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附属美術館


 
東京造形大学の美術館は1994年に開館した東京造形大学附属横山記念マンズー美術館と2005年に大学院棟1階にオープンしたZOKEIギャラリーから構成されています。


大辻清司・高梨豊 ― 写真の「実験室」と「方法論」―


左:大辻清司《「大辻清司ポートフォリオ」より 焼け残りの蔵 中野坂上》1940年代 東京造形大学附属図書館蔵
右:高梨豊《初国 島根県簸川郡大社町 出雲大社 1985年1月》1985年 東京造形大学附属美術館蔵

この展覧会では、限定された枠組みとしての写真を問い直しながら、表現者としての自身の根拠を検証し続けた2人の写真家の活動を紹介します。
1966年に開学した東京造形大学の写真専攻(1971-80年は映像専攻)の教育で草創期から中心的な役割を果たしてきた大辻清司(1923-2001年)と高梨豊(1935年生まれ)は、日本の写真史においても重要な仕事を残しています。本展はその仕事を現在の視点から改めて考察すると同時に、昨年創立50周年を迎えた東京造形大学の写真教育を写真史的な視野において確認するものです。
戦前期からのアヴァンギャルド芸術を継承する大辻の「実験室」と、1960年代という“異議申し立て”の時代に出発した高梨の「方法論」は、異なったアプローチではありますが、その作品は多様性によって特徴づけられています。しかしながら、それは芸術家としての個を外部へと拡張していくようなものではなく、過去の自己や物語を切断しながら現在を確認する作業を意味していました。そうした観点から、本展では、多様な表現を超えた場所に現われる写真作家としての一貫した姿勢を提示します。
主な出品作品として、大辻の1950年代の《陳列窓》《無言歌》や1970年代の《日が暮れる》《むかしの家》などのプリント、1955年に制作された実験映画《キネカリグラフ》(1986年再制作)などの映像作品を、高梨の1960年代の《東京人》、70年代の《都市へ》、80年代の《都の貌》、90年代の《地名論》、2000年代の《WINDSCAPE》といった日本の都市や風景を問い直す作品などを展示します。

2017年9月13日(水)-10月12日(木)
休館日:日曜・祝日および9月20日(水) 
※ただし9月18日、10月9日は開館
開館時間:10:00~16:30(入館16:00まで)
入館無料


大辻清司《「大辻清司ポートフォリオ」より 氷紋》1956年 東京造形大学附属図書館蔵


高梨豊《silver passin’ 王40甲》2008年 東京造形大学附属美術館蔵

【関連イベント】 
 ・高梨豊 特別講義「“写真作家”とは何か?」
  日 時:2017年10月3日(火)16:40-18:10 
  会 場:東京造形大学4号館桑沢記念ホール2階4-B教室
  講 師:高梨豊(写真家)
  聞き手:タカザワケンジ(写真評論家・ライター・東京造形大学非常勤講師)

  参加費無料 事前申込不要  
  どなたでもご参加いただけます。

 ・シンポジウム「継承と展開 ―写真について/写真を介して―」
  日 時:2017年9月25日(月)17:00-19:00     
  会 場:東京造形大学12号館2階201教室   
  パネリスト:潮田登久子(写真家)
        鈴木秀ヲ(写真家・東京造形大学非常勤講師)
        小平雅尋(写真家・東京造形大学非常勤講師)
        門田紘佳(写真家)
  モデレーター:中里和人(東京造形大学教授)
         藤井匡 (東京造形大学准教授)
    
  参加費無料 事前申込不要
  どなたでもご参加いただけます。

 ・ギャラリートーク
    第1回9月13日(水)17:30-18:10
    第2回9月26日(火)13:30-14:10
    担 当:藤井匡(東京造形大学准教授)、附属美術館学芸員
    参加費無料 事前申込不要
    どなたでもご参加いただけます。

主  催:東京造形大学附属美術館
協  力:東京造形大学附属図書館

【ギャラリートークの様子】
会場:東京造形大学附属美術館展示室
講師:藤井 匡(本学准教授)、本学学芸員

〇第1回2017年9月13日(水)17:30-18:10
展覧会初日の閉館後、ギャラリートークを行いました。藤井准教授による解説を聞きながら作品をみなさんじっくりと鑑賞されていました。授業の学生や外部の方含め65名にご参加いただきました。


次回の展覧会

CSP4 あること ないこと 青木豊・荒井伸佳・鈴木俊輔


左から
青木豊《void》2015年 アクリル、スプレー、綿布、パネル撮影:sprout curation
荒井伸佳《Nowhere / Now Here》2016年 合板、LED,その他
鈴木俊輔 《落ちた鳥》2016年 キャンバス アクリル 

