生きるキャンパス展 〜ZOKEI 学びの環境とその広がり〜
The Living Campus: ZOKEI Learning Environment and Its Expansion
東京造形大学創立60周年記念企画

2025年10月6日(月)~11月17日(月)
休館日:日曜・10月21日(火)・11月3日(月・祝) ※ただし10月19日(日)は開館
開館時間:10:00-16:30(入館は16:00まで)
10月18日(土)は18:00まで、11月14日(金)は18:30まで開館
入館無料
東京造形大学附属美術館
東京造形大学は2026年に開学60周年を迎えます。1966年高尾に設立したキャンパスは、1993年に現・宇津貫キャンパスへと全専攻が移転しました。磯崎新が構想した宇津貫のキャンパス計画はコンペを経て竣工し、その後、約30年の間に12号館、10号館(CS PLAZA)、13号館が新設され、キャンパスはこの先も時代と共に変わり続けることになります。その変遷の中で、学生や教員は制作活動を行ってきましたが、美術やデザインは人間の内面からだけで生まれるわけではありません。環境から影響を受け、また環境があるからこそ、それらは表現として伝えることができると考えます。仮想空間という環境が拡張された現在でも、生きているかぎり身体をおく環境から影響を受けないわけにはいかないのです。
東京造形大学附属美術館ではこれまで、教育の成果としての作品が多く展示されてきました。それらはこのキャンパス環境が生み出してきたとも言えます。そうであれば、その環境を展示することにも意義があるのではないかと考えました。この宇津貫キャンパスの30年にフォーカスした展示をし、キャンパス環境を知ることから、これから先のキャンパスをどう変化させていけば良いのか、環境活用を考える上での指標にもなるのではないかと考えています。
また、このキャンパスの環境を積極的に活用している事例も併せて展示することで、学生が思考を広げていければ「生きるキャンパス」を体現できるのではないかと考えます。
酒匂克之(東京造形大学教授)
展覧会チラシはこちら
[関連イベント]
四美大アラムナイ「美術を楽しむ日」連携トークイベント
「卒業生が語る~あなたとわたしの2つのキャンパス~」
東京造形大学の卒業生であり、また同学で長年教鞭をとられていた小出正志氏・地主広明氏による
学生時代と教員時代を、キャンパスを通して振り返るギャラリートーク
日時:2025年10月18日(土)14:00-15:30
CS祭(Creative Spiral Festival)期間中開催!
会場:東京造形大学附属美術館
登壇者:小出正志(東京造形大学名誉教授)・地主広明(東京造形大学名誉教授)
進行:渡部千春(東京造形大学教授)
事前申込不要・参加費無料
参加ご希望の方は上記日時に会場にお集まりください。
〇四美大アラムナイとは
女子美術大学同窓会・多摩美術大学校友会・東京造形大学校友会・武蔵野美術大学校友会からなる四美大校友会同窓会連合です。
〇美術を楽しむ日とは
芸術の秋、美10(ジュ)2(ツ)と語呂の合う10月2日を「美術を楽しむ日」として2017年に四美大アラムナイが記念日申請し、一般社団法人 記念日協会より登録認定されました。
教員による展示プレゼンテーション
下記日程で教員による展示のプレゼンテーションを行います。キャンパスを活用して展開している授業やプロジェクトについてご紹介いたします。
| 日時 | 発表者 | |
|---|---|---|
| 10月29日(水) | 10:00-12:00 | ①粟野由美 教授(メディアデザイン専攻領域) |
| ②石賀直之 教授(教職課程) | ||
| ③小平雅尋 特任教員(写真専攻領域) | ||
| ④酒匂克之 教授(室内建築専攻領域) | ||
| 11月10日(月) | 11:00-12:00 | ①飯名尚人 教授(映画・映像専攻領域) |
| ②岩瀬大地 教授(プロジェクト科目) | ||
| 15:00-16:00 | ①中川 恭 非常勤教員(プロジェクト科目) | |
| ②高須賀活良 特任准教授(プロジェクト科目) | ||
進行:渡部千春教授(グラフィックデザイン専攻領域)
会場:東京造形大学附属美術館
事前申込不要・参加費無料

緊急対談!!「おしえて!森の中の美大構想」
東京造形大学が目指す「森の中の美大構想」について現学長と前学長がお話しします。
日時:2025年11月14日(金)17:00-18:00
会場:東京造形大学附属美術館
登壇者:生嶋順理(東京造形大学学長)、山際康之(東京造形大学理事長・前学長)
進行:渡部千春(東京造形大学教授)
事前申込不要・参加費不要
参加ご希望の方は上記日時に会場にお集まりください。

