばこのグラフィック、音楽のグラフィックなど)に分けて紹介している。
歴史は過去のものではなく、現在に繋がるルーツになっていることを理解してもらうよう、現代のグラフィックでの応用例や、関連性なども随時紹介している。
スライドとプリントに加え、書籍や資料として有効なウェブサイトなども紹介し、授業の後に学生各自が資料を調べやすいように促している。
八王子学園都市大学いちょう塾の講座としても開講。
平成25年度まで、毎回、授業終了時に簡単なレポートを提出させ成績評価の参考にしていた。(同時に質問を受け付け、次週答える方式を取っていた)受講生数が100人を超え、対応が難しくなったため、平成26年度からはテストによる成績評価。

グラフィックデザイン表現論 A B 
/ 2011年 ~

著名なグラフィックデザイナー及びグループを、毎回1組紹介する。A(前期)では海外のデザイナーを、B(後期)では国内のデザイナーを紹介している。
歴史は過去のものではなく、現在に繋がるルーツになっていることを理解してもらうよう、現代のグラフィックでの応用例や、関連性なども随時紹介している。
スライドとプリントに加え、書籍や資料として有効なウェブサイトなども紹介し、授業の後に学生各自が資料を調べやすいように促している。
八王子学園都市大学いちょう塾の講座としても開講。
平成25年度まで、毎回、授業終了時に簡単なレポートを提出させ成績評価の参考にしていた。(同時に質問を受け付け、次週答える方式を取っていた)受講生数が100人を超え、対応が難しくなったため、平成26年度からはテストによる成績評価としている。

インフォメーションアーキテクチュア A B 
/ 2011年 ~

2年生の必修科目。
同科目を担当する、大塚いちお特任教授、美澤修教授、福田秀之教授、高田唯助教と相談しながら、シラバスの作成を行っている。
「情報の構築」=伝えたい情報は何かを選択し、その情報をどんな順番で、どのように積み重ねて行くかの実習。
文字情報だけではなく、イラストレーション、写真、周囲環境、媒体の素材感なども情報であり,それらを整理整頓しある形に集約(構築)していく。

2年生の授業では,説明ガイド,地図,サイン計画などを通して,情報の整理整頓,構築方法の基本を知ることを目標としている。

現代デザイン論 A B 
/ 2011年 9月 ~ 2019年 12月

「現代」を「現在」と捉え、現在使われている日用品、食品のデザインや、サインなど日常で目にするものに焦点を当て、生まれた背景やその役割について解説。デザインとは身近にあるものであり、デザイナーは身近なものを考え、作る役職であることを理解してもらう事が目的。
ジャーナリストとして取材をしたもの、イベントなども随時取りあげる。
1週1アイテムのプロダクト,グラフィックなどデザイン例を取りあげ、スライド方式で作品を紹介。

CI計画 
/ 2012年 4月 ~ 2013年 3月

2010年度以前入学学生向けの旧課程。コーポレートアイデンティティとは何かを解説し、ブランディングを理解することに焦点を当てている。
平成24年度、平成25年度では、「書店のCI」「プライベートブランドのCI」を取りあげた。最終的にはVI(ヴィジュアルアイデンティティ)まで仕上げることが目標だが、それまでに至る過程、なぜその企業/店があり、どのような位置にあるのか、誰を対象としているのかを考えることを重視している。

京都造形芸術大学 東京藝術学舎 秋期講座 『現代デザイン史』 
/ 2013年 10月 ~ 2013年 12月


京都造形芸術大学芸術学部通信教育部との単位連携講をした、一般向けの公開講座。1回120分の講座を全5回開講した。同大学の川合健太講師と相談し、シラバスを作成。
本学で行っている『現代デザイン史』に近い内容で、身近な日用品、食品パッケージを取りあげた。
受講者約20名の小規模な授業であったため、できる限り受講者に現物(グリコポッキー、日清カップヌードル、mt)を配布、あるいは共有(コクヨキャンパスノート、アラビックヤマトのり)してもらい、実際に見て、使ってもらいながら、パッケージの仕組みや、その変遷、作られた背景を紹介した。
現物を手に取りながらの授業だったためか、ほとんどの受講者から、分かりやすい、など好評価をもらった。