CSP(Creative Spiral Projectの略)は、東京造形大学美術学科教員が主体となり、東京造形大学卒業の芸術家の発表支援と活動記録の蓄積をとおして、新たな芸術表現の育成と社会還元を行うことを目的としたプロジェクトです。2013年から2015年まで桑沢デザイン研究所の展示スペースにて3回開催され、本年2017年からは東京造形大学附属美術館にて、開催されることになりました。今回も引き続き展覧会、シンポジウムを開催し、記録としての役割を果たすカタログの発行を行うことで社会へ発信します。
4回目の展示「CSP4」は「あること・ないこと」というタイトルを設定しました。「あること・ないこと」何を表現するのか ?それは掴みだけのインチキなハッタリをかますのではなく、多様性の安易な容認でもありせん。作家の自由な発想、設定、プロセスの中で美術家は「独自のテーマ」を探りながら、個々にとってのリアリティを立ち上げます。それは、作家にとっての「本当のこと」だとも言えます。絵画/彫刻という枠組みを超えて「フィクションの中で本当の事を言う、つまり嘘をついて本当を言う」少し謎かけみたいな言葉を今回のテーマにしました。美術表現はあくまでも個々の経験、価値観、信念の中で技法とプロセス、素材とのやり取りを通じて物として存在させ、何がしかの真実を表現しようとします。
それは自分の考えの説明を目的とするだけでは無く美術表現として成り立つ瞬間の、ないのにある、あるのにない、なくても感じる、まさに人間の思考や感覚器官全てに働きかけます。今回は3名の作家を選び、展示してもらいますが、其々は違う手がかり、プロセスを経て作品を立ち上げながら制作し、それは彼らにとっての「本当の事」になるのだと思います。異常な速度で逆走し、暴走しだした、この時代だからこそ、作家達にとっての「大切な事」を確認したいと思います。

CSP実行委員 高橋淑人

2017年11月8日(水)~12月9日(土)
開館時間:10:00-16:30(入館は16:00まで)
休館日:日曜・祝日
入館無料

オフィシャルサイト:http://www.zokei.ac.jp/csp/

[関連イベント] 事前申込不要・参加費無料
 ・シンポジウム
  日時:2017年11月25日(土)17:00~19:00
  会場:東京造形大学12号館201教室
  パネリスト:   青木豊
           荒井伸佳
           鈴木俊輔
  ゲストパネリスト:ロジャー・マクドナルド(インデペンデントキュレーター)
  モデレーター:  藤井匡(東京造形大学准教授)
  

レセプションパーティー
  日時:2017年11月25日(土)19:00~20:00
  会場:東京造形大学10号館1階

出品作家

■青木豊 (Yutaka Aoki)

  2008年 東京造形大学 造形学部美術学科絵画専攻 卒業
  2010年 東京造形大学大学院 造形研究科造形専攻美術研究領域 修了

多数の素数
実は、私たちは本当は全てを知っているのではないでしょうか。いきなり何の話だといった感じですが、歴史が保有する膨大な情報の中には、埋もれてしまった、あるいは隠されてしまった数多くのことがらがあるのだと思います。均質な情報を印刷するプリンターのような現代において、幻の世界は終着点に辿り着いたと言えるでしょう。古来より人が祈りを捧げる際に踊り・舞ってきたように、そこに掛かる負荷、つまりエネルギーは本来、消費/使い捨てられるものではないはずです。美術(もしくは、、)を人間の手元に返したいと考えながら制作しています。


青木豊《untitled》2015年 紙、パネル
撮影: sprout curation

■荒井伸佳 (Nobuyoshi Arai)

  1993年 東京造形大学造形学部美術学科美術Ⅱ類卒業

私たちを取り巻く世界は容易に知覚できないような謎に満ちています。
それらの謎を放置する事なく、数多の真実や存在と不在にまつわる事柄について観察、考察し、自身の立脚する位置から美術として成立するよう作品を制作しています。また空間に於ける彫刻の役割と可能性について探求し、答えのない質問を繰り返しています。


荒井伸佳《集合と自立》2016年、木材、結束バンド

■鈴木俊輔 (Shunsuke Suzuki)

  2001年 東京造形大学造形学部美術学科美術Ⅰ類卒業
  2002年 東京造形大学研究生修了

何も考えずに、ただぐちゃぐちゃにぬりつけられたキャンバスの中に、一点の美しさを発見すること。それが、私が絵を描く原点だと思う。
道端に生え、咲き出す草花の生命力。
夕食の魚を音もなく盗み取り、唸りながら食べる飼いネコの野生。
夜明けに、静寂の中から、少しずつ聞こえてくる鳥たちの声のリズム。
日々の生活の中で、わずかに本能的に感じる美しさを大切に紡ぎながら、線を引き、色をぬる。
表現したいという衝動を解放し、自由に色と形が連続するイメージが、作品を見た人の中で、それぞれの美しさの発見につながることを信じて制作を続けている。


鈴木俊輔《猫》2016年 キャンバス、アクリル

主催:東京造形大学附属美術館、CSP実行委員会、
   東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域・彫刻専攻領域
本展企画:CSP実行委員 高橋淑人(東京造形大学教授)
協力:末永史尚(東京造形大学 非常勤講師)
   下山健太郎(東京造形大学 絵画専攻助手)