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ジャコモ・マンズー所蔵作品展
東京造形大学附属美術館が所蔵する彫刻家ジャコモ・マンズー(1908-1991)の彫刻・版画作品を公開します。
会 期 |2014年3月10日(月)~3月22日(土)
休館日 |日曜・祝日
開館時間 |
(月~金)10:00−16:30(入館は16:00まで)
(土) 10:00-12:30(入館は12:00まで)
観覧料 |無料
会 場 |東京造形大学附属美術館
佐藤彰のハイブリッドな世界
本展は、東京造形大学造形学部 佐藤彰教授の退任記念展として開催いたします。
教授は1971年に着任以降、体育担当の助手、助教授、教授として長年にわたり学生の心身の発達、育成に尽力してきました。
教授は体育の講義を受け持つ一方で、様々な研究活動を続けてきました。例えば留学先の西ドイツより持ち帰り、世の中に広く普及させたジャギー(ジャズ体操)。さらにスポーツ整体や右脳開発、U.F.Oに関する研究など多岐にわたります。
教授をそれらの研究に導いた要因の一つに、美術大学という環境があります。新しいものを創造し続ける美術大学の若き表現者たちに対し、自らも常に新しい分野に挑み続ける姿勢を見せることに、教育者として大きな意義を見出してきました。また旺盛な探究心から始まり、長い時をかけて蓄積された様々な研究成果は、自身の講義の中に昇華され、さらに著書などを通して社会にも寄与してきました。
教授の研究は、一見それぞれが無関係に見えるかもしれません。しかし実は相互に繋がり、融合することで別の新しい事象へと結び付く「ハイブリッドな世界」を創ってきました。
本展を通して、未知の分野へ挑み続けることで生み出されてきた独創的な世界を体感できるでしょう。
会 期|2013年12月13日(金)〜12月24日(火)
休館日|日曜日
時 間|10:00〜16:30(入館は16:00まで)
観覧料|無料
会 場|東京造形大学附属美術館
主 催|東京造形大学附属美術館
新具象彫刻展を出発点とした東京造形大学の出身者たち
1976-1985年の10年間にわたり、「新具象彫刻展」という展覧会がありました。出品作品に求められた唯一の条件は「具象」であること。都内の美術大学卒業生を中心とした40人たらずの若者たちが東京都美術館に集結し、従来の具象彫刻の概念を見つめ直し、“本当に表現したい具象とは何か”を真剣に模索しながら制作し、発表を繰り返しました。
若き彫刻家たちにとって、学生時代に慣れ親しんだ「具象」に改めて向き合った「新具象彫刻展」の10年という期間は、それぞれの表現世界へ向かって飛び立つ前の貴重な“助走期間”になりました。
今回東京造形大学附属美術館では、「新具象彫刻展」に出品した多くの彫刻家の中から、東京造形大学出身の7人の彫刻家の表現活動に着目します。
本展は7人がこれまでに発表した作品を、「新具象彫刻展出品作」「新具象彫刻展以降の作品」「近作」の3つの時点に分け、それぞれを比較展示することで、7様の表現の変遷を辿ります。
7人の彫刻家たちが長年にわたり、彫刻と真摯に向き合うことで生み出された作品の数々は、若き表現者をはじめ、多くの人たちに表現の“多様性”と“可能性”を実感させてくれるでしょう。
会 期|2013年11月4日(月)〜12月7日(土)
休館日|日曜日・11月6日(水)・11月7日(木)・11月29日(金)・11月30日(土)
時 間|10:00〜16:30(入館は16:00まで)
観覧料|無料
会 場|東京造形大学附属美術館
(第1会場|横山記念マンズー美術館 第2会場|ZOKEIギャラリー 第3会場|CSギャラリー)
主 催|東京造形大学附属美術館
協 賛|東京造形大学校友会
協 力|ギャラリー砂翁&トモス
|出展作家|
麻田 昭作
Shosaku Asada
《Masquerade VII》2000年
浦野 八重子
Yaeko Urano
《森の風景》2004年
中ハシ 克シゲ
Katsushige Nakahashi
《OHKA-43b》2012年
奥田 秀樹
Hideki Okuda
《浮遊–記憶》2012年
三木 俊治
