奨学金制度は、人物、学業が優秀でありながら、経済的な理由によって学ぶことが困難な学生に対して、一定の金額を「給付」または「貸与」する制度です。
本学では在学生のみなさんの就学を経済的に援助することを目的として、奨学金の制度を設けています。また、日本学生支援機構奨学金、地方自治体、民間団体の奨学金等を申請することも可能です。
奨学金説明会について
毎年4月上旬に全学年を対象とした奨学金についての説明会を開催しています。説明会では、東京造形大学奨学金、日本学生支援機構奨学金、地方自治体、民間団体の奨学金についてと申請手続き方法等の説明を行います。申請を希望する場合は、必ず出席してください。※開催日時などは、掲示板でお知らせいたします。
東京造形大学奨学金
1.年間優秀奨学金
対象者 : 2~4年次生
種別 : 給付
実績 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
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採用者数 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 |
給付金額 | 20万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
2.派遣留学生奨学金
対象者 : 海外派遣留学生
種別 : 給付
実績 | 2013年度 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
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採用者数 | 5名 | 1名 | 2名 | 1名 | 2名 | 0名 | 3名 | – | – |
給付金額 | 20万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 | – | – |
実績 | 2022年度 | 2023年度 |
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採用者数 | 1名 | 5名 |
給付金額 | 20万円 | 20万円 |
※2020年度、2021年度はコロナ禍のため派遣中止
3. (1)一般奨学金
(2)外国人留学生一般奨学金 ※2022年度より新設
種別 | 給付(学費 [前期又は後期] の一部として充当) |
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金額 | 年間授業料を上限とし、その範囲内で学生委員会が決定する |
期間 | 1年間(該当年度内) 再出願は可能(在学中2回を最多採用とする) |
資格 | 2年次以上で、経済的事情により学費を納入することが困難で、学業成績、人物共に優秀であること |
東京造形大学奨学金応募・採用状況
年度 | 2013年度 | 2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
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応募者数 | 71名 | 64名 | 59名 | 57名 | 58名 | 50名 | 68名 | 57名 | 48名 |
採用者数 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 | 30名 |
給付金額 | 40万円 | 40万円 | 40万円 | 40万円 | 40万円 | 40万円 | 40万円 | 40万円 | 40万円 |
年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | ||||||
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一般 | 留学生 | 合計 | 一般 | 留学生 | 合計 | 一般 | 留学生 | 合計 | |
応募者数 | 36名 | 13名 | 49名 | 36名 | 5名 | 41名 | 34名 | 7名 | 41名 |
採用者数 | 25名 | 5名 | 30名 | 27名 | 3名 | 30名 | 27名 | 3名 | 30名 |
給付金額 | 40万円 | 40万円 | 40万円 |
4. 緊急奨学生
種別 | 給付(学費 [前期又は後期] の一部として充当) |
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金額 | 年間授業料を上限とし、その範囲内で学生委員会が決定する |
期間 | 1年間(該当年度内) |
資格 | 家計急変等により学費の納入が困難になった4年次生で、該当年度内に卒業に必要な単位取得が可能であること |
