書籍出版 『死と復活』(筑摩書房)

池上英洋
教養科目 准教授
本学准教授の池上英洋先生の著書『死と復活』(筑摩書房)が刊行されました。
池上英洋、『死と復活 ―「狂気の母」の図像から読むキリスト教』
筑摩書房、総頁数304頁、2014年2月15日刊行、1,800円+税
内容)「嬰児復活の奇跡」の図像伝統と、その上位テーマである「狂気の母」の主題をとりあげ、その起源と成立過程におけるさまざまな要素と関係性を追った論考。
目次)
第一章: 「嬰児復活の奇跡」と聖遺物
第二章: 聖餐とカニバリズム
第三章: 聖杯伝説と生贄の祭儀
第四章: 子殺しの魔女とケルトの大釜
第五章: デオューソスと「洗礼による死」
第六章: 若返りの釜 ―グノーシス、錬金術、アンドロギュヌス