Toshiharu Miki
《逆流する現実-殿敷侃へのオマージュ》2013年
舟越 桂
Katsura Funakoshi
《言葉をつかむ手》2004年
山崎 豊三
Toyomi Yamazaki
《葦》シリーズ 1983-2003年
※ホームページ・広報物に掲載した作品と実際の展示作品が異なる場合があります。
| 関連プログラム|
シンポジウム「新具象彫刻展というのがあった」
日 時|2013年11月8日(金)17:30-19:00
パネリスト|新具象彫刻展歴代運営委員長
会 場|東京造形大学12号館(大学院棟)2F レクチャールーム
※ 参加自由・事前申込不要
| 同時期開催展|
「新具象彫刻展を出発点とした東京造形大学の出身者たち」
会 期|2013年11月11日(月)〜11月21日(木)
休廊日|日曜日
時 間|11:00-18:00(最終日は16:30まで)
会 場|ギャラリー砂翁&トモス(東京都中央区日本橋本町1-3-1 渡辺ビル1F/BF)
小野かおる 子どもの世界展 絵本原画の魅力
小野かおるは1958年発行の『くまさんに きいてごらん』(福音館書店)で本格的に絵本作家として活動を始めてから、これまで数多くの絵本を描いてきました。そこに登場する人物や動物の愛嬌のある表情や、今にも動き出しそうな躍動感溢れる画面構成によって、長年にわたり多くの子どもたちに親しまれています。
小野は絵本を「美術」の一つのジャンルとして捉え、描く対象を徹底的に観察・調査の上、それに合わせた構図・配色・描画技法で表現してきました。それにより絵画作品同様に強い存在感を放ち、子どもから大人まで幅広い世代の目と心に訴えかけます。
本展では『ねずみのおよめさん』(福音館書店)など、代表作の絵本原画を一堂に展示することで、小野が創造する「子どもの世界」を紹介します。子どもの頃に誰もが一度は目にし、最初に触れ合う「美術」である絵本の魅力を、新たな感覚・視点で捉え、再認識する機会となるでしょう。
会 期|2013年9月9日(月)~ 10月5日(土)
休館日|日曜日・祝日(ただし9月16日は開館)
時 間|10:00~16:30(入館は16:00まで)
観覧料|無料
会 場|東京造形大学附属美術館
主 催|東京造形大学附属美術館
協 力|岩波書店 福音館書店
出展作品|
《銀のうでわ》
岩波書店、1997年
《ねずみのおよめさん》
福音館書店、1988年
《くまのしっぽ》
福音館書店、1996年
《イグアノドンとちいさなともだち》
小学館、2008年
■関連プログラム|ワークショップ「ああ おもしろい♪」
絵本『へんてこへんてこ』に用いられた描画技法で、いろいろな秋の虫が登場する絵本をつくります。
日 時|(1)2013年9月21日(土)13:00-15:00
(2)2013年9月28日(土)13:00-15:00
講 師|蓜島 菜々
会 場|東京造形大学 2-205教室
対 象|3~12歳
定 員|各回30名
参加費|無料
申込方法|下記アドレス宛に、次の情報を明記したメールをお送り下さい。
1. 参加希望日
2. 参加者氏名
3. 年齢
4. 連絡先(電話番号・メールアドレス)
申込先:museum@zokei.ac.jp
※ 申込はメールのみで受付けます。
※ 定員になり次第締切ります。
※ 未就学児は保護者同伴でご参加下さい。
※ ワークショップ当日は、汚れても良い服装でご参加下さい。
ぞうけい!たのしい! はしもと動物園をつくろう
このプログラムは東京造形大学出身の8名の若手作家が講師となり、絵画や彫刻、染織などで用いられる表現技法を基にした個性豊かな8つのワークショップを連続して開催します。
毎週様々な色や形をした不思議な動物たちが誕生し、全てのプログラム終了時には、アートラボはしもとが「はしもと動物園」に生まれ変わります。
表現技法やジャンルにより異なる表現として生み出されていく8種の作品を比較鑑賞することで、美術のおもしろさや可能性を体感していただく機会になれば幸いです。
会 期|2013年6月8日(土)〜7月21日(日)
休館日|水曜日
時 間|10:00〜17:00
観覧料|無料
会 場|アートラボはしもと(橋本駅南口より徒歩12分 アリオ橋本隣り)
