第16回ダイワハウスコンペティション 佳作受賞
2名
趙 程林 ZHAO CHENGLIN デザイン研究領域 修士2年
薛 幸浩 XUE XINGHAO デザイン研究領域 修士2年
広場にいて、周りの人混みに感覚が麻痺していること。 数え切れないほどの人々が通り過ぎ、接触できず、惹かれずに、急いで去っていく。不適切な例をあげる、もし完全な人間ではなく、手や頭などの切断された体の一部が突然広場に現れる。 だからこの時点で、受動的なアイコンタクトをするかどうか、そしてそれをどう感じるか。
触れることと触れられることは、しばしば交換可能である。あなたが誰かに触れようとするとき、それはたいてい特徴を持った誰かに惹かれていて、その瞬間、あなたも触れられる側である。
日常的に同じ家族やルームメイトと家で生活していると、他人の存在感や接触の意欲に感じられない。このように、人間的な部分を強調することで、他者に接触したいという気持ちを呼び起こしてみる。各スペースはセミオープン状態である。それはカプセルホテルまたは家族単位の形で存在することができる。スペースを利用するときは、体の一部を見せながら、
部屋の空気や日光の一部を他の人のスペースに取り入れる。積極的に「触れる触れられる」の媒介物を形成する。シュレディンガーの猫のような感覚の家を作り、他人の気配の包囲感を感じる。コミュニケーションを開始するかどうかは、使用者の観察力にかかっている。