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学生・関係者の活動 詳細

Put some on our table ! テーブルの上に置いて !


 

清水哲朗
その他 非常勤講師

他、9名
「創造的な螺旋運動としての造形活動」プロジェクト受講生


現在、東京造形大学における学部プロジェクト科目「創造的な螺旋の運動としての造形活動」を開講している。同大学創始者、桑沢洋子氏が、バウハウスの造形活動の持つ、人間の生と生活に根付いた「総合性」に倣って、開学時から標榜していた「クリエイティヴ・スパイラル(創造的な螺旋運動)」のビジョンをもとに、21世紀の現在において、そのビジョンを再考し、復興し、学部において、プロジェクトとして、広く社会に提案する。東京造形大学が掲げる「CS = クリエイティヴ・スパイラル」という理念も、デザイン、美術にとどまらず、自然や生命的な環境、人々、暮らしなど・・・さまざまな要素の間での対話、関わり合いによって生じる、「創造的な螺旋(らせん)の運動」を目指してきたのだと言える。この困難な、危機の時代において、さまざまな環境、状況、もの、人々との間での話し合い、関わり合いが重要なものとなっている。そのような話し合いを通して、それぞれの価値観、個性的な造形活動を持ち寄り、それを積極的に関わらせ、それによって、共同的な創造活動を実現してゆきたい。皆で考え、議論し、それをもとに、新たな可能性を持つ造形活動を生み出してゆけないかと考えている。同プロジェクトの実現を通して、「アクター・ネットワーク」の方法による、21世紀現在における「新たな共同的な螺旋運動(クリエイティヴ・スパイラル)としての造形活動」を本プロジェクトの実現を通して目指してゆきたい。
 今回、同プロジェクト – その(1) として、「Put some on our table! テーブルの上に置いて!」を開催する。同展では、通常の「作品制作 – その成果としての企画展」を目指していない。すでに、かつて制作されたものの方が主役となる。それらを、まず「置いてみる」、そして眺め、観察し、それをもとに、新たに「何かが作られてゆくかもしれない」。「対話」は、置かれたものに寄り添い、置かれたものは、メンバーたちの議論をより活性化するかもしれない。そのようにして、「置くこと」、「置かれたもの」に注目し、それらを大切にしてゆく。この「事」の進行を、テーブル上で皆で共にしてゆく。そのような「内容」の展覧会を皆で構想している。用意されていて、既にあって、でもやってみなければわからない。テーブルの上に置かれたものと、話し合いによって、どうなるか先はわからない。私たちは予定しない。ちょうど私たちが、この時事刻々を生きているように・・・。さあ、どうなるか。
お楽しみお楽しみ!

                                                            「創造的な螺旋の運動としての造形活動」プロジェクト担当教員
                                                                            川部良太、清水哲朗
                 


開催期間

2025年6月2日~2025年6月9日


休館日

土曜日、日曜日


時間

10:00 〜17:00


入場料

無料


会場

東京造形大学10号館1階CSプラザ


会場住所

東京都八王子市宇津貫町1556