主 催|東京造形大学附属美術館
共 催|アートラボはしもと
後 援|アートラボはしもと事業推進協議会
|ワークショップ|※ ご好評につき、今回のワークショップは、すべてのプログラムで定員に達しました。
1「なないろどうぶつえん」 講師|蓜島 菜々
内容|版画の技法を使って、みんなで色とりどりのいきものを描きます。
日時|6月8日(土)13:00-16:00 定員|20名 締切|6月7日(金)
2「とったりつけたり アニマル彫刻」 講師|野上 零大
内容|色々なカタチの木材を積木のように組み合わせ、個性豊かな彫刻作品をつくります。
日時|6月15日(土)13:00-16:00 定員|20名 締切|6月8日(土)
3「あいうえおえかき」 講師:丸山 恭世
内容|みんなで絵しりとりをしながら、大きな布にクレヨンと絵の具で動物をたくさん描きます。
日時|6月22日(土)13:00-16:00 定員|20名 締切|6月15日(土)
4「フェルトでつくる!いきもの大集合!!」 講師|大類 尚子
内容|羊毛からフェルトをつくり、それを丸めて柔らかないきものをつくります。
日時|6月29日(土)13:00-16:00 定員|15名 締切|6月22日(土)
5「白いどうぶつ」 講師|松永 武
内容|抜染という染色技法を使って、色の付いた布に白い動物を表現します。
日時|7月6日(土)13:00-16:00 定員|15名 締切|6月29日(土)
6「シロクロノカタチ」 講師|神山 亜希子
内容|ステンシルで、白と黒のいきものを和紙にたくさん描きます。
日時|7月13日(土)13:00-16:00 定員|20名 締切|7月6日(土)
7「ちぎってはってペタペタアニマル!」 講師|小島 章義
内容|みんなで印刷物をコラージュしながら、大きな動物をつくります。
日時|7月15日(月・海の日)13:00-16:00 定員|20名 締切|7月6日(土)
8「あつまれ!新海魚はかせ!!」 講師|阿部 美帆
内容|ビニールや発砲スチロールを使って不思議な形の「新」海魚をつくります。
日時|7月20日(土)13:00-16:00 定員|20名 締切|7月13日(土)
※ できるだけ保護者同伴でご参加ください。
※ 各回とも定員になり次第締切ります。
※ ワークショップ当日は、汚れても良い服装でご参加下さい。
[申込方法]
museum@zokei.ac.jp 宛に下記の内容を明記したメールをお送り下さい。
1.ご希望のプログラム 2.参加者氏名 3.年齢(学年)
4.ご同伴の保護者氏名 5.連絡先(電話番号・メールアドレス)
大橋正芳染色展 捺染作品と藍板締め研究
本展は東京造形大学テキスタイルデザイン専攻領域 大橋正芳教授の退任記念展として開催するものであります。
「染色とは水が色を運ぶこと」……この考えは、大橋教授の長年にわたる染色作家としての制作および研究活動の根底を形づくってきました。
若い頃にこの考えを見つけて以来現在にまで、水をテーマに「線」や「にじみ」を巧みに取り入れた作品を制作し、「水のかたち」を表現することに挑み続けています。
また制作と並行して、かつて出雲地方に存在した藍板締めの研究も行なってきました。その型板に残された「職人が水=にじみと戦った痕跡」に惹かれ、80年代半ばから20年間にわたり研究は続きました。
本展は教授の染色作家と研究者の両面をご紹介する構成になります。
展示の前半は教授の代表的な技法「捺染」を用いて生み出された染色作品を中心に、初期の作品や、影響を受けた恩師である染色作家 四本貴資氏の作品も合わせて展示します。
後半は“幻の染色”と言われる藍板締め研究から、江戸時代後期の裂や型板、さらに教授の研究によって復元された資料などをご紹介します。
本展が、染色表現の可能性と染色文化の魅力を知っていただく機会になれば幸いです。
会 期|2013年6月17日(月)〜7月13日(土)
休館日|日曜日
時 間|10:00〜16:30(入館は16:00まで)
観覧料|無料
会 場|東京造形大学附属美術館
主 催|東京造形大学美術館委員会
関連プログラム|
1. ギャラリートーク
「染色作品と藍板締め研究 〜水をテーマに〜」