阿佐ヶ谷美術専門学校 非常勤講師 『デザイン史』 
/ 2006年 4月 ~ 2011年 7月

グラフィックからプロダクト、建築まで幅広くデザインと捉え、20世紀を中心とするデザイン史。毎回、10年単位の時系列で紹介。
教科書として指定はしなかったが、サラ・ティズリー氏との共著である『20世紀デザインヒストリー』(プチグラパブリッシング刊)をベースとした。
スライドとプリントに加え、書籍や資料として有効なウェブサイトなども紹介し、授業の後に学生各自が資料を調べやすいように促した。
毎回、授業終了時に簡単なレポートを提出させ成績評価の参考にした。同時に質問を受け付け、次週答える方式を取った。

渡部ゼミ 
/ 2012年 4月~

「日常使われている商品、製品を見る」をテーマに、実際の企業やデザイナーなどにヒアリングを行い、ゼミ内でのディスカッションを行う主旨で行っている。
平成24年度は、デザイン事務所でのヒアリングに加え、カモ井加工紙の協力を得、マスキングテープのブランド「mt」についてワークショップ及び新商品提案を行った。(詳細は4 その他 企業連携活動「mtワークショップ」を参照)

学生の行きたい企業や会いたいデザイナーなどの候補を出してもらい、依頼文書、質問作成、企画書などをゼミ生と共に作成。

参考、
平成29年度に行ったヒアリングは以下の通り。
Mt lab(マスキングテープのブランドmtの直売店。製品、展示の説明)、
大日本印刷株式会社 包装事業部 マーケティング企画本部 プランニング第2部、
サンリオ 広報・IR室 広報課、
株式会社コナミデジタルエンタテインメント プロモーション企画本部 商品PR部、
トンボ鉛筆、
インテリアライフスタイル展、
カスヤナガト氏(イラストレーター。桑沢デザイン研究所の場所を借りてヒアリングを行う)、
鈴木純氏(ゲーム製作会社、株式会社Tokyo RPG Factoryアートディレクター。本学に来校)、
キリンビール(株)マーケティング部デザイングループ、
良品計画生活雑貨部MD計画担当部署。

平成30年度、及び平成31年/令和1年度
JT blank design project との共同プロジェクト。「一服とは何か。再定義を考える」たばこを含まない意味での「一服」の意味を学生とのディスカッションから探った。



作成した教科書、教材

現在公開している情報はありません。



教育上の能力に関する評価(自己評価)

現在公開している情報はありません。



実務経験を有する者についての特記事項

現在公開している情報はありません。



その他

高校・予備校内ガイダンス(模擬授業) 
/ 2013年 11月19日<br /> ~ 2013年 11月19日

神奈川県立藤沢清流高等学校にて、模擬授業を行った。

高校・予備校訪問プロジェクト(接続教育プログラム) 
/ 2012年 10月29日<br /> ~ 2012年 10月29日

テーマ『日用品のデザインを理解する』
都立若葉総合高等学校にてマスキングテープを使った講義とワークショップ

高校・予備校訪問プロジェクト(接続教育プログラム) 
/ 2012年 11月10日<br /> ~ 2012年 11月10日

テーマ『日用品のデザインを理解する』
市立横須賀総合高等学校
キャンパスノートについての講義

高校・予備校訪問プロジェクト(接続教育プログラム) 
/ 2012年 12月13日<br /> ~ 2012年 12月13日

テーマ『日用品のデザインを理解する』
市立川崎総合科学高等学校 マスキングテープを使った講義とワークショップ

高校・予備校訪問プロジェクト(接続教育プログラム) 
/ 2013年 11月24日<br /> ~ 2013年 11月24日

テーマ『日用品のデザインを理解する』
「中高生のための大学オールスターフェア八王子」マスキングテープを使った講義とワークショップ

オープンキャンパスでの特別講演 
/ 2012年 7月22日<br /> ~ 2012年 7月22日

「かわいいだけじゃない、北欧デザインの魅力」をテーマとし、テキスタイルデザイン専攻領域の鈴木マサル先生と専攻をまたぎ対談を実施。
対象:本学学生、受験生を含む本学来校者

