藤原京子個展 the edge
藤原京子
デザインII類 1990年度卒業
EARTH+GALLERYでは、2024年10月18日から10月30日まで、藤原京子(ふじわらきょうこ)の個展を開催いたします。鉄とガラスを組み合わせた彫刻的な立体によるサイトスペシフィックなインスタレーションです。
藤原京子が制作のテーマにしているのは、境界の概念とその向こうに在る静謐を湛えた未知の世界。鉄とガラスは共に、硬質で強く冷たい反面、儚く脆い対照的な特徴を持つ素材です。現実を超えた静謐な世界に惹かれ、作品を通じて内と外、神聖と世俗、永遠と終焉、相反する概念とその境界にある脆さと危うさを表現しています。
いつも藤原の心の中にあるのは、月明りの中に街中を覆いつくすガラスが冴え冴えと光輝く夜の情景。割られたガラスのナイフのような静謐。破綻した秩序の中に見る創造の美しさ。
本展覧会では、直径2メートルの巨大なシャンデリアを中心に新作のレリーフや写真作品もご覧いただける貴重な展覧会となります。10月19日は、アーティストトークと、作品のために制作された24分間のパフォーマンス「21g:呼応と邂逅。」(大原海輝 演出・谷内有 振付)の特別公演を開催いたします。ご高覧いただけますと幸いです。
会期:2024年10月18日(金)~10月30日(水)
時間:13:00~19:00
休廊:月・火(10/21、10/22、10/28、10/29)
<特別イベント>
アーティストトーク| 2024年10月19日(土)14:00~
24分間のパフォーマンス |2024年10月19日(土) (1)15:00~ (2)17:00~
「21g:呼応と邂逅。」(大原海輝 演出・谷内有 振付)の特別公演
人が死ぬ瞬間、体重が少しだけ減る。その重さが、21グラム。
この作品では、芝居や踊りなどによる身体表現で4人の登場人物が魂を振るわせ悪夢の様な日常が白昼夢の様に広がります。それは、“死を意識するからこそ今を大事にできる”という言葉【メメントモリ】の体現であり、24分で体感できる21グラムの作品です。どうせ最後は、本当に大切なものしか残らないのだから。
出演:大原海輝 /谷内有/上村海成/大垣内正美
音響:加賀其龍太
照明:福田源八
撮影:中川達也
開催期間
2024年10月18日~2024年10月30日
休館日
月・火(10/21、10/22、10/28、10/29)
時間
13:00-19:00
入場料
無料
会場
EARTH +GALLERY
会場住所
東京都江東区木場3-18-17
関連Webサイト
https://earth-plus.com/
https://www.instagram.com/theedge_kyoko