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私にとってのニュードキュメンタリーとは    丸山 栄子

 


We are here 2011



。東日本大震災 3.11から疑似体験した思いをかたちにしたいと考え、5月からモデルを使いトルソを制作しました。
ダリの、「絵画とは、、、手づくりの色彩写真であると定義を下している。」が、 私は、具象彫刻は想像的、手づくりの立体写真であり、今回の取組みは「私にとってのニュードキュメンタリー」と考えました。復興を願い、豊穣のシンボル、女性像にしました。表情は拒絶・怒りを通り越し、あきらめの境地です。
国内で被災直後の報道写真を芸術的に撮ることは、被災者に対し不遜と考えられ好まれず、見えた通りに写されていると思います。
3.11をタイトルに入れかね、技巧的ではなく素のままの仕上げにしたのは、不遜に思われないようにという気持ちが働きました。
その結果、モニュメンタリックで、非難は受けないが作品になっていないと感じられる由縁だと思います。(タイトルは震災の瞬間の第一声、避難所の掲示板の張り紙より)
後期の作品は「DANBE  1951」
これからも社会を語っていきたいと思います。
あとがき
特に前期のグループ内での話し合いでは、メンバーから力をもらいました。
 

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