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授業日誌 / 1月7日

2013年01月20日  カテゴリー:講義ノート


謹賀新年!

 

ペドロ・コスタによる「あなたの微笑みはどこに隠れたの?」のTV放映版、

「映画作家ダニエル・ユイレ、ジャン=マリー・ストローブ」(72分)と、制作中の暗室作業でもたらされる発想の会話を主題としたホンマ作品を見る。

「映画作家・・・・」の二人(夫婦)は完全な共同作業による制作を行うことからその作品群は通常「ストローブ=ユイレ」と表記される。

ペドロ・コスタによるこの作品からは、なぜこのように執拗な編集(つくりあげること)を必要とするのかという問題を提起されよう。

授業日誌 / 12月17日

2013年01月01日  カテゴリー:講義ノート


ともに社会の病巣を主題とした、

ペドロ・コスタの「ヴァンダの部屋」(の最後の井部分)

ワイズマンの「High School」

を再見。主題へのアプローチの仕方の相違点を話し合いました。

授業日誌 / 12月10日

2012年12月12日  カテゴリー:講義ノート


ゴダール「ONE  PLUS  ONE」(1968)―抜粋

ペドロ・コスタ「何も変えてはならない」

両作品から音楽が立ち上がる(生成される)シーンを見る。イメージの出自の喩えを見ることができる。

しかし二つの視線の違いが興味深い。<レコーディング・シーン」を通じて、「分離と同化」を見つめる視線、あるいは対象に対する距離のとり方の違いがみられる。

<ニュー ドキュメンタリー>と名づける領域が仄見えるたとえ。

授業日誌 / 12月3日

2012年12月12日  カテゴリー:講義ノート


ペドロ・コスタ「骨」、「ヴァンダ」二作品を見る(抜粋)。

二作品にある共時性、持続性、それらが見るものに沁み込んでゆく実感(混乱と差異、および身体化―リアリティー)をめぐっての話題とともに。

なお、5日(水曜日)18時より、サテライト教室で「ペドロ・コスタ特別講義」。

授業日誌 / 11月26日

2012年11月30日  カテゴリー:講義ノート


授業日誌 / 11月19日

2012年11月20日  カテゴリー:講義ノート


2010年カンヌ映画祭最高賞(パルムドール)受賞作、タイのアピチャッポンの作品、「ブンミおじさんの森」を見ました。

現代アーティストの柔軟な思考性が際立つ事例です。

アビチャッポンについては次週も引き続き話題として進めてゆく予定です。

授業日誌 / 11月12日

2012年11月18日  カテゴリー:講義ノート


今週は学生による<講義>。柏屋、狩野両君が試みました。

柏屋:目下準備中の映画について、フィールドワークをアイデアソースとする試行例をテーマとして。
狩野:「反芻」の構造やコンセプトをテーマとして。

授業日誌 / 11月5日

2012年11月06日  カテゴリー:講義ノート


ゲスト講師に認知科学分野における生態心理学を専攻する野中哲士先生(吉備国際大学保健福祉研究所)をお迎えしました。
テーマは、「人のふるまいと環境性」。人のふるまいは何の関数(函数)になっているか、環境の何を特定しているかについての話。
「環境はふるまいがつながる無数の機会(アフォーダンス)と、それを特定する無尽蔵な潜在的情報の宝庫」だとして、人と環境との双方向性を考察する新たな視点を示唆されました。

授業日誌 / 10月29日

2012年11月05日  カテゴリー:講義ノート


前週22日はCS祭のため休み。

この日は、ダイ・ヴォーンのエッセイ「光りあれ」を読んで「自生性」についての話題、「In public」やゴダールの映画が意味を構成する「虚構世界」をいかに「世界」に開くのかについての話題、これらを通じて各自の問題意識をあらためるためのフリートークを行いました。

授業日誌 / 10月15日

2012年10月18日  カテゴリー:講義ノート


「イン・パブリック」(ジャ・ジャンクー、2001年、中国)

「略称連続射殺魔」

および、メカスのショート・フィルムを、「断片を集積する」視点から見てみました。

オンラインレポート>>Archives

new DOCUMENTARY 狩野嵩大
[2012年2月1日]
ある日、群馬の実家からリンゴが届いた。 立派なリンゴが、それも大量にである。 何故、みかんでは無くリンゴなのか。まず私はリンゴとみかん、どちらが好きかと言えば、... 続きを読む >

ニュードキュメンタリーという授業を通じて
[2012年2月1日]
美術研究領域 彫刻専攻 竹内陵太朗 遅くなりました。すみません。 この授業は、いろいろ考えさせられました。考えても、答えなんか出ないというモヤモヤ感に苛まれて ... 続きを読む >

