著書『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと』

ヤマザキマリ
客員教授
養老孟司氏とヤマザキマリ客員教授の著書『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと』が5月27日(金)文藝春秋より出版されます。
書名:地球、この複雑なる惑星に暮らすこと
著者:養老 孟司(著/文)ヤマザキマリ(著/文)
発行:文藝春秋
四六判 重さ 260g 240ページ
定価:1,500円+税
ISBN:978-4-16-391080-2
紹介
日本の問題は、「経済」と「環境」にある。そんなのは、コロナにならなくったって、虫を見ていればわかること。虫が生きにくい世のなかは、人間も生き物も生きにくい――。
コロナ禍で一転、イタリアとの行き来が途絶え、日本生活を余儀なくされた根っからの昆虫好きのヤマザキマリが先輩として慕う養老孟司。コロナ以前から箱根の養老昆虫館に足を運んだ4年間、話は虫を通じて見えてくる世界の複雑さ、気候変動とともに変わりゆく生態系、来るべきAIの世界、すっかり脳化が進み「戦時中と似ている」という日本を覆う空気まで。そして養老さんに訪れたまるの死と病。はたして想像力と突破口はどこにある?
世の中との「ズレ」を感じ続けるふたりが、その違和を一つひとつ解きながら、いつしか微視的スコープで文明の深奥までを眺め見る対談。
(版元ドットコムより引用 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784163910802)