募集 | 事由が生じたとき随時 |
5. 学長賞
対象者 | 学部2~4年 |
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種別 | 給付 |
金額 | 5万円~20万円(最高20万円) |
資格・条件 | 制作作品が著名なコンクールにおいて受賞、学術活動が表彰されるなど社会的に高い評価を受けた者 |
採用者数 | 2~3名 |
6. 東京造形大学兄弟姉妹在籍授業料減額制度 ※本制度の新規採用は2022年度をもって終了しました。
制度の種別 | 授業料減免 |
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種別 | 給付 |
対象 | 学部全学年 修士・博士課程全学年 |
支給額 | それぞれの年間授業料30万円減免 |
人数 | 3組 |
審査 | 入学後 |
資格・条件 | 正規の課程に同時に兄弟姉妹が在籍する場合(一方が休学・留年した場合及び留学生は除く) |
審査方法 | 書類審査(申請用紙・収入証明等) |
日本学生支援機構奨学金
独立行政法人日本学生支援機構は、経済的理由により修学に困難がある優れた学生に対し、学資として奨学金を貸与しています。2017年度には進学者を対象とした給付型奨学金制度(予約採用のみ)が創設されました。
日本学生支援機構ホームページ
【奨学金の種類】
種類 | 月額 | 申請時期 | |
貸与 | 第一種 (無利子) |
【平成29年度以前入学者】(編入学・再入学者含む) 自 宅:30,000円、54,000円から選択 自宅外:30,000円、64,000円から選択 【平成30年度以降入学者】※の月額を選択するには基準有 自 宅:20,000円、30,000円、40,000円、54,000円※から選択 自宅外:20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、64,000円※から選択 |
4月 |
第二種 (有利子) |
20,000円~120,000円(1万円単位)から選択 | 4月 |
【奨学生の採用】
日本学生支援機構の定める推薦基準(人物・学力・家計)に基づき審査が行われ、採用が決定されます。
<採用区分>
1.予約採用(入学する前の申込み)
入学前に奨学金を予約する制度です。申込みは進学前に在学している高等学校又は専修学校(高等課程)を通じて行い、募集は原則として毎年秋に行います。進学先が確定していなくても申し込みできます。
2.在学採用(大学に在学中に申込み)
申込みは大学を通じて行い、募集は原則として春に行います。4月に奨学金申込み説明会を開催しています。
3.緊急採用・応急採用
主たる家計支持者の失職、破産、事故、病気、死亡等若しくは火災、風水害等の災害等で家計が急変し、緊急に奨学金の必要が生じた場合は、随時申込みを受け付けています。
【奨学生採用後について】
貸与期間中は、毎年1回、インターネットを通じて「奨学金継続願」を提出する必要があります(適格認定)。
大学は「奨学金継続願」の入力内容および学業成績等により奨学生としてふさわしいかどうかの審査を行い、機構に報告します。
【返還について】
日本学生支援機構貸与奨学金は返還の義務が伴う奨学金です。
貸与終了後は、約束どおり確実に返還する必要があります。返還金はただちに後輩奨学生の奨学金として運用されますので、返還が滞ると後輩への奨学金交付に支障をきたします。返還については在学中から、その責任を自覚しておくことも大切です。
参考 : 奨学金の返還(日本学生支援機構ホームページ)
地方公共団体奨学金
地方公共団体で奨学生を募集しているところがあります。
本学に募集依頼があるものは次のとおりです。その他の地方公共団体については保護者の居住している地域の都道府県市区町村の教育委員会へ問い合わせ確認してください。
県市区町村 | 種別 | 資格・対象 | 併用 | 貸与月額(期間) | 申請時期 |
---|---|---|---|---|---|
石川県 | 貸与(無利子) | 保護者が県内に引き続き3年以上居住していること *1~4年生 |
不可 | 44,000円 (最短修業年限) |
4~5月 |
茨城県 | 貸与(無利子) | 県内に居住する人の子弟 *1~4年生 |
不可 | 自宅36,000円 自宅外40,000円 (最短修業年限) |
4~5月 |
岐阜県 | 貸与(無利子) | 保護者が県内に住所を有する者の子弟 *1~4年生 |
可 (機構のみ) |
32,000円 併用は16,000円 (最短修業年限) |
5月 |
福島県 | 貸与(無利子) | 県内の高校を卒業した者 *1~4年生 |
不可 | 40,000円 (最短修業年限) |
6月 |
宮崎県 | 貸与(無利子) | 宮崎県に本籍を有する者、又は保護者が県内に居住する者 *2015年4月に入学した者 |