日時|2013年6月27日(木)16:40-18:10 会場|東京造形大学附属美術館
2. トークショー
「日本の出版史上に残る伝説の雑誌『工藝』を知ってますか?」
講師|大橋正芳 長尾信 進行|鈴木マサル 長井健太郎
日時|2013年7月2日(火)16:40-18:10 会場|東京造形大学 CS-LAB
出展作品|
捺染 紬
2008年
捺染 紬
2010年
「竹に虎」模様 裂
江戸時代後期
「竹に虎」模様 型板
江戸時代後期
ZOKEI賞選抜作品展
東京造形大学では学部生の4年間、大学院生の2年間にわたる研究成果を学内外の多くの方に披露する場として、毎年1月に「ZOKEI展」を開催し、数多くの作品の中から優秀作品に対して「ZOKEI賞」を授与しています。
本展では受賞作品の中から附属美術館で選抜したデザインや絵画、彫刻にいたる様々な分野の作品を一堂にご覧いただけます。
出展作品を通して、若い表現者たちの制作に対する真摯な姿勢や弛まぬ努力、そして本学の教育課程で培った造形力を感じていただければ幸いです。
会 期|2013年5月13日(月)〜6月1日(土)
休館日|日曜日
時 間|10:00〜16:30(入館は16:00まで)
観覧料|無料
会 場|東京造形大学附属美術館
(第1会場|横山記念マンズー美術館 第2会場|CSギャラリー)
主 催|東京造形大学美術館委員会
出展者|佐野 史織 松田 真生 大竹 優輝 上野 雄大 宮武 孝行 草本 海郎 渡邉 瞳 岩室 勝也 西野 希 大久保 薫 島貫 祥子 田神 光季 末松 しずか 真野 彰子 大平 歩 神山 亜希子
出展作品|
《わたしのごはん》
佐野史織
《POLIS》
松田真生
《marble・structure》
草本海郎
《後ろを向いて跪け》
大久保薫
《Between the Folds》
真野彰子
《It passes.》
神山亜希子
※掲載作品と実際の展示作品が異なる場合があります。
第9回造形現代芸術家展 混沌の涯から
現在は困難な時代だと言われている。その使われ方はさまざまだが、いつの時代にあっても生きる人間にとっては困難である、あるいは困難であったに違いない。だからこそ人はユートピア(理想の世界)を求めるのである。
「創世記」にもあるようにカオス(混沌)からこの世界が生まれたように、表現者にとっても混沌とした思考から新たな世界が生まれ、それを発展させながら強固な表現へと向かっていく。
今回の選ばれた作家たちもまた同様に、いくつかの試行錯誤ののちに、自らの表現世界を確立してきた者たちばかりである。とはいえ、今回の展示を見ていただければ了解できるように、彼らの作品には、今後さらなる展開の予兆が潜んでいるのがうかがい知れるであろう。
会 期|2013年4月3日(水)〜4月25日(木)
休館日|日曜日
時 間|10:00〜16:30(入館は16:00まで)
観覧料|無料
会 場|東京造形大学附属美術館
主 催|東京造形大学美術館委員会
協 賛|東京造形大学校友会
|出展作家|
荒井 伸佳
Nobuyoshi Arai
『にせものの宇宙(Artificial Universe)』2011年
撮影:早川 宏一
薄久保 香
Kaoru Usukubo
『MIA』2012年
撮影:赤石 隆明 Copyright©2013 Kaoru Usukubo
木村 彩子
Saiko Kimura
『植物園』2012年
撮影:柳場 大
杉浦 大和
Hirokazu Sugiura
2012-13年
撮影:村上 圭一
町野 三佐紀
Misaki Machino
『さざめき』2012年
※掲載作品と実際の展示作品が異なる場合があります。
創立者桑澤洋子作品展
本学の創立者である桑澤洋子(1910-1977)は、服飾デザイナー・教育者として戦後の日本デザイン界の発展に大きく貢献しました。
本展では、桑澤洋子の服飾デザイナーとしての活動に着目し、これまでに制作・発表した衣装作品を中心に、デザイン画・関連資料もあわせて展示いたします。
会 期|2013年4月4日(木)〜4月13日(土)
休館日|日曜日
時 間|10:00〜16:30(入館は16:00まで)
観覧料|無料
会 場|東京造形大学附属美術館(CSギャラリー)
主 催|東京造形大学美術館委員会