オープンキャンパスでの特別講演 
/ 2014年 7月20日<br /> ~ 2014年 7月20日

「ムーミンはどこにいるのか」をテーマとしてテキスタイルデザイン専攻領域の鈴木マサル先生と専攻をまたぎ対談を実施。
生誕100周年を迎えたトーヴェ・ヤンソン、および代表作品であるムーミンの普遍性について。
対象:本学学生、受験生を含む本学来校者

企業連携活動 「mtワークショップ」 
/ 2012年 7月<br /> ~ 2014年 1月

岡山の粘着テープ類メーカー、カモ井加工紙からの協賛(資材提供)を得て、同社の色柄付きマスキングテープのブランド「mt」の可能性を探るワークショップを、学内外で行った。
方法としては、マスキングテープの歴史、仕組みを解説し、参加者に自由に作品を作ってもらう。その後、参加者からアンケートを取り、アンケートの結果からmtに必要とされている要素、今後の展開例を考えた。
平成24年度は後期の渡部ゼミの活動として学生と共に企画、開催した。学外でのワークショップはちょうふ市内・近隣大学等公開講座や、接続教育プログラムとも連携し開催した。
平成25年度は渡部ゼミを開講しなかったため、個人研究としてちょうふ市内・近隣大学等公開講座や接続教育プログラム「中高生のための大学オールスターフェア八王子」、京都造形芸術大学 東京藝術学舎 秋期講座の一環として行った。
また、平成26年1月に、海士智也助教が中高生向けに行っている「タイポグラフィーライブ」(プリントしたフォントを切り貼りし、コラージュするワークショップ)と連携し、「タイポグラフィーライブ×mtワークショップ」を行った。
1年目のワークショップの様子をカモ井加工紙に報告すると共に、アンケートなどから商品の欠点、提案などを提出した。ワークショップの開催自体は評価されたものの、提案事例ではすでに社内でも出ている、もっと美術系大学らしい発案が欲しいというニュアンスの回答をもらった。
2年目はワークショップの報告のみにとどまったが、最終で行った「タイポグラフィーライブ×mtワークショップ」で、「構成する要素」としての重要性が引き出され、その点を高く評価された。
また、同社が行っているイベントでは集まりにくい高齢者がワークショップに参加していたことは興味を引いたようである。

ちょうふ市内・近隣大学等公開講座 
/ 2012年 7月<br /> ~ 2013年 7月

(財)調布市文化・コミュニティ振興財団が主催する一般向け講座。
2012年はテーマを『日用品のデザインを理解する』とし、カモ井加工紙のマスキングテープ「mt」の解説とワークショップを1回、および文具、食品についての講義を2回開講した。
2013年は同内容で「mt」の解説とワークショップ1回のみ行った。

特別研究 1990年代のデザイン史/現代史についての考察 
/ 2013年 <br /> ~ 2013年

イギリス、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(以下RCA)准教授サラ・ティズリー博士との共同研究。本学の特別研究費を得ている。ティズリー博士はブリティッシュアカデミーの補助金を得ている。
90年代から現在に至るまでの、他のデザイン史ではまだ取りあげられていない事項をどのように「歴史」として認識するか(主にティズリー博士担当)、90年代のデザイン事項として現状渡部が「グラフィックデザイン史」の授業で扱っているものが適切かどうか(主に渡部担当)、の確認作業が主な内容である。
4月末週に渡部が渡英し、RCA人文科学、デザイン史のクラスに参加。学生に「現代デザインをどうとらえるか」を課題として出し、3人から4人のグループ毎にテーマを決め、その週内に発表をさせた。
7月はティズリー博士が来日し、ワークショップ14日(桑沢デザイン研究所サテライト教室)、21日(本学のオープンキャンパス)での公開講座を行った。
また、お互いにデザイン関係者などからのヒアリングを続け、渡部は平成25年9月、平成26年2月に渡英し、ティズリー博士との打ち合わせを行った。
現在、資料を発表するためのウェブサイトを開設準備中である。

