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学生・関係者の活動 詳細

「意見交換会 ・ CA/CR/CC 007」


 

清水哲朗
専門科目 非常勤講師

他、10名



「意見交換会 ・ CA/CR/CC 007」 開催のご案内
  
水曜日4限授業後、第7回「意見交換会 ・ CA/CR/CC 007」を、学部・大学院生、卒業生、学外一般の方を交え行ってゆきたいと思います。タイトルのCA=クリエイティヴ・アクション(創造的行為・行動)、CR=クリエイティヴ・リレイション(創造的な関わり合い・関係)、CC=Creative Commons = 創造的な共有・共同を意味したいと思います。
いろいろな専攻領域、研究科、卒業生、学外よりの一般の方たちも含め、自由に自分の表現、関心のあることなどについて発表してもらって、意見交換したいと考えています。清水の方からも発表します。
第7回=007も ジェームスボンドにならい、鮮やかに、華麗に、活発な意見交換が起こることを期待して行いたいと思います。

前回第6回は、Yukiさん(渡邊さん、学部3年)の発表でした。高校生の時の作品も含め、現在抱えている表現上の課題などもスライドで見せ発表してくださいました。Yukiさんはゆっくりと噛み締めるように言葉を繰り出してゆきます。それが他者への説得力を持ち、人の心をとらえてゆきます。そのことが表現の魅力の源泉ともなっていると思います。以下、Yukiの発表内容です。(1)「意図的に描いていたが、いっぱい描くようになって、払われる。」、(2)「テーマにしたがって描くと思っていたが、何か違うと思って…。何かテーマを決めてやること以外のことをやるのが大事ではないかと思って…。」、(3)「どうなるかわからないのにやることが重要。… ぐにゃぐにゃしている人間が面白いなと思って…。自分が日頃感じている虚脱感でもあるし、それ以外のものでも…。野放し状態のことをやって、その感じがいいのじゃないかなって思って…。」、「『絵を描きたくない』となっていた。『絵を描きたい』というのはどういう時なのか。絵の具をのせているけれども中身がない。いろんな作品を見ても『人ごと』にしか見えなかった。空っぽの状態。」、(4)「何か兆しが見えてきたような。でもやっぱりわからない。冬休みに入って春休み、完全に作品から離れて、何も考えなくなって。何かよくわからない。何かあるけれども、そこにたどりつけない。」(5)「春休みを経て、描きたいという状態になってきて。ここ一ヶ月、一週間ぐらい、他の作家や、他の人の作品に興味が出てきた。見えてきていて。多分これからできると思うんですよ。何が描いてあるかじゃなくて。何をしているのか、というのを見ることが重要なんだ、と思って。自分の実生活に直接関わってきちゃうと思っていて。」、(6)「これは高校の時の自画像。絵を描くことって、何なんだろう、という気持ちがあって。いろいろ勉強している中で、想うのは、安直にこれはこうと思うのは、皆そうで、誰しもそうで、大体それは違う。こう見えるというのは、大体違う。こうであると決めつけてしまうのは…。だから制作するというのは、そういう部分を壊してゆくと言える。」、(7)「それって制作だけじゃなくて、『人生なんだなあって』ていうのがあって。慎重だなあ。自分の性格が慎重というのはあるんですけれども。『軽んじてはならない』。いままでやってきたことが、後からいろいろ見えてくることが面白いなあと思うし。その時はわからないけれども、手応えというか。頭で考えるのではないけれども。」以上Yukiさんの発表のあと質疑に入りました。意見a:「写実の感じがあるけれども、ドローイングをやってから『手応え』という感じですか。『抽象』とは言わないけれども、ノビノビしていて。もともと素敵だけれども、マインド的にも…」。(Yukiさんの応え=こう描こう、というところから、そうじゃないところにいかなきゃ、という感じがあって…。)、b:「お話しの仕方非常に慎重。課題をこうして、充分なものを得ている。作品に関しても、そのものの本質を。描いていてそれで終わらない。今の時代、わかりやすいものが受け入れられるけれど。」、c:「絵を描きたくないというのが、2年、3年の頃あって。私も3年の頃。ただ絵を描く、けれども結局何も感じていない。個人的には、『記録』の方が面白い。」、d:「impression。内面的な感じ。『他者への強い意志』をすごく感じた。自分と他人の。他人を描いたり、他人と表現する。思慮深い面。」、e:「いつもWatanabeさんの隣で絵を描いています。その『手応え』がいつ見つかるかもわからないし、アートは答えがないから。絵を描く上で、『手応え』が見つからなかったらどうするんですか。」、(Yukiさんの応え=大きな手応えはないけれど、ちょとずつ手応えはある。見えなかった部分が見えてくる。『手応えはちょっとずつ感じる』。『答えがない』。確かに答えがないと言ったら答えはないんですけれども。普通に生きていて、よくわかんないのと一緒というか。何かすごくあっている。長くなりそうという…。)、f : 「高校生の時の作品、能力高い。今の顔の作品。自分の型で試行錯誤している中で、型を壊しているのではないか。そういう段階にきている。自分のカラを破ろうとしていて、今の作品は好きです。自分のこと慎重と言っていていたけけれども。慎重だけれども行くという。勇敢だと思う。」、(Yukiさんの応え=何かが描かれている、というよりも、何をしているか、ということが重要。)

次回7/19(水)17:15〜 45分程度(質疑、意見交換含める)で岡本さん(Ayakaさん、学部1年生)の発表です。Ayakaさんは1年生ですが、とても積極的に意見交換会に参加してくださっています。今回は先輩たちを前にしての発表チャレンジとなります。少し緊張するかもしれません。けれども毎回の先輩たちのダイナミックな発表をご覧になっていますから、Ayakaさんも、思い切ってチャレンジャブルに発表してください。後半は今回は、前期最終回でもありますし、コーヒーでもいれながら、集まった方たちで、気楽な懇談でもしたいと思います。お菓子なども持ち寄っていただけたら幸いです。初めて参加の方もどんどん来てください。皆で楽しく話しましょう。意見交換会も、もう007まで来ました。後期も続きます。乞うご期待! 乞うご参加!

この「意見交換会 ・CA/CR/CC 」は、どなたでも自由に参加できます。直接時間に会場におこしください。よろしくお願いします。

・企画名:「意見交換会・CA/CR/CC 007」
・開催日時: 2023年7月19日(水) 17:15〜(大体90分ぐらいを考えています)
・場所:10号館1階 CSプラザ食堂寄り丸テーブル付近
・内容:
(1) 岡本さん発表

自由な発表。

発表後出席メンバー間での自由ディスカッション。」


・担当:  清水哲朗

*学外からお越しの方は、大学入口警備受付で入校のサインをして会場にお越しください。


開催期間

2023年7月19日


休館日

無休


時間

17:15 〜


入場料

無料


会場

東京造形大学10号館1階 CSプラザ食堂寄り丸テーブル付近


会場住所

東京都八王子市宇津貫町1556 東京造形大学10号館1階 CSプラザ