佐久間奏多展 ー私の二つの故郷 日本とチェコー

佐久間 奏多
デザインII類 2000年度卒業
チェコ在住のアーティスト佐久間奏多さんの個展です。
佐久間さんの作品は、手のひらにのるような小さなマリオネット(糸操り人形)が中心です。その多くは木彫りに彩色をした一見可愛らしい人形ですが、ひょうきんのようでもあり同時にどこか厳しい表情も見せるアイロニーに満ちた小さなな妖精たちです。チェコの人々が人形劇に託した歴史の重みを、佐久間さんの創作にも感じることができるといえるでしょう。
佐久間さんは、東京造形大学でテキスタイルデザインを学びましたが、在学中にチェコの劇人形を知り、卒業するとチェコへ渡って2002年にチェコ国立芸術アカデミー人形劇学部舞台美術科大学院に入学、ペトル・マターセクに師事、首席で卒業。以後、チェコでマリオネットの制作を続けています。今回は佐久間さんの郷里豊橋市での展覧会です。
豊橋の自然の中で生まれ育った佐久間さんがチェコの川と森に囲まれた仕事場で生み出した創造の世界。マリオネットをはじめ彫刻や絵画も展示されます。
開催期間
2022年7月9日~2022年7月31日
休館日
水曜日休廊
時間
11:00〜18:00
入場料
無料
会場
ギャラリー サンセリテ
会場住所
愛知県豊橋市向山大池町18-11
関連Webサイト
http://www.sincerite.info/index.html
https://www.puppet-house.co.jp/other_puppets/sakuma_top.html