
小林 貴史
コバヤシ タカシ / KOBAYASHI Takashi
職位:教授
担当専攻領域/科目群:教職課程、大学院
- プロフィール
- 経歴詳細
- 教育活動
- 職務上の実績
- 研究活動
研究分野
美術・造形教育
Art Education
略歴
2005年4月1日着任/1961年東京都生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。東京都公立中学校(1984年~90年)、国立大学附属小学校(1990年~2005年)における21年間の教師生活を経て現職。創造主義教育としての造形活動を支える歴史的背景とシステムの顕在化をテーマに研究を進めるとともに、ワークショップをもとにした社会的教育活動を実践している。『小学校図画工作科教科書』の編集及び執筆に携わる。所属研究団体は、大学美術教育学会、美術科教育学会、造形教育センター、美術教育連合。
学歴
1980年 4月 | 東京学芸大学教育学部初等教育教員養成課程美術選修入学 |
1984年 3月 | 東京学芸大学教育学部初等教育教員養成課程美術選修卒業 |
2001年 4月 | 東京学芸大学大学院教育学研究科美術教育専攻入学 |
2003年 3月 | 東京学芸大学大学院教育学研究科美術教育専攻修了 (教育学修士) |
職歴
1984年 4月 ~ 1987年 3月 | 東京都江東区立第二南砂中学校教諭 |
1987年 4月 ~ 1990年 3月 | 東京都板橋区立高島第一中学校教諭 |
1990年 4月 ~ 2005年 3月 | 東京学芸大学附属大泉小学校文部教官教諭 |
2003年 4月 ~ 2005年 3月 | 東京造形大学非常勤教員 |
2004年 4月 ~ 2005年 3月 | 東京学芸大学附属大泉小学校教頭 |
2005年 4月 ~ 2010年 3月 | 東京造形大学造形学部助教授 |
2010年 4月 | 東京造形大学造形学部教授 (現在に至る) |
学会及び社会における活動等
1990年 4月 | 大学美術教育学会会員 (現在に至る) |
1994年 4月 | 美術科教育学会会員 (現在に至る) |
賞罰
2010年 12月 | 財団法人日本教育研究連合会「教育研究賞」 |
教育方法の実践例
小・中学校での教育実践を生かした大学での教職課程の授業研究
/ 2003年
4月~
21年間にわたる小・中学校における教職経験を生かし、教職課程の授業において、コンピューター、ビデオ、スライド等の視覚教材を活用しながら、具体的かつ実践的な指導にあたっている。
学生の学校教育活動への参加を通した学外での実践教育活動の実施
/ 2003年
12月~
小学校にて実施されている展覧会において、その展示準備や、小学生による造形活動(展覧会会期中に行われるつくる活動)に大学生が自主的に参加し、ともに活動する企画を計画、運営している。このことによって、教育実習とは違う側面から大学生が教育活動に参加する機会を設けるとともに、小学校や中学校と大学がともに連携する中から、新たなカリキュラムあり方を探ることも期待されている。
学生による公立美術館におけるワークショップの実施
/ 2006年
8月~
これまで練馬区立美術館、横浜市民ギャラリーならびに相模原市立博物館における子ども対象のワークショップにゼミナールとして参加し、事前の教材研究をもとにした活動内容の検討から当日の指導を含めた実践的な力を獲得させている。また、この活動を通して造形活動と社会教育のかかわりについて考える機会としている。
造形授業研究会における授業公開をもとにした実践研究
/ 1998年
8月~
筑波大学附属小学校を会場として、授業公開をもとに全国の参加者とともに現代の教育課題に即した授業実践についての研究を深めている。
また、各種ワークショップを通して題材開発に取り組み、新たな材料や用具の活用とその教育的価値を授業実践に還元している。
造形教育センターにおける異学年(幼・小・中・高・大)を通した造形教育研究
/ 1993年
12月~
造形教育センターにおける月例研究会、夏の研究大会を通して、異学年にまたがる造形教育の理論ならびに実践の研究を深めている。また、その成果をホームページ上で公開している。
教職自主ゼミナールの指導
/ 2005年
4月~
教員を目指す学生による教職自主ゼミナールにおいて、具体的な事例をもとに現在の教育に求められる資質や課題の解決について指導にあたっている。
大学院プロジェクト科目における地域との連携
/ 2007年
4月
~
2011年
3月
大学院プロジェクト科目「Hachioji影絵プロジェクト」の実践において、八王子の地域との連携を柱に、八王子市郷土資料館、旧戸吹町会館などでの公演を行っている。また、プロジェクトでの研究成果を「学生と市長とのふれあいトーク」にて発表し、優秀賞を受賞している。
作成した教科書、教材
文部省検定教科書図画工作1~6 (開隆堂出版)
/ 2000年
4月
文部省検定教科書・図画工作として全国の小学校において使用される
図画工作学習指導書(開隆堂出版)