50周年記念事業 50年史リーフレット作成 
/ 2016年 <br /> ~ 2016年 7月

本学の50周年記念事業の一環として、50年史のリーフレットを作成。
表 各専攻の変遷、歴代の専任教員リスト。裏 大学および社会の歴史、各時代を代表する5名のインタビューを取材、掲載。

50年史編纂プロジェクト 
/ 2018年 ~

本学の50年史を書籍及びデジタルデータとしてまとめる、編纂プロジェクト。春日明夫教授をリーダーとし、渡部は史料整理、編集、執筆を行った。

編纂プロジェクトは現在も続行中。



資格、免許

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特許等

現在公開している情報はありません。


実務経験を有する者についての特記事項

現在公開している情報はありません。



その他

50周年 年表リーフレット 
/ 2016年 4月1日 ~ 2016年 7月14日

本学の50年を振り返る年表を作成した。表に教育制度変更や校舎移転などの主な事項の年表、及び、5名(勝井三雄氏、舟越桂氏、犬童一心氏、豊口協氏、有吉徹学長)のインタビュー。裏に専攻の変遷表、及び、これまでの専任講師のリストを掲載。
広げると1枚のリーフレットだが、折りたたまれ、カバー付きとなっている。
協力:編集/執筆 大城譲司氏、デザイン 溝端貢氏(IKARUGA)、篠原紙工




◆著書

『北欧デザイン 家具と建築』 
/ 単独 / 2003年


【発行所/発表場所】
 プチグラパブリッシング

『北欧デザイン プロダクト』 
/ 単独 / 2003年


【発行所/発表場所】
 プチグラパブリッシング

北欧デザイン テキスタイルとグラフィック 
/ 単独 / 2005年


【発行所/発表場所】
 プチグラパブリッシング

北欧デザインを知る ムーミンとモダニズム 
/ 単独 / 2006年


【発行所/発表場所】
 NHK出版

これ、誰がデザインしたの? 
/ 単独 / 2004年


【発行所/発表場所】
 美術出版社

続・これ、誰がデザインしたの? 
/ 単独 / 2008年


【発行所/発表場所】
 美術出版社

日本ブランドが世界を巡る 
/ 単独 / 2010年


【発行所/発表場所】
 日経BP

20世紀デザインヒストリー 
/ 共同 / 2005年

サラ・ティズリーとの共著
【発行所/発表場所】
 プチグラパブリッシング

グラフィックデザイナーになるには 
/ 共同 / 2002年

武正秀治との共著
【発行所/発表場所】
 ぺりかん社

スーパー! 
/ 単独 / 2013年

世界25の国と地域のスーパーマーケットでのスナップを集めた書籍。
【発行所/発表場所】
 飛鳥新社

「北欧デザイン」の考え方 プロダクト、建築、テキスタイル 名作をつくった人と時代とアイデンティティ 
/ 単独 / 2022年

家具、建築、テキスタイル、工芸、グラフィックなどを包括した北欧のデザイン史を俯瞰し、解説。
【発行所/発表場所】
 誠文堂新光社



◆学術論文

現在公開している情報はありません。



◆その他

【コーディネート・アドバイザー】

高田唯『一席 YIXI』 
/ 共同 / 2019年 ~ 2019年

中国でのプレゼンテーション配信番組(TEDの中国版とも言われる)『一席 YIXI』に高田唯が出演。同番組はプレスリリース用資料によれば、2億人の視聴者を抱える人気番組であり、日本ではyoutube等で見ることが出来る。配信は2日で4万人以上に視聴され、以後コンスタントに視聴者数は伸びている。渡部はコーディネートなどを担当。

