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東京造形大学附属美術館(横山記念マンズー美術館)



次回の展覧会

CSP6 人が人をつくる
CREATIVE SPIRAL PROJECT Vol.6
岩渕華林 棚田康司 西村知巳 山本竜基


上段左より岩渕華林《Chloris》2018年 和紙に墨、顔料、アクリル、シルクスクリーン 撮影:島田恒平(ギャラリー椿)、棚田康司《少年トルソ》2011年 樟材に彩色 撮影:宮島径 © TANADA Koji Courtesy
of Mizuma Art Gallery

下段左より西村知巳《久通 若宮様》2018年 タイプCプリント、 山本竜基《地獄図 (山本版)》2011-2013年 キャンバスにアクリル 撮影:佐藤勉 ©YAMAMOTO Ryuki Courtesy of Mizuma Art Gallery

2019年9月13日(金)~10月10日(木)

休館:日曜・祝日・9月20日(金)・10月2日(水)
※ただし9月16日(月・祝)は開館
開館時間:10:00-16:30 *9月21日(土)は19:30まで開館(入館は閉館の30分前まで)
入館無料

オフィシャルサイト:http://www.zokei.ac.jp/csp/

人が人をつくる

CSP(Creative Spiral Project)は、東京造形大学美術学科の教員が主体となり、東京造形大学を卒業した芸術家の発表支援と活動記録の蓄積を通じて、新たな芸術表現の育成と社会への還元を行うことを目的としたプロジェクトです。実行委員会の設定した主題を元にした展覧会と、出品作家とゲストモデレーターによるシンポジウムを開催し、その記録化を行なっています。第6回展は「人が人をつくる」です。造形芸術の長い歴史の中で、「人」は洋の東西を問わず常に対象とされてきました。原始美術の人を模した造形に始まり、ギリシャ彫刻では理想的な形と生々しい人体の間で表現が展開され、バロック絵画では劇的表現のために身振りや細かな所作表現が発展していきます。このような人体の似姿の追求の一方で、具体的な人物や、個性を持った物語の登場人物を表現する、ポートレートとしての造形も数多く制作されています。
今回参加する岩渕華林、棚田康司、西村知巳、山本竜基はそれぞれ版画、彫刻、写真、絵画というメディウムで「人」を扱った作品を制作しています。歴史的な積み重ねを経てもなお制作され続ける「人」に関わる作品の共通点と差異への眼差しを通して、今日における「人」の造形の在りようを捉えるきっかけになればと考えています。

CSP実行委員 
高橋淑人 保井智貴 末永史尚


出品者

■岩渕華林 (Karin IWABUCHI)
2009年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域卒業、2011年東京造形大学大学院美術研究領域修了。主な展覧会に個展「Metamorphosis」銀座三越7階ギャラリー(2018)、個展「Blooming」ギャラリー椿(2018)、「〜現代作家 70 名が描く、つくる〜吾輩の猫展」佐藤美術館(2017)などがある。装画・挿画も多数手掛ける。

蝶、花、女性。
私が描く、そのどれにも共通するものは、
変化の象徴であるということです。
日々を過ごすなかで、いつのまにか少女から女性となり、
結婚や出産だけでなく、とりわけ女性は変化への順応を求められます。
華という漢字は、中国語の簡体字では”十”に”化ける”と書いて表すそうです。
蝶へ変容する瞬間、蛹は何を思うのか。
“華”の背後にある葛藤まで含めた、人の生きる姿を描きたいと願います。

岩渕華林《Lily》2018年 和紙に墨、顔料、アクリル、シルクスクリーン 撮影:島田恒平(ギャラリー椿)



■棚田康司 (Koji TANADA)
1993年東京造形大学造形学部美術学科美術専攻II類(彫刻)卒業、1995年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2001年文化庁芸術家在外研修員としてベルリンに滞在、2016年インドネシア・バンドゥンおよびシンガポールにて滞在制作を行う。主な展覧会に個展「たちのぼる。」練馬区立美術館(2012)、「空間に線を引く – 彫刻とデッサン」 平塚市美術館(2019)などがある。

彫刻制作をする際、僕の視線は自身の内面に向いているようだ。作り上げるものをどのように存在させるのか?その存在はどの様なものなのか?自問自答を繰り返す。頭にある散在している言葉をかき集めて糸を紡いでいく感じは、まるでモデリング作業だ。そして集まった言葉に迫り向かっていく行為が、空間を削り彫り刻むカーヴィングの行為と重なる。外側の空間が削り取られることで現れてくる実体。要するに外の仕事をしながら視線は内に向いているのだ。視線と意識は常に素材と自身の内と外を行ったり来たり、、、。でも最も重要なことは、僕自身が彫刻に対して情熱をもってやっているかということなんだ。

棚田康司《記念日》2009年 樟板材に彩色、レース糸、真鍮針金 撮影:宮島径 © TANADA Koji Courtesy
of Mizuma Art Gallery



■西村知巳 (Tomomi NISHIMURA)
2002年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業、2004年映画美学校ドキュメンタリー初等科修了。2004年より集団制作キクプロジェクトの活動を開始。主な展覧会に個展「写真占い」Art Center Ongoing(2018)、「更紙展」いの町紙の博物館(2018年)、「ヤマガタ・ラフカット!」山形国際ドキュメンタリー映画祭(2015)などがある。

