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学長挨拶

個であれ、自由であれ。
秘めた才能を引き出し、
社会を変えていく力に。
 
足元の宝物を発掘し、
社会を変える。

 
 私たちが住む地球は、気候変動、資源の枯渇、地域・経済格差といった多くの問題を抱え、多様な人間と自然が共に歩むためには、サステナブル(持続可能)な社会のしくみが求められています。本学で学ぶ美術、デザインは、多様な価値観を吸収して、社会そのものをデザインし、変えていく力を秘めています。
 私はかつて、ソニーで世界初の音楽プレーヤーや最先端のロボット開発、国際規模の家電リサイクルシステムの実現にも携わっていました。社会を変える革新には、新しい技術の開発と共に、人間の営みの中にある「安心」、「満足」、「希望」、「感動」といった付加価値の発掘が不可欠です。それらはまさに、社会とつながり、創造的な造形活動の探究と実践から、新たな社会をつくり出す、という本学の建学の精神から生まれ出てくるもの。学びを通して、私たちの足元に埋もれている「宝物」を発見しましょう。
 

変わっているね、求ム。

 
 ネットワークに接続すれば、経験がなくても、何でも知り得る時代になりました。一方で、他者の意見に流されたり、固定概念にも縛られがちです。本来、人間の価値観は多種多様です。他の人と違っていてもいい。誰もやっていないことに取り組みたい。失敗しても、
非難されても、やりたいことに進んでいく。そういう一人ひとりの思いが個性や独自性になります。皆さんの個性を大切にして、力を引き出していくことが、私たちの使命です。本学のタグライン「だれかで終わるな。」には、そうした思いが込められています。
 卓越した専門性は、その分野を深く掘り下げることよりも、広い視野から研ぎすまされる技術といえます。大学にいけば、なにかができる、やってみたい。夢を実現できる。そういう思いを受け止めるために、本学には専攻領域を超えて学べる柔軟な仕組みや、社会と連携しながら進めるプロジェクト形式の授業があります。学生自身が主体となり、教育を作り上げる自由闊達さが、キャンパスに満ちあふれています。「東京造形大学で学んで良かった」。多くの卒業生たちがそんな言葉を残していきます。 
 春に新たな学生たちを迎え入れ、ともに未来を目指せる喜びに、大いなる希望を抱いています。

東京造形大学学長 山際康之


主な経歴

山際 康之(やまぎわ やすゆき)

2005年4月1日着任。
東京大学博士(工学)取得。

 ソニー株式会社に入社後、世界初の携帯音楽プレーヤー ウォークマンやロボットシステムの開発、エコデザインの開発戦略などに携わり、製品環境グローバルヘッドオフィス部門部長を務める。また、東京大学非常勤講師、放送大学テレビ解説なども担当。専門の設計工学でエコデザインの研究をすすめ、環境省・国土交通省ecojapancup、リサイクル技術開発本多賞、日本生産管理学会賞、環境経営学会学術貢献賞、日本設計工学会優秀発表賞などを受賞。
 ノンフィクション作家として文筆活動も行っており、「広告を着た野球選手」、「兵隊になった沢村栄治」などの作品を発表し、ミズノスポーツライター賞を受賞。

教員プロフィール・教育研究業績