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八王子医療刑務所壁画プロジェクト

共同事業者名八王子市都市緑化フェア推進室、第34回全国都市緑化はちおうじフェア実行委員会、株式会社カブトス
事業実施期間2016年5月〜2017年10月
担当教員岩瀬大地准教授、宮崎勇次郎助教、生島順理教授

本プロジェクトは、八王子市市制100周年を記念して2017年9月16日から10月15日の間に開催された「第34回全国都市緑化はちおうじフェア」の一環として企画されました。第 34 回全国都市緑化はちおうじフェア実行委員会から委託を受け、本学の社会連携活動として八王子医療刑務所幅140メートルの壁に巨大壁画を描いたプロジェクトです。「八王子市に住む地域の人々が壁画制作への参加を通して、本学と協働して地域アートを共創する」という基本コンセプトをもとに制作されました。子安町三丁目町会や万町一丁目町会の人々や八王子市内に住む市民、八王子市立第三小学校と第六小学校の子供達、八王子医療刑務所の職員、本学学生など、合計100人以上の地域の方が本プロジェクトに参加し、ワークショップなどの本学と地域との共創を通し約1年かけて制作しました。また本プロジェクトは、本学授業とも連動して行われました。2017年4月から7月の間、ハイブリッド特別演習A9「八王子医療刑務所壁画を現場体験する」の授業の中において学生は、壁画制作で使用する原寸大の転写シートの制作をしました。制作現場では株式会社カブトスの神谷氏のアドバイスを受けながら壁画制作を行いました。

そして本プロジェクトは、八王子市広報誌をはじめ朝日新聞デジタル、朝日新聞東京川の手版、大分合同新聞、毎日新聞大学倶楽部、タウンニュース、読売新聞多摩版、Yomiuri Online、美術手帖、子安地域住民協議会広報紙など様々なメディアに紹介されました。これはひとえに地域の人々の協力・参加のおかげだと思います。壁画は本学と多くの地域の人々が協働して成し遂げられたものであり、地域社会と連携し、信頼関係を構築しながら制作したことは、これからの本学が地域で社会連携活動を展開することに対して自信を深めることができました。地域の人々から「壁が明るくなって本当によかった。造形大ありがとう。」や「造形大よくやってくれた。お疲れ様でした。」と壁画の完成を喜んでくれたことは何より嬉しいことでした。今後、地域の様々なアクターが自分たちの手でこの壁画を積極的に活用しより良いコミュニティデザインに向けた活動を展開していってくれたらと思います。また本学も将来的に地域のアクター達と連携し、より良いコミュニティデザインに積極的に関与していければと考えています。