不可 | 25,000円 (最短修業年限) |
5月 |
山口県 | 貸与(無利子) | 保護者が県内に住所を有する者の子弟者 *1~4年生 |
不可 | 52,000円 (最短修業年限) |
4~5月 |
新潟県 | 貸与(無利子) | 保護者が県内に居住する者の子弟 *1~4年生 |
不可 | 51,000円 (最短修業年限) |
4月 |
民間団体奨学金
民間の会社・団体等で育英奨学法人を設立して、奨学生を募集しているところがあります。
これらの団体から大学に募集依頼があったものについては、その都度学生生活課を通じてお知らせしています。
団体名 | 種別 | 資格・対象 | 併用 | 貸与/給付額 | 申請時期 |
---|---|---|---|---|---|
あしなが育英会 | 貸与 (無利子) |
保護者が病気・災害等で死亡又は著しい後遺症を負い,教育費に困っている家庭 * 学部1~4年生、大学奨学生だった人かつ修士1年生 |
可 | 学部一般40,000円 学部特別50,000円 大学院80,000円 |
4~5月 |
交通遺児育英会 | 貸与 (無利子) |
保護者が交通事故で死亡又は後遺症で働けず,経済的に修学困難な者 * 学部1~4年生、修士1~2年生、博士課程1~3年生 |
可 | 学部:40,000円・50,000円・60,000円から選択 大学院:50,000円・80,000円・100,000円から選択 |
4月 |
朝鮮奨学会 | 給付 | 留学生を含む韓国籍・朝鮮籍の者 * 学業・人物ともに優秀であり,学費の支弁が困難な者 * 学部2~4年生、修士1~2年生、博士課程1~3年生 |
可 | 学部:25,000円 修士:40,000円 博士:70,000円 |
4月 |
守谷(もりたに)育英会 | 給付 | 学業,人物ともに優秀かつ健康で,学費支弁が困難な者 * 学力基準あり * 1~4年生、修士1~2年生、博士課程1~3年生 |
可 | 120,000円 | 4月 |
国際瀧冨士美術賞 (日本交通文化協会) |
給付 | 主に絵画・彫刻・デザイン・建築のいずれかの分野を専攻し、当協会の活動およびパブリックアートに関心がある者 * 学部4年生 |
可 | 300,000円 ※年額 |
4月 |
日本文化藝術財団 | 給付 | 絵画,彫刻,工芸,建築,グラフィックデザイン,工業デザインを専攻している者 * 学部3~4年生 |
可 | 300,000円 ※年額 |
4月 |
佐藤国際文化育英財団 | 給付 | 日本画・油画・版画を学ぶ学部3年以降・修士・博士課程に正規学生として在学中の者 * その他応募資格要件あり * 学部3~4年生、修士1~2年生、博士課程1~3年生 |
可 | 30,000円 (月額) |
4月 |
石間奨学金 | 給付 | 学業・人物ともに優秀で経済的に学費の支払いに困窮している者 卒業後の進路が決定している学部4年生 その他本学が定める要件に該当する者 |
可 | 400,000円 ※年額 |
12月 |
エーエフマネジメント奨学金 | 給付 | 学業・人物ともに優秀で経済的に学費の支払いに困窮している者 卒業後の進路が決定している学部4年生 その他本学が定める要件に該当する者 |
可 | 300,000円 ※年額 |
12月 |
ロータリー米山記念奨学会 | 給付 | 勉学・研究のために日本に在留している私費外国人留学生 詳細は公益財団法人ロータリー米山記念奨学会ホームページをご参照 (http://www.rotary-yoneyama.or.jp/) * 学部3~4年生、修士1~2年生、博士課程2~3年生 |
原則 不可 |
学部100,000円 院140,000円 |
7月~10月 |
Houzz奨学会 | 給付 | デザインもしくは建築を専攻する教育機関に在学中もしくはこれから入学を考えている日本国内在住の18歳以上の方 * その他応募資格要件あり 詳細はHouzz Japan株式会社ホームページをご参照 (https://www.houzz.jp/scholarships) |
可 | 250,000円 ※年額 |
12月31日まで |
公益財団法人 江副記念財団 2019年度 リクルートスカラシップ アート部門 奨学生 |
給付 | 海外留学奨学金(アート分野で海外留学を希望する学生対象) 【応募資格】 1994年4月1日以降に生まれた方。 2019年4月以降2020年3月までに当財団が対象とする海外の大学または大学院へ在籍または入学する方。但し、正規課程での留学に限る。 将来「アーティストとしての国際的な活躍」に対して意欲を有する方 アート分野の専攻を志向している方 * その他応募資格要件あり 詳細は公益財団法人江副記念財団ホームページをご参照 (https://www.ezoe-mf.or.jp) |
可 | 250,000円 ※月額 |
10月9日まで |