【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【イベント・学会等の企画・運営等】

上海、高田唯個展『潜水平面設計展』 
/ 共同 / 2018年 ~ 2018年

中国上海のNEUE DESIGN EXHIBITION PROJECTが企画した高田唯個展に伴い、搬入やコーディネートの補助、及びカタログの中国語を日本語へ、戴勇強と共に翻訳。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

北京、高田唯個展『一日一花』 
/ 共同 / 2019年 ~ 2019年

上述の中国上海NEUE DESIGN EXHIBITION PROJECT企画高田唯個展。コーディネート、企画担当。(杉浦康平氏の下で働き、現在北京をベースに活動するデザイナー)呂敬人氏がディレクションを務めるオープンスペース、「敬人紙語」で開催。今回は有料でもあり、北京は上海ほど文化的な展覧会には人が来ないと言われていたが、約1カ月の間に現地デザイナー、大学生を中心に3000人ほどの来場者が訪れた。
使用したポスターなどの印刷物の費用には教育研究費を使わせてもらい、質の良いものを作る事ができた。その結果として、これらの告知物で高田唯は2019年のADC賞、TDC賞を受賞。

【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【展覧会等の企画・監修・運営等】

台湾台北、中村至男個展『中村至男自選展』 
/ 共同 / 2019年 ~ 2019年

グラフィックデザイナー、中村至男初の海外個展。台湾台北市松山文創区にて500平米規模で行われたもの。現地の製作企画会社JustLive!、現地在住の日本人建築士木村一心氏らと共にコーディネート、企画担当。
業務内容は展示会場設計管理、展示物管理、グッズ開発、明和電機とのイベント企画運営など多岐に亘った。
エンターテイメント系の展示の多い地区でもあり、純粋にグラフィックデザインだけを見せる展覧会では集客が懸念され、実際に企画会社の収益はマイナスではあったものの、その文化度は高く評価され、松山文創区の役員から強い推薦もあり、会期3週間の延長となった。また、台北市長(日本では東京都知事に相当)も訪れるなど、社会的評価の高い結果となった。

【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【団体展・グループ展】

ZOKEI教育展 ― ZOKEI DESIGN 社会への照準 ― 
/ 共同 / 2014年 10月25日 ~ 2014年 11月15日

東京造形大学附属美術館における『ZOKEI教育展 ― ZOKEI DESIGN 社会への照準 ―』にて、グラフィックデザイン専攻領域の展示を担当
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【講演会・シンポジウム・セミナー等】

日経デザイン(日経BP)主催 セミナー 『アジアで勝つデザイン』講演 
/ 共同 / 2013年 10月8日 ~ 2013年 10月8日

日経BP社のデザイン専門誌『日経デザイン』が主催する、一般向けセミナー。
花王 パッケージ作成部 クリエイティブディレクター 椎木一郎 氏と、日清食品ホールディングス デザイン統括部 室長 小泉賢司 氏と共に、講演、パネルディスカッションを行った。渡部は「アジアのスーパーマーケット、小売店を巡って見えてくること」をテーマに、過去8年間の間に巡ったアジアのスーパーマーケットでのスナップを紹介し、パッケージだけではなく、陳列のありかたの重要性について話した。

【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

カイシトモヤ氏とのトークイベント「いちばん面白いグラフィックデザイナーになるには」 
/ 共同 / 2014年 6月8日 ~ 2014年 6月8日

東京・下北沢にある、セレクト書店「B&B」にて開催。『How to Design いちばん面白いデザインの教科書』(エムディエヌコーポレーション刊)の著者カイシトモヤ氏とのトークイベント
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

鹿児島の食とデザイン セミナー 
/ 共同 / 2014年 6月10日 ~ 2014年 6月10日

かごしま県民交流センターにて「心を動かす食のデザイン」をメインテーマに、「日本の食、世界を巡る」と題し世界に展開する日本食のパッケージデザインについて講演。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

『怪怪的日本設計』トークイベント 
/ 共同 / 2019年 ~ 2019年

高田唯個展『一日一花』に付随した北京中央美術学院で行われたトークイベントに、高田唯、中村至男、西まどかアイデア編集長らと共に登壇
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【ワークショップ】