/ 2000年
4月
文部省検定教科書・図画工作の教師用指導書として使用される。
文部省検定教科書図画工作 1・2上~5・6下(開隆堂出版)
/ 2002年
4月
文部省検定教科書・図画工作として全国の小学校において使用される。
図画工作学習指導書(開隆堂出版)
/ 2002年
4月
文部省検定教科書・図画工作の教師用指導書として使用される。
図画工作教授用準拠掛図(開隆堂出版)
/ 2002年
4月
図画工作科の授業において指導のための補助教材として使用される。
小学校図画工作科教授用資料・スチレンボードで版を楽しむ
/ 2002年
11月
版画の新たな可能性として版づくりや刷りの工夫について解説している。全国の小学校において使用される。
文部省検定教科書図画工作 1・2上~5・6下(開隆堂出版)
/ 2005年
4月
文部省検定教科書・図画工作として全国の小学校において使用される。
図画工作学習指導書(開隆堂出版)
/ 2005年
4月
文部省検定教科書・図画工作の教師用指導書として使用される。
図画工作教授用準拠掛図(開隆堂出版)
/ 2005年
4月
図画工作科の授業において指導のための補助教材として使用される。
アート教育を学ぶ人のために(世界思想社)
/ 2005年
4月
造形活動と場所との関わりをもとに「もの」「こと」について実践的に論考。竹内博・春日明夫・長町光家・村田利裕 編。第1章、第3節「あそびと造形との新たな結びつき」を担当。「美術科教育法」ならびに「工芸科教育法」の授業において使用している。
よくわかる図画工作『評価』のしかた(開隆堂出版)
/ 2008年
5月
図画工作の評価について、実際の授業における児童の活動をもとに評価のポイントを解説している。佐々木達行・小林貴史編著。
図工の授業をデザインする(東洋館出版社)
/ 2008年
8月
図工の実践を、学校行事や季節に合わせて解説している。
教育上の能力に関する評価(自己評価)
a) 指導上の留意点 / 2011年 4月1日
(1)具体的な実践例をもとに、ビデオや具体物を活用しながら学生の理解を深めるように心がけている。
(2)板書を十分に活用し、講義の内容を視覚的にも整理しながら授業を展開している。
(3)授業内において学生のグループによる討議や発表の機会を設け、学生どうしが学び合える場を大切にしている。
(4)課題として制作した作品が、教育実習などにおいても学生自らが活用できるように、より実践的な取り組みを心がけている。
(5)フィールドワークを取り入れ、その取り組みから学生自らが課題を発見し、解決していくプロセスを重視することによって、学びの核となるものへの理解を深めるように心がけている。
b) 目標とする研究テーマ / 2011年 4月1日
(1)美術大学としての専門性を生かしながら、造形活動と教育とのかかわりを学生自らが主体的に探求し、教職としての資質能力を高めていけるような指導の工夫とカリキュラムの検討。
(2)小・中・高の学校教育や公立美術館などの社会教育との連携による、学生のより実践的な力の獲得の実現と、大学教育の可能性の追求。
(3)造形活動における関係性をテーマとし、「もの」や「こと」のとらえと想像力の働きを研究している。
(4)日本における造形教育の変遷について、普通教育ならびに専門教育と民間教育運動との関係から研究している。
実務経験を有する者についての特記事項
美術科教育学会シンポジウム「教育改革の動向と美術教育」パネリスト(会場:お茶の水女子大学附属中学校)
/ 1996年
12月
パネリストとして、教育改革の動向をふまえて、小・中学校における美術教育のあり方について「造形・美術教育の再構築への課題」を提案する。
埼玉県川越市造形教育研究会講師(川越市教育委員会)
/ 1999年
12月
研究会講師として、造形教育の学びとしての重要性とカリキュラムの見直しについて講演。
宮城県仙台地区小学校教育研究会図画工作部研修会講話ならびに実技研修講師 (宮城県教育委員会)
/ 2000年
10月
研修会講師として、「高学年における楽しい造形活動(造 形あそび)について」をテーマに講演、ならびに実技研修を指導する。
第23回美術科教育学会筑波大会・美術教育の課題と授業研究部会提案発表(会場:筑波大学)
/ 2001年
3月
「学校現場における授業研究の現状と課題」をテーマに、提案発表。
美術教育連合造形・美術教育フォーラムパネリスト(会場:東京・茗渓会館)
/ 2001年
5月
「新学習指導要領とこれからの造形・美術教育のあり方」をテーマにパネリストとして提案。
新潟県三条市図画工作部実技講習講師(三条市教育委員会)
/ 2001年
6月
実技講習会講師として、「彫り進み版画の制作」を指導。
国本小学校初任者研修会「図画工作についての実技指導」講師
/ 2001年
9月
実際の図画工作科授業の指導ならびに、実践例をもとにした講話。
日本アニメーション学会第4回大会シンポジウム「初等・中等教育とアニメーション」パネリスト(会場:東京造形大学)
/ 2002年