【東京造形大学キャンパススタンプラリー!!】
展覧会に関連して会期中、大学構内をめぐる「東京造形大学キャンパススタンプラリー!!」を開催いたします。デザインジャーナリストの渡部千春教授によるたのしい校舎解説テキストと、画家の宮﨑勇次郎教授の魅力あふれるイラストでできた特別なスタンプラリーです。
展覧会会場で配布しておりますので、ぜひスタンプラリーをしながら大学を散策してください。そしてあなたのお気に入りの東京造形大学を見つけてください。


【出品作品】

磯崎新 宇津貫キャンパス概念模型 2025年(室内建築専攻領域制作)

鈴木那月《「」》 2024年

東京造形大学創立30周年記念運動会 1996年

宇津貫キャンパス開校 1993年

宇津貫キャンパス建設風景 1991年

高尾キャンパス授業風景
美術館公式SNS
Instagram: tzuartmuseum
X: @tzuartmuseum
Facebook:@TokyoZokeiUniversityArtMuseum
展覧会企画:酒匂克之
企画協力: 渡部千春
メインビジュアル:中浪優一
模型・什器制作:東京造形大学デザイン学科室内建築専攻領域
制作協力:
生嶋順理
粟野由美
飯名尚人
石賀直之
岩瀬大地
鈴木マサル
豊嶋康子
宮﨑勇次郎
川部良太
沼田真一
中田彩郁
小平雅尋
門田紘佳
高須賀活良
木船園子
小出正志
地主広明
中川恭
由良環
唐沢彩乃
皆川野原
あんどういっせい
柴田恵理
金子貴香
高久環
升淳
鈴木崇之
福田季喜
菊地勇太
鈴木那月
井浦優果
Rio Yokoyama
主催:東京造形大学附属美術館
協賛:東京造形大学校友会

2025年度 東京造形大学 博士審査展
大学院造形研究科造形専攻(博士後期課程)
2025年12月1日(月)-12月13日(土)
開館時間:10:00~16:30(入場は16:00まで)
休館日:日曜
入館無料
東京造形大学附属美術館
東京造形大学12号館1階ZOKEIギャラリー
(ZOKEIギャラリーでの展示は行いません)
本学は、創立50周年を迎えた2016年4月に、東京造形大学大学院博士後期課程を新設しました。本学博士後期課程では、教育研究の具体的な展開を通して、高度な専門能力と柔軟で総合的な課題探究能力を合わせ持った人材育成を推進しております。本学博士後期課程の研究成果には、各自の研究テーマに合わせた学術系研究の「論文研究」と制作系研究の「作品と論文」による2つの形式があります。この度、これらを一般公開する「博士審査展」を開催いたします。
この博士審査展は、学生のこれまでに研究してきた研鑽の成果を広く多くの方々にむけて発表する場となります。それはまた、本学博士後期課程における造形分野での博士号の意義と社会的な価値が問われることでもあります。ご関係の皆様のこれまでのご支援とご指導に心よりお礼申し上げますとともに、ぜひとも多くの皆様にご来場を賜りますようご案内申し上げます。
東京造形大学大学院 研究科長 岩瀬大地
[学位本審査(公聴会)]
博士審査展にあわせて学位本審査(公聴会)を実施いたします。
参加ご希望の方は以下の日時に会場にお越しください。(申込不要・参加費無料)
●薦田 梓(コモダ アズサ)
日時:2025年12月10日(水)13:00~
会場:東京造形大学12号館2階201教室
●WANG ZHIHENG(オウ・チコウ)
日時:調整中
会場:東京造形大学12号館2階201教室
[出品者]
薦田 梓(コモダ アズサ)
[研究テーマ]
高精細複製文化財の活用に関する研究ー文化財保護及び美術教育の視点からー
――――――――――――――――――――――――
[出品者]
WANG ZHIHENG(オウ・チコウ)
[研究テーマ]
ECにおける布地の質感可視化サービスに関する研究
――3DCGシミュレーション・システムの構築――
[作品]


WANG ZHIHENG《布地シミュレーション・システム》
Unity、3DCG、プロジェクション、マウスインタラクション サイズ可変 東京・上野「Moon Gallery」個展 2025年

WANG ZHIHENG《布地シミュレーション・システム》
Unity、3DCG サイズ可変 2025年
東京造形大学附属美術館公式SNS
Instagram: tzuartmuseum
X: @tzuartmuseum
Facebook:@TokyoZokeiUniversityArtMuseum
主催:東京造形大学

