共同事業者名 | 株式会社 山櫻 |
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事業実施期間 | 2011年7月~2023年3月 |
担当教員 | 美澤 修 教授、渡部千春 教授 |
本学グラフィックデザイン専攻領域では、名刺、封筒、紙製品などの製造・販売を行っている株式会社 山櫻( http://www.yamazakura.co.jp/ )との共催により、元旦に使用される年賀状のデザインコンペを実施しています。
このコンペは、印刷会社などの企業が年賀状を作る際に使うデザインの素材集(CD-ROM)に収められるデザインを選抜するもので、2年生を中心に行っているコンペです。
今回のテーマは、「気軽に選べて、送れる業種別年賀状」。(1)不動産 (2)メンテナンス(工務店を含む) (3)ピアノ塾 (4)学習塾(そろばん塾を含む) (5)習字教室 (6)理容店(エステ/ ネイルサロンを含む) (7)デリバリー(そば屋/ 定食屋他) (8)クリーニング (9)歯医者 (10)医院(小児科他) (11)農業 (12)宿泊業(民宿他) (13)鍼灸 (14)士業 (15)獣医の各ジャンルにターゲットを分け、小規模経営者向けに辰年のビジネス年賀状をデザインしました。
厳正な審査の結果、以下の作品が入賞しました。
2022年度 入賞作品
最優秀賞
〔習字教室〕石崎 紬音
一筆書き風の龍をモチーフに、「手書き感」を強くイメージして制作しました。習字教室らしく、朱液で始筆や終筆などの添削がされているようなデザインがポイントです。
優秀賞
〔デリバリー〕宮﨑 未季
複雑に絡まるそばと龍を掛け合わせたデザインにしました。蕎麦は束なった麺と散らしたネギで、龍は鉤爪のある足で表現しています。両方のモチーフとも、特徴的な部分を最低限抽出しまとまりのある画面になるよう意識しました。雑多な画面にならないように、線が多い分色数は少なくしました。
山櫻賞
〔農業〕並木 咲季
農業は手仕事で丁寧に作られていることから、実際に紙を切り貼りし、あたたかい手作り感を表現しました。紙はマーメイドを使い、やわらかい質感にしています。また、農業から若者が遠のいている現状から、龍の角が農作物になっているユニークさと、芽が出る様子など親しみやすさを感じるデザインにしました。
入賞
〔学習塾〕石崎 紬音
「辰」のかたちになっている、お正月Ver.のクロスワードパズルをデザインしました。小学生向けの学習塾を想定しているので、答えは簡単に導き出せます。学習塾に通う子どもたちには、ぜひ新年早々頭を使って欲しいです。ちなみにこのパズルの答えは、「しんねん」です。
入賞
〔不動産〕佐々木 万亜瑠
辰年ということで、家が立ち並ぶ姿を龍に見立てて作品を制作しました。柔らかいタッチにすることで、親しみのあるデザインを目指しました。
入賞
〔歯医者〕菅原 龍空
龍の頭を歯ブラシに見立て、イラストレーションを描きました。歯医者の清潔感をイメージした配色を意識しました。
入賞
〔ピアノ塾〕羽吹 好夏
ト音記号をモチーフに龍を描きました。
優しい音楽をイメージして軽やかな気持ちで新年を迎えられるような年賀状です。
入賞
〔理容店〕大塚 莉子
「昇龍」という言葉と理容店のサインポールをモチーフに掛け合わせてイラストを制作しました。龍が円柱に巻きつきながら上へ登っていく様をトリコロールカラーにする事で一目で美容院という事がわかるシンプルなデザインにしました。
入賞
〔宿泊業〕伊藤 ひかり
温泉施設がある老舗の旅館向けのデザイン提案。全体的に和のテイストでまとめた。
正月モチーフは日の出と梅。イラストの龍のように旅館に訪れて、身も心も癒されて欲しいという思いを込めて作成した。
入賞
〔メンテナンス〕古川 結子
龍をモチーフとした工務店の年賀状を製作しました。
昔から神として崇められている龍が、安全第一のヘルメットをかぶっているところがポイントです。
龍のモチーフは存在感が大きく、工具を目立たなくさせてしまうと思い、龍はあえて白黒にしました。
表彰式・講評会の様子
○集合写真
※撮影時のみマスクを外しております。
○市瀬社長による表彰
○美澤教授、渡部教授による講評
過去作品紹介
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