中国上海、『第5回上海アジアグラフィックデザインビエンナーレ2019』及び、上海応用技術大学でのワークショップ / 2019年 ~ 2019年

グラフィックデザイナー、中村至男と共にワークショップを開催。
上海応用技術大学の呉飛飛教授らが企画する、『第5回上海アジアグラフィックデザインビエンナーレ2019』(過去に審査員として青葉益輝氏、浅葉克己氏が参加)の審査員として中村至男が参加した事から、ワークショップも行う事となった。
全体のコーディネート及び、ワークショップの授業組立、指導を行った。

【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

Design Summer 11 ワークショップ 
/ 共同 / 2019年 ~ 2019年

中国とベルリンをベースにして活動するデザイナー、ジャンピン・ヘ氏より高田唯が招聘され、渡部千春及び高田唯の所属する会社オールライト代表取締役北條舞と共にDesign Summer 11で3日間のワークショップを行った。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【解説論文・評論・書評・批評等】

『フィログラフィックス 哲学をデザインする』解題 / 2015年 4月

『フィログラフィックス 哲学をデザインする』ジェニス・カレーラス著、フィルムアート社刊、の書籍への解説文を担当
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

小学館『日本美術全集20』解説 
/ 共同 / 2016年

小学館『日本美術全集20』の解説3項目を担当
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 小学館

校友会広報誌『ZOKEI FRIENDS』への寄稿 
/ 共同 / 2017年 ~ 2017年

平成29年8月、タイのチェンマイ芸術文化センターで行われたグループ展示「日・タイ現代アート展」での生嶋順利教授、大橋博准教授に同行。展示手伝いと、後日レポートを校友会広報誌『ZOKEI FRIENDS』に寄稿した
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

雑誌『アイデア』389号 取材記事 / 2020年 ~ 2020年

「フェミニスト・モーメント ジェンダーから考えるグラフィックデザインの可能性」特集
平林奈緒美氏の8000字インタビュー担当
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 誠文堂新光社

【取材・インタビュー】

Hong Kong Design Centre (HKDC) Award Book 
/ 共同 / 2014年 ~ 2014年

Hong Kong Design Centre (HKDC) Award Bookの杉浦康平氏の取材、記事作成(英文)
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【連載・エッセイ・コラム等】

青土社『ユリイカ』2014年8月号 ムーミンとトーベ・ヤンソン特集寄稿 
/ 単独 / 2014年 8月

青土社『ユリイカ』2014年8月号 ムーミンとトーベ・ヤンソン特集に「北欧デザインとムーミン」寄稿。北欧デザインの特徴と、トーヴェ・ヤンソンの描くムーミン世界の共通性などについてのエッセー
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【授業・公開講座・特別講義等】

オープンキャンパス 大島依提亜氏講演会 
/ 共同 / 2014年 7月19日 ~ 2014年 7月19日

本学のオープンキャンパス、特別企画としてグラフィックデザイナーの大島依提亜氏を迎えての講演会。企画、司会。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【調査・研究】

国内外の日用品のデザインについての調査 
/ 単独 / 1993年 ~

海外(主に、イギリスとフランスを中心としてヨーロッパ、東アジア、東南アジア、米国)での日用品のデザインについて調査。スーパーマーケット、ドラッグストア、市場などで売られる日用品を写真などで記録し、地域毎の差について考察。
また、欧米に比べ日本ではまだ普及の浅いプライベートブランドについて、デザイナーのヒアリングなども含め調査中。
授業の「現代デザイン論」で応用している他、これまでの調査レポートは「これ、誰がデザインしたの?」ブログ http://blog.excite.co.jp/dezagen/ (編集者宮後優子氏との共同ブログ)で随時執筆。紙媒体では雑誌『包装技術』平成29年12月号に記事「世界のマヨネーズ容器」を寄稿。