6月
パネリストとして「子どもにとってのアニメーション・アニメーションからみえてくるもの」をテーマに提案。
埼玉県本庄市図画工作部実技講習会講師(本庄市教育委員会)
/ 2002年
8月
実技講習会講師として、「スチレン版による彫り進み版画の制作」を指導。
千葉県八街市図工・美術研修会講師(八街市教育委員会)
/ 2002年
10月
研修会講師として「図工・美術における評価等について」をテーマに講演。
山形県山形市小学校教育研究会図画工作科研修会講師(山形市教育委員会)
/ 2002年
12月
研修会講師として「あたらしい版画教材の実技指導を通した指導法の研修」をテーマに講演ならびに実技指導。
新潟県村上市図画工作科実技講習会講師(村上市教育委員会)
/ 2002年
12月
実技講習会講師として、「スチレン版による彫り進み版画の制作」を指導。
東京女学館小学校研究会講師
/ 2006年
6月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに講演。
.神奈川県藤沢市小学校教育研究会図画工作部会・実技講習会講師(藤沢市教育委員会)
/ 2003年
6月
実技講習会講師として、「スチレン版画のいろいろな技法」を指導。
江戸川区図画工作部実技研修会講師(江戸川区教育委員会)
/ 2004年
9月
実技研修会講師として、「低学年のスチレン版画の指導」を指導。
静岡県志太教育研究集会講師
/ 2006年
8月
研究会講師として絵画指導についての講演。
練馬区教育会図画工作部会講師(練馬区教育委員会)
/ 2005年
6月
研究会講師として「学びとしての造形活動」をテーマに講演。
東京都図画工作研究会城東大会「ひろがり」分科会講師
/ 2005年
7月
分科会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに講演。
調布市図画工作科研究会講師(調布市教育委員会)
/ 2005年
10月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに講演。
東京都図画工作科研究会・江東区図工部会講師(江東区教育委員会)
/ 2005年
11月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに講演。
第44回東京都図画工作研究大会・城東大会分科会講師
/ 2005年
12月
分科会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに講演。
文京区立汐見小学校研究会講師(文京区教育委員会)
/ 2005年
12月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに講演。
石川県白山市教育研究会講師
/ 2006年
8月
実技研修会講師として「彫り進み版画」の制作指導。
西東京市図画工作部研究会講師(西東京市教育委員会)
/ 2006年
9月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに「あそびと造形にある学び」をテーマに講演。
文京区立林町小学校研究会講師
/ 2006年
10月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに「表現することと子どもの学び」をテーマに講演。
江戸川区立大杉東小学校研究会講師
/ 2006年
10月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに「造形活動における学び合い」をテーマに講演。
世田谷区立小学校教育研究会図画工作研究部会講師(世田谷区教育委員会)
/ 2006年
10月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに「造形活動における学び合い」をテーマに講演。
練馬区教育会図画工作部会講師
/ 2006年
11月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに「しなやかさと豊かさの造形」をテーマに講演。
文京区立汐見小学校研究会講師
/ 2006年
11月
研究会講師として授業実践に対する指導講評、ならびに「描くことと自らを開くこと」をテーマに講演。
その他
八王子産学公連携機構第2マッチング推進部会リエゾンプロデューサー
/ 2006年
4月<br />
~
2009年
3月
大学における研究活動と八王子市ならびに産業との連携を図るために、リエゾンプロデューサーとしてそのマッチングを推進する。また、その成果として研究成果発表講演会と活性化アイデア発表会を企画、運営する。
資格、免許
・教員免許 | 1984年 3月 | 小学校教諭一級普通免許(東京都教育委員会 昭59小一普第875号) |
・教員免許 | 1984年 3月 | 中学校教諭一級普通免許 教科 美術(東京都教育委員会 昭59中一普第3228号) |
