17×12×12
コーヒーかす・3Dプリント型による圧縮成形
本研究は、年間40万トン以上が廃棄されるコーヒーかすを、天然素材のみで循環させる素材化の試みです。従来の再利用手法では、出し殻を乾燥・粉砕させる工程で多大なエネルギーを消費することが課題となっていました。これに対し本作品は、膠(にかわ)が持つ水分との反応性を活用することで、抽出後の湿った状態から直接成形するプロセスを構築しています。この手法により、工程におけるエネルギーロスを最小限に抑えることに成功しました。また、添加物を3%に留め素材の個性を尊重した制作姿勢が、照明器具としての静かな佇まいに結実しています。現在は基礎的な素材研究からのアウトプットですが、今後のさらなる展開が期待されます。



