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学生・関係者の活動 詳細

漂流 on the flow “ミシェル・ウェルベック『地図と領土』と写真と”


 

赤石隆明
大学院美術研究領域 2010年度修了


漂流 on the flow
横田大輔+川島崇志+赤石隆明 feat. 八木良太

ミシェル・ウェルベック『地図と領土』と写真と

2014.9.2 tue. – 9.27 sat.

G/P gallery + g3/ galleryでは、アーティスト・ユニット漂流による「ミシェル・ウェルベック『地図と領土』と写真と」を開催いたします。漂流は、横田大輔と川島崇志、そして赤石隆明という今最も注目される3人の写真家が、「写真の拡張」をテーマに行う「実験的な合同展」です。2012年に続く2回目のSHOWとなります。
今回は、フランスの現代小説家ミシェル・ウェルベックの小説『地図と領土』を、補助線として参照しつつ、その小説に写真のインスピレーションを得て、三者三様の「写真の拡張」を試みます。また、メディアアーティストの八木良太にもゲスト参加を要請しています。

◆トークショー
代官山で行われるHILLSIDE TERRACE PHOTO FAIRにあわせて、ミシェル・ウェルベックの翻訳者でフランス文学者の野崎歓氏をむかえ、トークショーを行います。
出演:野崎歓+横田大輔+川島崇志+赤石隆明
モデレーター:後藤繁雄
日時:9月5日(金)20:15-21:45
会場:代官山蔦屋書店 3号館2階音楽フロア
主催:HILLSIDE TERRACE Photo Fair、代官山蔦屋書店
料金:500円(要事前予約)
予約方法:代官山蔦屋書店ウェブサイト(http://tsite.jp/daikanyama/event/004161.html)からご確認ください。



すぐれた現代小説は、時として現代写真批評をはるかに超えた、予言的な示唆を我々に与えることがある。例えば、リチャード・パワーズの小説『舞踏会に向かう三人の農夫』、ゼーバルトの小説『アウステルリッツ』などは、写真が持つ力についての驚くべき贈物であった。そして我々は新たに、ここにミシェル・ウェルベック『地図と領土』という現代写真をめぐる書物を手に入れた。ミシェル・ウェルベックは、90年代に『素粒子』や『プラットフォーム』など、現代文明の矛盾を赤裸裸に描き出し、フランス現代文学にモンスターのごとく出現し、賛否両論をまきおこした。そして近作において、資本主義のフロントラインとも言うべきコンテンポラリーアートと写真、イメージをフィールドに、『地図と領土』を書き上げた。本書は、フランス文学の最も重要な賞である、ゴンクール賞を受賞し、50万部のベストセラーともなった。今回の漂流展では、この『地図と領土』で提出された、さまざまな写真の様態を補助線として参照しつつ、「来たるべき写真」についての実験を試みに挑戦しようとするものである。

後藤繁雄(G/P gallery ディレクター/本展キュレーター)



◆漂流は、「写真の拡張」をテーマとし、実験を行うユニットで、横田大輔、川島崇志、赤石隆明の3名をメンバーとします。毎回、テーマを設定するとともに、コンテンポラリーアーティストのゲスト参加を求めグループショーを行います。

横田大輔 Daisuke Yokota
1983年埼玉県生まれ。2003年日本写真芸術専門学校卒業。2013年にOutset Netherlands| Unseen Exhibition Fund賞を受賞し、オランダのアムステルダムにあるFOAM写真美術館で2014年夏に個展「Daisuke Yokota ― Site/Cloud」を開催。2013年に初の本格写真集「Site/Cloud」を出版。

川島崇志 Takashi Kawashima
1985年、宮城県生まれ。2011年東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻写真領域修了。2011年アートアワード東京・審査員賞、TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2012・グランプリ等受賞歴多数。2013年3月、東京・G/P galleryにて個展『New coast, and a fragment over a woman(新しい岸、女を巡る断片)』を開催し、限定写真集『New coast, and a fragment over a woman』を出版。

赤石隆明 Takaaki Akaishi
1985年、静岡生まれ。東京造形大学大学院造形研究科美術研究領域卒業。主な展示に「Hyperplasia」(2010、g3/ gallery、東京)、「camaboco」(2010、東京造形大学、東京)「Carpet and Photograph」(2009、3番 gallery、東京)。受賞歴に「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD」(2011、3331 Arts Chiyoda、東京)、「キヤノン写真新世紀」(2010、東京都写真美術館、東京)にて佳作(佐内正史選)。2013年9月、G/P galleryにて個展を開催し、同名写真集『UNBROKEN ROOM』を出版。2014年には木村伊兵衛賞にノミネートされるなど、注目を集めている。

八木良太
1980 年愛媛県生まれ。京都市在住。見たいものしか見ない・ 聞きたいことしか聞かないといった、我々の制限的な知覚 システムあるいは態度に対する批判的思考をベースに作 品制作を行う。既製品を用いて作品を構成し、その現れに よって人間の知覚やそれを利用した工学的システムを浮 かび上がらせるような作品を発表している。音響作品をは じめとして、オブジェや映像 、インスタレーションからイン タラクティブな作品など、表現手法は多岐にわたる。


開催期間

2014年9月2日~2014年9月27日


休館日

Sunday and Monday Closed / 日月休


時間

11:00 – 19:00


入場料

無料


会場

g3/ gallery


会場住所

江東区東雲2-9-13 TOLOT 2F


関連Webサイト

http://g3gallery.jp/archives/770