展示名 五味五色
展示会場 国立ギャラリー
展示期間 2025年2月7日~2月12日
代表者 柳沢 怜皇
参加人数 5名
来場者数 101名
【本文】
目的
日々制作をしている私たち。2年生になり、制作活動を軸にした大学生活にも慣れてきた。その中で、重要なことに気がついた。それは「食」である。「食」に重きを置かなければ、制作はおろか生活すらままならない。食べることは生きることなのである。この展示では「食」についてそれぞれが考えて制作をする機会にしたい。
【報告】
今回、映画・映像専攻2年の有志5人が集まって開催した展示「五味五色」は、101名という多くの方々にご来場いただきました。そのうち、7割の方は我々と関係の無い、赤の他人ともいえる方々でした。
それにも関わらず、展示のポスターやDMから興味を持って訪れてくださったことに感謝と喜びを感じています。
そして、そのような方達との対話を通じて、自身の作品への解釈が深まったり、新たな価値観や見方、経験談を学習したりすることができました。
これは、各メンバーの関係者との会話にも当てはまります。
メンバーの家庭での姿や地元の友達との関わり方を見て、そのメンバーの人柄を、背景を新たに発見する場でもありました。
微妙な距離感の親戚や知り合いと距離が縮まったり、メンバーの知り合いと繋がりができたりと、良い出会い、刺激を受ける場にもなったように感じています。
何よりも、自分たちで、学外で、協力して展示を行えたことが大きな学びの場になったと感じています。
SNSをどう動かせばより多くの人が興味を持ってくれるか、ポストカードやポスターのデザインはどうすれば目に留まりやすくなるか、何を配布するとお土産として喜んでもらえるかなど、メンバー5人で話し合いを重ねて、展示を開催することができました。その結果、喜んでもらえて褒めてもらえて、別日に来てくれた人までいました。
一方で、失敗したこと、足りなかったこともありました。告知の開始時期、展示方法、展示の細かい部分など、反省点はあります。しかし、それも含めて学びであり、次回に向けて活かせる課題だと感じています。何もやらない0よりも、今回得た正と負が私たちのためになっていると、会期終了から間もないですが、実感しています。
今回、展示「五味五色」は、メンバーのため、来てくださったみなさんのためになった、有意義な展示になったと我々は感じています。