【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

特別研究 1990年代のデザイン史/現代史についての考察 
/ 共同 / 2013年 4月 ~ 2014年 3月

イギリス、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(以下RCA)准教授サラ・ティズリー博士との共同研究。本学の特別研究費を得ている。ティズリー博士はブリティッシュアカデミーの補助金を得ている。
90年代から現在に至るまでの、他のデザイン史ではまだ取りあげられていない事項をどのように「歴史」として認識するか(主にティズリー博士担当)、90年代のデザイン事項として現状渡部が「グラフィックデザイン史」の授業で扱っているものが適切かどうか(主に渡部担当)、の確認作業が主な内容である。
4月末週に渡部が渡英し、RCA人文科学、デザイン史のクラスに参加。学生に「現代デザインをどうとらえるか」を課題として出し、3人から4人のグループ毎にテーマを決め、その週内に発表をさせた。
7月はティズリー博士が来日し、ワークショップ14日(桑沢デザイン研究所サテライト教室)、21日(本学のオープンキャンパス)での公開講座を行った。
また、お互いにデザイン関係者などからのヒアリングを続け、渡部は2013年9月、2014年2月に渡英し、ティズリー博士との打ち合わせを行った。
現在も研究は継続中である。2014年6月にティズリー博士との打ち合わせを行った。資料を発表するためのウェブサイトを開設準備中である。

【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

台湾、高田唯個展及びイベントに伴う、台湾での意識調査 
/ 共同 / 2018年 ~ 2018年

桑沢学事振興資金を使用した、高田唯准教授との共同プロジェクト。
8月4日より27日まで、台湾台中のギャラリー「緑光+marute」で行った。
高田准教授は新作制作を含む展示を監修、渡部は企画、コーディネートおよびアンケート調査を担当。

【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

【単行書・定期刊行物等への掲載】

グラフィック社『新鋭デザイナー50組の仕事』 
/ 共同 / 2014年 4月

若手デザイナー50組を紹介した書籍。編集及び50組のうち、5組の取材、執筆を担当。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

『T5 台湾書籍設計最前線』執筆 
/ 共同 / 2015年 ~ 2015年

台湾の書籍デザイナー紹介書籍及びウェブ媒体 http://t5.geidai.ac.jp での発表。現地取材および執筆。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 東京藝術大学美術学部/ 台湾文化部(文化省)

【出版企画・編集】

50周年大学史リーフレット 
/ 共同 / 2016年 4月 ~ 2016年 7月

東京造形大学50周年の年史リーフレットの作成(編集、執筆)。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 東京造形大学内

彫刻専攻、大橋博准教授、保井智貴教授の作品集 編集補助 
/ 共同 / 2018年 ~ 1018年

彫刻専攻の大橋博准教授と保井智貴教授の作品集制作における編集補助。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 

『7:14』中村至男 
/ 共同 / 2019年 ~ 2019年

グラフィックデザイナー中村至男の書籍『7:14』の中国版、製作進行。クレジット上ではプロデューサー
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 NEUE DESIGN EXHIBITION PROJECT

【その他】

グラフィックデザイン専攻冊子編集 
/ 共同 / 2014年 ~

グラフィックデザイン専攻紹介冊子の編集、執筆を担当。デザインは、平成23年〜平成25年まで長井健太郎准教授、平成26年度から高田唯准教授が担当。令和2年度版は永井裕明教授担当。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 東京造形大学

彫刻専攻冊子編集 
/ 共同 / 2015年 ~ 1016年

彫刻専攻紹介冊子の編集、執筆を担当。デザインは高田唯准教授。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
 東京造形大学




Gallery

  • 『20世紀デザインヒストリー』共著 プチグラパブリッシング
  • 『これ、誰がデザインしたの?』美術出版社
  • 『続・これ、誰がデザインしたの?』美術出版社刊
  • 『北欧デザイン 1 』プチグラパブリッシング刊
  • 『北欧デザイン 2』プチグラパブリッシング刊
  • 『北欧デザイン 3』プチグラパブリッシング刊
  • 『日本ブランドが世界を巡る』日経BP刊
  • 『スーパー』飛鳥新社刊
  • 『「北欧デザイン」の考え方 プロダクト、建築、テキスタイル 名作をつくった人と時代とアイデンティティ』誠文堂新光社刊