350×100×100
レーヨン綿サテン・シルクスクリーンプリント
作者が傾倒している宇宙という世界観やテーマを、テキスタイルならではの色彩、リピート、軽やかな立体性を用いてパワフルな空間表現へと昇華させている。ややもすれば趣味性の強い自分ごとに留まってしまうような内容を緻密で力強い制作をもって鑑賞者を巻き込み、具体性と想像力の余白を併せ持つ作品として成立させている。引き染めや箔プリント、4色分解によるシルクスクリーンなど、技法の使い分け方も効果的で、宇宙人の形態もユーモラスで目を惹きつける要素としてうまく成立している。鑑賞者の視点や価値観を揺さぶり、未知の世界へ思考を導く構成力と完成度を持った制作を高く評価した。