・教員免許 | 1984年 3月 | 高等学校教諭二級普通免許 教科 美術(東京都教育委員会 昭59高二普第3277号) |
・教員免許 | 2003年 10月 | 小学校教諭専修免許(東京都教育委員会 平15小専第56号) |
・教員免許 | 2003年 10月 | 中学校教諭専修免許 教科 美術 (東京都教育委員会 平15中専第207号) |
・教員免許 | 2003年 10月 | 高等学校教諭専修免許 教科 美術 (東京都教育委員会 平15高専第261号) |
特許等
現在公開している情報はありません。 |
実務経験を有する者についての特記事項
教頭としての学校経営上の指導
/ 2004年
4月~
東京学芸大学附属大泉小学校における教頭として、学校の教育活動が豊かに営まれるように年間のさまざまな活動を計画、運営する。また、その実施にあたり職員個々の能力を生かすとともに、相互の連携と協力をはかる。
中学校における教科ならびに学級指導
/ 1984年
4月
~
1987年
3月
東京都公立中学校において、美術科教師として造形教育の指導にあたるとともに、学級担任として家庭、地域との連携を図りながら生徒の指導にあたる。また、特別活動主任として、各種学校行事の運営や生徒会活動の指導に取り組む。
教育実習生の指導
/ 1990年
9月~
公立中学校ならびに、東京学芸大学附属大泉小学校において、年間100名以上の教育実習生を受け入れ、指導にあたる。そこでは、教科の授業実践とともに生活指導ならびに特別活動等の実際に関わることから、教育者としての資質の向上を目指したプログラムを実施する。
造形教育センター研究部次長
/ 1993年
12月
~
1995年
12月
研究部次長として、デザイン教育と造形教育におけるその展開についての研究を進める。また、月例研究会の企画・運営、ならびに夏の研究大会の計画・実施に携わる。
文部科学省・財団法人美育文化協会『美育文化』編集委員
/ 1996年
12月
~
1999年
12月
編集委員として美術教育誌『美育文化』の企画、編集に携わる。
造形教育センター研究部長
/ 1997年
12月
~
1999年
12月
研究部長として、基礎デザインと構成教育の研究を進める。また、月例研究会の企画・運営、ならびに夏の研究大会の計画・実施に携わる。
造形教育センター研究部次長
/ 1999年
12月
~
2001年
12月
研究部次長として、造形教育における工作・工芸教育についての研究を進める。また、月例研究会の企画・運営、ならびに夏の研究大会の計画・実施に携わる。
文部科学省・財団法人総合初等教育研究所研究委員図画工作科主任
/ 2000年
8月
~
2003年
2月
図画工作科主任として、教科の独自性と他教科との知の総合化についての研究を進める。
造形教育センター研究部次長
/ 2001年
12月
~
2003年
12月
研究部次長として、造形教育における構成デザインについて研究を進める。また、月例研究会の企画・運営、ならびに夏の研究大会の計画・実施に携わる。
造形教育センター研究部次長
/ 2003年
12月
~
2004年
4月
研究部次長として、造形教育における基礎造形について研究を進める。また、月例研究会の企画・運営に携わる。
造形教育センター事務局長
/ 2004年
4月
~
2005年
12月
事務局長として、研究会の企画・運営、ならびに本部会計に携わる。
社団法人美術教育連合理事
/ 2007年
5月~
美術教育連合理事として研究局の役職に携わる。
造形教育センター委員長
/ 2007年
8月
~
2009年
12月
委員長として、造形教育センターのすべての活動の企画、運営に携わる。
その他
東京学芸大学附属学校研究会研究推進委員会委員
/ 2002年
4月
~
2004年
3月
研究推進委員として、各校、各教科の研究ならびに大学とのプロジェクト研究の推進と調整を図る。また、東京学芸大学芸術館を会場として研究全体会を開催することによって、各校、各教科の研究の成果を発表、交流できる場を設ける。
旧中央研修(各地域の中核となる校長・教頭等の育成を目的とした研修)修了
/ 2004年
9月
文部科学省共催・平成16年度第3回中堅教員研修(筑波・教員研修センター)において所定の課程を修了する。研修においては、「教育改革の推進」、「学校経営・組織マネジメント」、「学校教育の今日的課題と対応策」を柱に研究を深める。
世界児童画展審査員
/ 1997年
1月
世界児童画展審査員として、世界の児童画を対象とした選考の審査にあたる。
財団法人日本科学技術振興財団・審査WG委嘱員
/ 2000年
3月
ミレニアム・プロジェクト「21世紀の科学技術-夢と希望を語ろう」意見募集審査WG委嘱員として児童作品の審査にあたる。
第24回全国児童画コンクール審査員
/ 2005年
10月
全国児童画コンクールの審査員として、全国の幼児と小学生の作品の審査にあたる。
第36回世界児童画展審査員
/ 2006年
1月
世界児童画展・海外の部・中央審査会において、審査員として児童の作品の審査にあたる。
