映画『上飯田の話』関西2館にて上映
髙橋壮太
映画専攻領域 2013年度卒業
たかはしそうた監督の初の劇場公開作となる、映画『上飯田の話』(かみいいだのはなし)が 7月13日(土)~7月19日(金)シネ・ヌーヴォ(大阪市)、
7月27日(土)~8月2日(金)元町映画館(神戸市)にて公開されます。
たかはしそうた監督は、劇中にも登場する「上飯田ショッピングセンター」の建物の佇まいから強い映画創作の着想を得ました。現地に何度も足を運び、町民の人々と交流するなかで、物語を制作しました。
【ストーリー】
横浜市泉区上飯田町、横浜の端っこに実在する上飯田町ショッピングセンターを中心とした3つの小話。『いなめない話』『あきらめきれない話』『どっこいどっこいな話』3話それぞれ上飯田町に暮らす人々のところへ、何かの理由で外部の人がやってくるところから始まる。いつもの生活の中に現れる小さな変化。
【監督コメント】
祖父母が住んでいた上飯田町を散歩していたとき、上飯田ショッピングセンターを見つけました。いかにも地元に根ざした個人商店が連なり、地元の人が通い、独特な時間の流れがありました。地元の方と関わる中で、この町は徐々に高齢化が進み、人もまばらになっていることがわかりました。つまりこの場所で感じた時間の流れは、今撮らなければまた別のものになってしまう。なんとかこの町の今の時間の流れを映画にすることはできないだろうかということが製作のきっかけとなっています。今回の上映で、見ている人と一緒にこの町の時間を共有できたら嬉しいです。
画像:Ⓒたかはしそうた
関連Webサイト
https://kami-iida-stories.com/
https://www.youtube.com/watch?v=E4lPosi2ZwY