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東京造形大学附属美術館について

東京造形大学の美術館は、東京造形大学附属美術館(横山記念マンズー美術館)、ZOKEIギャラリー、CSギャラリーの3館で構成されています。


東京造形大学附属美術館(横山記念マンズー美術館)

本美術館は,1986年八王子の医師故横山達雄氏より寄贈されたジャコモ・マンズーの作品(彫刻5点,版画23点)から出発いたしました。1994年,本美術館開館式に来日されたインゲ・マンズー夫人のご好意により寄贈された彫刻5点,版画8点が新たに加えられ,充実したコレクションになってきました。建築は白井晟一氏の設計原案に基づいています。

ジャコモ・マンズーは,現代具象派を代表するイタリアの彫刻家です。鋳物の肌触りをそのまま生かした独特のスタイルは,1960年代から1980年代にかけて世界的な人気を博し,その後の日本の彫刻界にも多大な影響を及ぼしました。本学における彫刻教育の基礎を築かれた佐藤忠良名誉教授も,「影響と真似とは別なものだが,いずれにしても造形の手順がハッキリ見えて,様式性の強いものほど信奉者にはそのスタイルがのりうつり勝ちなものである。ところが,イタリア作家の中でもマンズー芸術だけは,どこがどうなって,こうなるかがわからない彫刻と言えよう。」と,マンズー作品の不可思議さについて述べています。

マンズーの作品は,ごくありふれた自分の生活に顔を出す家族や知入たちをモデルにした作品や夫人であるインゲの胸像が多いのですが,〈枢機卿〉を始めとする宗教的な要素がその特色にもなっています。第二次世界大戦のナチスに対する批判を宗教的比喩(ひゆ)によって表現したレリーフ,平和と戦争の連作をはじめ,マルクス主義を信奉し,そうした多くの友人を持っていた彼がファシズムとのたたかいとその犠牲に対する怒りを,子供の時から培ってきたキリスト教的な人間観,正義観を持ってそれらを表現しています。その中でもローマのサン・ピエトロ大聖堂の門扉のレリーフ〈死の門〉,ザルツブルグ大聖堂〈愛の門〉が特に有名です。

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(左)展示室A
(右)展示室B


ZOKEIギャラリー/CSギャラリー

ZOKEI ギャラリーとCSギャラリーは、企画展、大学院生の研究成果発表、教員の企画展等、東京造形大学の教育・研究活動の発表を目的とした展示スペースです。東京造形大学の造形教育の特色を発信する場として、また学生が制作・研究の成果を発表する重要な空間として運営されています。


(左)ZOKEIギャラリー
(右)CSギャラリー