埼玉県小中学校児童生徒美術展さいたま市地区展審査員
/ 2006年
1月
審査員として美術展の作品審査及び講評を行う。
第25回全国児童画コンクール審査員
/ 2006年
10月
全国児童画コンクールの審査員として、全国の幼児と小学生の作品の審査にあたる。
◆著書
小学校図画工作科指導細案1年
/ 共同 / 1994年
2月
小学校図画工作科における題材指導細案集(90頁-97頁)。小林貴史・橋本光明 他共著。
【発行所/発表場所】
明治図書
小学校図画工作科 指導細案2年
/ 共同 / 1994年
2月
小学校図画工作科における題材指導細案集(90頁-97頁)。小林貴史・橋本光明 他共著。
【発行所/発表場所】
明治図書
絵がたのしくかける本 8巻
/ 単独 / 1995年
4月
小学中・高学年向き絵画技法書。8巻では、『空想や物語の絵をかこう』と題し、想像的絵画表現のポイントをさまざまな題材をもとに、作品例を示しながら解説。
【発行所/発表場所】
ポプラ社
生きる力が育つ学校教育の創造・知の総合化を目指す授業
/ 共同 / 2003年
2月
自分の考えや思いを創造的に表現する力を育てるための各教科のあり方について、教科の独自性からの論考(106頁-107頁、126頁-127頁)。財団法人総合初等教育研究所編集。
【発行所/発表場所】
文溪堂
アート教育を学ぶ人のために
/ 共同 / 2005年
4月
造形活動と場所との関わりをもとに「もの」「こと」について実践的に論考。竹内博・春日明夫・長町光家・村田利裕 編。第1章、第3節「あそびと造形との新たな結びつき」を担当。(再掲)
【発行所/発表場所】
世界思想社
小学校図画工作科・指導と評価一体化の授業展開
/ 共同 / 2005年
5月
図画工作科における指導と評価の一体化について授業の展開例をもとに解説(115頁-124頁)。小林貴史・片岡眞幸 他共著。
【発行所/発表場所】
明治図書出版株式会社
学習をつくる生活をつくる自分をつくる・豊かな学力はどう育てるか
/ / 1995年
4月
東京学芸大学附属大泉小学校の教育課程とそれに基づく実践事例研究のうち、図画工作科における造形活動を育むサイクルについて実践をもとに考察(107頁-114頁)。 児島邦宏・東京学芸大学附属大泉小学校編著。
【発行所/発表場所】
ぎょうせい
文部省検定教科書図画工作1~6
/ / 2000年
2月
文部省検定教科書・図画工作の1年から6年までの著作ならびに編集。小林貴史(日本造形教育研究会)編著。(再掲)
【発行所/発表場所】
開隆堂出版
図画工作学習指導書
/ / 2000年
4月
文部省検定教科書・図画工作の教師用指導書の1年から6年までの著作ならびに編集。小林貴史(日本造形教育研究会)編著。(再掲)
【発行所/発表場所】
開隆堂出版
文部省検定教科書図画工作1・2上~5・6下
/ / 2002年
2月
文部省検定教科書・図画工作の1年から6年までの著作ならびに編集。小林貴史(日本造形教育研究会)編著。(再掲)
【発行所/発表場所】
開隆堂出版
図画工作学習指導書
/ / 2002年
4月
文部省検定教科書・図画工作の教師用指導書の1年から6年までの著作ならびに編集。小林貴史(日本造形教育研究会)編著。(再掲)
【発行所/発表場所】
開隆堂出版
文部省検定教科書図画工作1・2上~5・6下
/ / 2005年
2月
文部省検定教科書・図画工作の1年から6年までの著作ならびに編集。小林貴史(日本造形教育研究会)編著。(再掲)
【発行所/発表場所】
開隆堂出版
図画工作学習指導書
/ / 2005年
4月
文部省検定教科書・図画工作の教師用指導書の1年から6年までの著作ならびに編集。小林貴史(日本造形教育研究会)編著。(再掲)
【発行所/発表場所】
開隆堂出版
図工の授業をデザインする
/ 共同 / 2008年
8月
図工の実践を、学校行事や季節に合わせて解説。造形授業研究会編。
【発行所/発表場所】
東洋館出版社
桑沢学園と造形教育運動 普通教育における造形ムーブメントの変遷
/ 共同 / 2010年
11月
桑沢学園とそこにかかわる人々の教育活動をもとに、戦後の普通教育における造形ムーブメントの変遷について考察する。
【発行所/発表場所】
学校法人桑沢学園
よくわかる図画工作『評価』のしかた
/ 共同 / 2008年
5月
図画工作の評価について、実際の授業における児童の活動をもとに評価のポイントを解説。佐々木達行・小林貴史編著。
【発行所/発表場所】
開隆堂出版
◆学術論文
造形活動における関係性の研究-「もの」や「こと」のとらえと想像力-
/ 2003年
3月
本論文では、教育の今日的課題を見据えつつ、造形活動の学びとしての意味と価値を明らかにしている。そこでは、造形活動における関係性を取り上げ、そのモデルを構造化した。そして、この造形活動の過程をスパイラルに高めていく想像力の働きを「もの」を「こと」として開き、両者を結びつけていくものとして仮定し、具体的な実践をもとに考察した。
【発行所/発表場所】