わたしのニュードキュメンタリー。 内山 歩
[2012年2月1日]
私にとってのニュードキュメンタリー。   ニュードキュメンタリーってなんでしょう。   震災前と後では、随分変わった。でも、正直全然変わって... 続きを読む >

ニュードキュメンタリーとは 絵画 生井沙織
[2012年2月1日]
虚構が事実を浸食しその姿こそが現実となり、もはや虚構ではなくなる。そしてそれは繰り返される。 私はそのようなことに強く惹かれるし、それがニュードキュメンタリーの... 続きを読む >

私のニュードキュメンタリー
[2012年1月31日]
美術研究領域 152001 青木亜由美 写真の表現ひとつでも、人によって受け取り方も、感じ方も全然違うことを痛いほど痛感した授業でした。 普段つっこみずらいとこ... 続きを読む >

ニュードキュメンタリーとは
[2012年1月31日]
デザイン専攻領域 151002 石井佑典 私はデザイン科で学んでいるので、映像作品や写真などを見ると何かしらの意味を求めてしまう。 例えば最近 au のロゴマー... 続きを読む >

絵画 清原亮
[2012年1月31日]
私は写真や日記などで記録をとっていたことがほとんどありません。ブログも書かないし、ツイッターも見るだけです。だから私にとっての「ニュードキュメンタリー」といわれ... 続きを読む >

絵画 清水信幸
[2012年1月31日]
これらの写真は、絵を描く前にモチーフをセットし、記録と資料のため撮ったものです。 幼い頃から僕は、目の前にある物を並べたり、積み上げたりして、出来たものを眺めて... 続きを読む >

ニュードキュメンタリーとは何か‥‥
[2012年1月31日]
デザイン専攻151023山田真弓 映画の事はわからないので最近見たドキュメンタリーから探ってみようと思う。 「チェルノブイリハート」2003 監督マリアン・デレ... 続きを読む >

モラルと芸術性 日橋 慶充
[2012年1月30日]
デザイン研究領域1年 151019 日橋  慶充 私が授業内でニュードキュメンタリーを強く意識したのは、スーザン・ソンタグの「他者の苦痛へのまなざし」について議... 続きを読む >

私にとってのニュードキュメンタリー 大橋玄
[2012年1月30日]
私は大学院で写真を専攻し、近所の郊外の風景を撮り続けている。撮影から家に帰ってくると、その日に見た出来事をノートに記録している。日時、天気、気温、歩いた道筋、道... 続きを読む >

文章嫌いの日記 小泉奏子
[2012年1月30日]
    授業内で日記という議題が出たとき、非常にドキっとした。私は日記を書いた事が無いようなものだから。 「私は日記を書いた事が無い」とはっ... 続きを読む >

私のドキュメンタリー 三上麻里
[2012年1月30日]
先日土曜日、フジテレビ「サイエンスミステリー2012見えざる禁断の世界Ⅱ」にてシャム双生児のドキュメンタリーが放送された。カナダに住むタチアナとクリスタという五... 続きを読む >

わたしのニュードキュメンタリー 安達裕美佳
[2012年1月29日]
私たちは生きていく中で様々な場面に出くわす。 私は誰もがするように「これだ」と思うシーンを写真に残す訳だが、 撮った時果たしてそれが何であるのかを自分でもよく理... 続きを読む >

365日の記憶  李暁晨151025
[2012年1月29日]
これは1年の間撮った写真です。 この写真を組んで365日の記憶になりました。 この1年に、いいことか、悪いことか、たくさんあります。 造形大学に入学でき、皆さん... 続きを読む >

365日の記憶  李暁晨151025
[2012年1月29日]
<img alt=”" src=”http://i599.photobucket.com/albums/tt74/lxccxl/3... 続きを読む >

わたし/ニュードキュメンタリー  滝川おりえ 
[2012年1月27日]
中学、高校の頃、私は周囲の人やもの場所を熱心に写真に収めていたけれど上京して数年し、それらに目を向ける事に興味がなくなってしまった。 当時の熱烈さの所以は私の観... 続きを読む >

デザイン 今井将紀
[2012年1月27日]
この一年間で写真とは、記録とは、ドキュメンタリーとは、と様々なことを考えさせられました。 折しも東日本大震災が発生してしまい、報道や記録、写真やメディアという媒... 続きを読む >

彫刻 阿部美帆
[2012年1月26日]
「1994年の絵日記」 阿部美帆 小学校1年の夏休みに「絵日記」という宿題がありました。 宿題自体は3枚程度でしたが、母親の意向で8月1日〜8月31日まで毎日描... 続きを読む >

私にとってのニュードキュメンタリーとは    丸山 栄子
[2012年1月23日]
  。東日本大震災 3.11から疑似体験した思いをかたちにしたいと考え、5月からモデルを使いトルソを制作しました。 ダリの、「絵画とは、、、手づくりの... 続きを読む >