「写真と文章を並列する展示を続けています。文章は、写真を説明する位置付けというより、ひとえによい文章を探求している。というのも、言葉は写真とは異なる、言葉に固有のイメージを持つものだから。だから、そこには、写真で撮ったのと同一の事象を、言葉で以て追いかけたものが、併せて展示されている、と観客に見なして欲しいと思っています。
制作の対象は、主に「人間」になります。私は、人を取り巻く状況に、焦点を当てます。状況とは、人と切り離しがたく結び付いていると同時に、彼にとって乗り越えなければならない当のものではないでしょうか。写真と文章が、人の生きていくうえで、開示の意味を持つように努めます。」

西村知巳《渓流の姉妹》2018年 タイプCプリント

■山本竜基 (Ryuki YAMAMOTO)
2001年東京造形大学造形学部美術学科美術専攻I類(絵画)卒業、2002年東京造形大学研究生修了
2011年平成22年度ポーラ美術振興財団在外研修員として中国、北京にて研修、2015年インドネシア、
ルマ・キジャン・ミヅマにて滞在制作を行う。主な展覧会に個展 ミヅマアートギャラリー (2014)、
「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」森アーツセンターギャラリー (2017)などがある。

僕は漫画や映画がとても好きなのですが、一つ問題があります。
それは「時間がかかる」ということです。
漫画数冊分、映画1本で2時間近くかかります。例えば、タルコフスキーの映画は好きなのですが2時間見るのはけっこうつらいです。
「これを1秒で見れれば最高なのにな」とよく思います。
僕は絵画にはその可能性があると思っています。
絵画は1秒で見れます。絵画というジャンルの特質はその秒殺性にあります。
マンガ数冊分を一コマで見せる絵、映画2時間を一コマで見せる絵を僕は「一コマ絵画」と呼んでいます。
そんな夢のような絵を目標に日々制作をしています。

山本竜基《混沌図》2012-2014年 キャンバスにアクリル 撮影:宮島径 ©YAMAMOTO Ryuki Courtesy
of Mizuma Art Gallery



■関連イベント:事前申込不要・参加費無料
 ・シンポジウム
  日時:2019年9月21日(土)17:00~19:00
会場:東京造形大学12号館201教室(レクチャールーム)
パネリスト:岩渕華林 棚田康司 西村知巳 山本竜基
モデレーター:横山由季子(金沢21世紀美術館学芸員) 

・レセプションパーティー
日時:2019年9月21日(土)19:00~20:00
会場:東京造形大学10号館1階

本展企画:
CSP実行委員 
高橋淑人(東京造形大学教授)、保井智貴(同教授)、末永史尚(同准教授)

主催:
東京造形大学附属美術館
東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域・彫刻専攻領域 
CSP実行委員会

協力:
ミヅマアートギャラリー
ギャラリー椿
菊池 遼(東京造形大学絵画専攻助手)
菅原 玄奨(東京造形大学彫刻専攻助手)

美術館公式SNS
Instagram: tzuartmuseum
Twitter: @tzuartmuseum
Facebook:@TokyoZokeiUniversityArtMuseum


母袋俊也教授退職記念展

会期:2019年10月30日(水)~11月30日(土)


母袋俊也 浮かぶ像 ― 絵画の位置
退職記念展


「母袋俊也 絵画《TA・KO MO RO》-《仮構・絵画のための見晴らし小屋KOMORO》」
市立小諸高原美術館、2014

2019年10月30日(水)-11月30日(土)

休館日:日曜・祝日・11月7日 
開館時間:10:00~16:30(入館は閉館の30分前まで)
※11月4日(月・祝)、11月30日(土)は18:00まで開館
入館無料

東京造形大学附属美術館、
東京造形大学12号館1階ZOKEIギャラリー
東京造形大学10号館1階CSギャラリー、CSホール、10号館前芝生

 母袋俊也(1954年- )は東京造形大学絵画専攻を卒業後に渡独、1986年に複数パネル絵画様式の着想を得、1987年《神話の墓B №2》(4枚組)を制作、帰国します。以後、「絵画におけるフォーマートと精神性の相関」をテーマに制作と理論の両面で実践を重ねながら、絵画哲学とも呼ぶべき独自の思想を構築してきました。
 「浮かぶ像」「膜状化」「現出の場」「絵画の位置」などの概念は、その思想において特に重要な地位にあります。像は「現実の世界」と「精神的な世界」がわずかに重なり合う両義的な場に浮かび上がるもので、その位置にある絵画にはイデアの世界の表出が可能になると考えられるのです。「絵を描く者にとって、絵は正しくなければならない」という彼の言葉は、こうした思想に導かれるのです。
 東京造形大学退職記念となる本展では、附属美術館において〈TA〉〈奇数連結〉〈バーティカル〉〈Qf〉〈Himmel Bild〉という全系列を概観する展示を行います。また、CSギャラリーとその周辺で《小屋・現出の場》(2013年)と〈Himmel Bild〉を含むインスタレーションや《絵画のための垂直箱窓》(2012年)、《ヤコブの梯子》(2015年)などを、ZOKEIギャラリーで思想の概念図ともいえるプラン・ドローイングと絵画作品との関係や自筆の論考などを紹介します。
 フォーマート(画面の縦横比)研究の起首となった《神話の墓B №2》から最新作まで、年代的にも可能なかぎり網羅するこの展覧会では、母袋の絵画と思想を総体的に考えることのできる機会となることを目指します。


「母袋俊也 Koiga-kubo 1993/2017そして」奈義町現代美術館、2017年


「母袋俊也 Koiga-kubo 1993/2017そして」奈義町現代美術館、2017年


M377《TA・KY OB AS HI》アクリル・油彩/綿布、150×1030cm(8枚組)青梅市立美術館、2008年


「母袋俊也 Koiga-kubo 1993/2017そして」奈義町現代美術館、2017年

主催:東京造形大学附属美術館
協力:母袋俊也退任記念展実行委員会