修士論文(東京学芸大学大学院教育学研究科美術教育専攻)
造形活動におけるものやこととの関係性
/ 2001年
3月
さまざまな感覚と関係性と造形活動におけるコミュニケーションについて実践をもとに考察した。そこでは、造形活動を自己との対話、他者への発信としてとらえ、イメージの共有を実際の活動の中から検証した。日本美術教育研究紀要台34号(3頁-10頁)。
【発行所/発表場所】
社団法人日本美術教育連合
造形活動におけるものやこととの関係性II
/ 2002年
3月
想像力の働きを核として、造形活動における関係性とそのプロセスを構造化した。実践では、造形活動を通してさまざまな意味を開き、総体化していく姿を考察した。日本美術教育研究紀要台35号(33頁-40頁)。
【発行所/発表場所】
社団法人日本美術教育連合
造形活動におけるものやこととの関係性III
/ 2003年
3月
造形活動における関係性について、場所との関わりをもとに実践を通して考察した。ここでは、日常の場所が持つ意味が開かれ、造形活動を通して結びつけられていく姿を検証した。日本美術教育研究紀要台36号(51頁-58頁)。
【発行所/発表場所】
社団法人日本美術教育連合
地図とその創造性
/ 1997年
2月
地図の持つ意味と創造的な造形活動とのつながりについて実践を通して考察した。美育文化vol.48、No.2(44頁-47頁)。
【発行所/発表場所】
教育文化協会
時間と空間が織りなす絵巻物
/ 1995年
7月
子どもの絵巻物づくりから、絵画表現における時間軸の存在と空間表現との関連を考察した。教育美術No.637(20頁-23頁)。
【発行所/発表場所】
教育美術振興会
さまざまな感じ方をもとに「見方・感じ方・感じ方」の違いを生かす描画活動
/ 1992年
3月
題材実践をもとに、多様な描画活動のあり方をその指導とともに考察した。
東京学芸大学附属大泉小学校研究紀要(128頁-133頁)。
【発行所/発表場所】
東京学芸大学附属大泉小学校
色の認識と発達IIトーン系列から見た色の嗜好と変容
/ 1992年
3月
小・中・高・養護の児童、生徒の色の嗜好調査から、その発達と変容の関連をトーン系列を視点として考察した。東京学芸大学附属学校研究紀要第20集(103頁-104頁)。小林貴史・石川誠。
【発行所/発表場所】
東京学芸大学附属学校研究会
造形活動における想像力と創造性
/ 1997年
8月
創造性の核としての想像力をとらえ、その働きを造形活動の実際を通して考察した。日本美術教育研究会研究紀要No.22(31頁-33頁)。
【発行所/発表場所】
日本美術教育研究会
冒険としての造形-入口をつくること-
/ 1998年
7月
造形活動を冒険としてとらえ、そこでの自己との関わりについて実践を通して考察した。美育文化vol.48、No.7(32頁-37頁)。
【発行所/発表場所】
美育文化協会
感じてつくろう
/ 1999年
3月
造形活動における感覚の有用性について、材料との関わりと発想の展開について実践をもとに考察した。東京学芸大学教育学部附属大泉小学校研究紀要(63頁-66頁)。
【発行所/発表場所】
東京学芸大学教育学部附属大泉小学校
色の認識と発達III色彩に関する嗜好とその理由
/ 1999年
6月
発達にともなう色の嗜好の変容について、その理由とともに調査をすることから、嗜好に影響する要因について考察する。東京学芸大学附属学校研究紀要第26集(77頁-118頁)。東京学芸大学附属学校図画工作美術部会 。
【発行所/発表場所】
東京学芸大学附属学校研究会
造形遊びにみる、ものやこととの関係性
/ 2000年
6月
造形遊びにあるものやこととの関係性を問うことから、学びとしての価値を考察した。教育美術No.696(52頁-55頁)。
【発行所/発表場所】
教育美術振興会
工作にある学びの姿
/ 2000年
12月
工作を問題解決を目指す学びの姿として位置づけその教育的価値を考察した。教育美術No.702(26頁-27頁)。
【発行所/発表場所】
教育美術振興会
子どもの造形活動と場所
/ 2002年
12月
日常の場所を環境としてとらえ、造形活動との関わりを実践を通して考察した。
【発行所/発表場所】
教育美術振興会
「子どもを中心にした教育」の実現に対する提案II
/ 2003年
6月
教育美術No.726(32頁-33頁)
子どもの造形活動から見直す幼・小・中・高・養・大を通した教育課程のあり方を考察した。
【発行所/発表場所】
東京学芸大学附属学校研究会
つくりながら発想を広げて-スチレンボードによる版表現-
/ 2004年
4月
東京学芸大学附属学校研究紀要第30集。東京学芸大学附属学校図画工作美術部会。 版表現の可能性について材料とその表現方法から研究した。教育美術No.742(47頁-49頁)。
【発行所/発表場所】
教育美術振興会
つくることにおける技の獲得と活用
/ 2004年
5月
造形活動における創造的な知識や技能の獲得と活用について、子どもの意識調査と実践を通して考察した。美育文化vol.54、No.3(40頁-43頁)。
