本と、スツールと、テキスタイルと。
23名
室内建築専攻領域 酒句克之ゼミナール
曾 薪原/陸 宇豪/浅村 未夢/新川 海帆/有田 優那/
金 智球/栂野 葉流/成田 萌杏/藤田 輝/松田 京悟/
松冨 百花/宮石 果歩/渡部 杏果/米持 帆海
テキスタイルデザイン専攻領域 有志学生
泉本 美羽/久住 朱花/水津 綾/CHEN KAI/中川 真奈
/中野 史花/中野 まとめ/安田 桂子/山﨑 麻由
本展は2024年の展示に続き、東京造形大学[室内建築専攻領域 酒匂克之ゼミナール]と[テキスタイルデザイン専攻領域有志学生]の共同制作プロジェクトの展示です。
異なる専門領域で学ぶ学生たちが、ひとつのテーマを起点として相互に影響を受けながら、普段とは異なるプロセスで制作に取り組みます。
今回は、酒匂ゼミナールの学生がスツールを調査研究し、テキスタイルデザイン専攻領域の学生ヘプレゼンテーションをしました。テキスタイルデザイン専攻領域の学生はそのプレゼンテーションを受け、テキスタイルの染色技術を用いて板を染めた作品を制作しました。その作品は酒匂ゼミナールの学生が制作するスツールの素材に用いられ、作品で対話するようなコラボレーションを生み出しました。
〇室内建築専攻領域 酒句克之ゼミナール
今年度のゼミナールでは、“居場所をデザインする”という視点でスツール研究に取り組みました。最も簡易な家具として生まれたスツールは、遺跡の発掘で時代が判明がしているものでも約2500年前まで選ります。それは、はたを織る際の尻当てとして生まれたようですが、現在では簡易に移動できる家具として、スツールが置かれたところには自然と居場所が生まれます。また、日常では座るという行為とは異なる使われ方もされています。そのようなスツールを調べることから始め、スツールの使われ方を採集し、スツールとは何かを考察してきました。その中から「並べて使える」「座面が小さい」「別の用途にも活用できる」「収納しやすい」という4つの特徴を選択し、それを各グループテーマとしてスツールの制作に取り組みました。(担当教員 酒匂克之)
〇テキスタイルデザイン専攻領域
今回はテキスタイルデザイン専攻領域の学生と一緒に、木材に柄を染めるということに挑戦しています。木材の表面に柄をプリントすることはよくありますが、柄を「染める」というのは珍しいのではないかと思います。染めることで柄が木材に浸透して表層だけでは出せない素材感を生み、さらには曲木という技法にも対応できることを想定しています。何しろ初めて取り組む事なので失敗も多く、これを書いている時点では学生と手探り状態で奮闘しています。うまく行きますように!
参加した学生は本やスツールというキーワードから「スツールの使われ方」「本のある風景」など、さまざまなテーマを導き出して柄をデザインしています。この少し変わった、装飾された素材を室内建築専攻領域の学生がどのように使うのか、どのような形にしてくれるのか、とても楽しみにしています。 (担当教員 鈴木 マサル)
開催期間
2026年11月6日~2026年12月2日
休館日
第1・第3 木曜日(祝日の場合は開館)
時間
9:30-20:00
入場料
無料
会場
多摩市立中央図書館
会場住所
東京都多摩市落合2丁目35