【発行所/発表場所】
美育文化協会
総合的な学習としての授業実践における考察
/ 2006年
3月
本論では、東京造形大学「教職総合演習I・II」の授業実践をもとに、教職課程の授業のあり方を考察した。東京造形大学研究報7(41頁-50頁)。
【発行所/発表場所】
東京造形大学
学生参加による造形教育活動の展開
/ 2007年
3月
本論では、造形教育活動への学生参加の実践をもとに、教育における実践的な力の育成について考察した。東京造形大学研究報8(5頁-16頁)。
【発行所/発表場所】
東京造形大
造形教育運動と桑沢学園-普通教育における造形ムーブメントの変遷-
/ 2008年
3月
本論では、日本の造形教育の夜明けから展開について、バウハウス、造形教育センター、桑沢学園を柱に考察した。東京造形大学研究報 別冊7。
【発行所/発表場所】
東京造形大学
◆その他
【学会・研究等発表】
時間と空間が織りなす創造性-絵巻物づくりを通して- / 1994年
11月
造形教育センター月例研究会(東京学芸大学附属大泉小学校)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
造形教育センター
造形活動における想像力と創造性 / 1996年 8月
第22回夏の研究大会(東京・市ヶ谷)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
日本美術教育研究会
造形活動における想像力のとらえ / 1998年 3月
第22回美術科教育学会大阪大会(大阪・大阪教育大学)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美術科教育学会
未来をひらく造形教育-ものにふれあう子どもたち- / 1998年 8月
第43回造形教育センター夏の全国大会/東京大会(東京・アイビーホール青学会館)にて基調提案。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
造形教育センター
ふれあいの中に学びの姿をみる / 1999年 8月
第44回造形教育センター夏の全国大会/岩手大会(岩手・ホテル千秋閣)にて基調提案。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
造形教育センター
造形活動と総合的な力-知のとらえとカリキュラムの見直し- / 2000年 2月
筑波大学附属小学校初等教育研修会(筑波大学附属小学校)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
社団法人初等教育研究会
造形活動におけるものやこととの関係性 / 2000年 11月
第34回日本美術教育研究発表会(聖心女子大学)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
社団法人日本美術教育連合
造形活動におけるものやこととの関係性 / 2001年 8月
第46回造形教育センター夏の全国大会/岡山大会(岡山・まきび会館)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
造形教育センター
造形活動におけるものやこととの関係性II-想像力の働きを核として- / 2001年 11月
第35回日本美術教育研究発表会(東京大学附属中学校)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
社団法人日本美術教育連合
自分の考えや思いを創造的に表現する力を育てる-図画工作科-(共同研究) / 2002年 2月
第5回教育セミナー(東京・国立オリンピック記念青少年総合センター)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
財団法人総合初等教育研究所
造形活動におけるものやこととの関係性-想像力と場所- / 2002年 7月
第2回美術科教育学会東地区発表会(お茶の水女子大学附属小学校)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美術科教育学会
造形活動におけるものやこととの関係性III / 2002年 10月
第36回日本美術教育研究発表会(東京学芸大学)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
社団法人日本美術教育連合
自分の考えや思いを創造的に表現する力を育てる (共同研究) / 2003年 2月
第6回教育セミナー(東京・国立オリンピック記念青少年総合センター)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
財団法人総合初等教育研究所
造形活動における関係性の研究-「もの」や「こと」のとらえと想像力- / 2004年 3月
第26回美術科教育学会広島大会(広島・広島大学)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美術科教育学会
総合的な学習としての授業実践における考察 / 2006年 3月
第28回美術科教育学会京都大会 (京都・京都教育大学)にて口頭発表。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美術科教育学会
【その他の展覧会等】
第11回グループ「橋」展 小林貴史 他18人 / 1989年 1月16日 ~ 1989年 1月21日
コンテによる平面作品を出展。(45cm×45cm)他2点。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
ギャラリー銀河(東京・池袋)
第12回グループ「橋」展 小林貴史 他15人 / 1990年 1月15日 ~ 1990年 1月20日
アクリル絵の具による平面作品
を出展。(90cm×90cm)
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
池袋画廊(東京・池袋)
三人展(小林貴史・落合孝春・北澤俊之) / 1994年 12月12日 ~ 1994年 12月18日
アクリル絵の具による平面作品4枚組を出展。(90cm×90cm)
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
真木・田村画廊(東京・日本橋)
二人展(小林貴史・落合孝春) / 1996年 12月2日 ~ 1996年 12月8日
エッチングによる銅版画を複数
出展。(14cm×18cm)他6点。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
真木・田村画廊(東京・日本橋)
二人展(小林貴史・落合孝春) / 1999年 2月15日 ~ 1999年 2月21日
ドライポイントによる銅版画を複数出展。(20cm×30cm)他8点。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
真木・田村画廊(東京・日本橋)
第10回アトリエ「群」展(村上陽通・仲瀬律久・春日明夫・大坪圭輔・北沢昌代・降籏孝・小林貴史) / 2001年 3月30日 ~ 2001年 4月4日
ドライポイントによる銅版画を複数出展。(20cm×30cm)他3点。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
ギャラリー日比谷(東京・有楽町)
線多展(川村浩章・熊本高工・林建造・春日明夫・小林貴史 他23人) / 2004年 7月15日 ~ 2004年 7月21日
スチレンボードによる版画を出展。(21cm×27cm)
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
リベストギャラリー創
三人展(小林貴史・赤川浩之・山口荘一) / 2006年 3月7日 ~ 2006年 3月12日
デジタル撮影による写真を複数出展。(30.5cm×46cm)他5点。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
ギャラリー2104(東京・南青山)
【連載・エッセイ・コラム等】
「顔」
/ 単独 / 1997年
6月
美育文化vol.47、No.6(59頁)。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美育文化協会
「がんばりましょう」
/ 単独 / 1997年
11月
美育文化vol.47、No.11(58頁)。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美育文化協会
「少年ナイフ」
/ 単独 / 1998年
4月
美育文化vol.48、No.4(60頁)。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美育文化協会
「日常の中の台風」
/ 単独 / 1998年
9月
美育文化vol.48、No.9(63頁)。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美育文化協会
「夢のある夢」
/ 単独 / 1999年
2月
美育文化vol.49、No.2(62頁)。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美育文化協会
「教師にとってのベーシック?」
/ 単独 / 1999年
7月
美育文化vol.49、No.7(58頁)。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美育文化協会
「手の中の実存」
/ 単独 / 1999年
7月
美育文化vol.49、No.12(58頁)。
【発行所,発表雑誌/学会等の名称】
美育文化協会