絵画専攻3年B(概念)選抜展 『爪を切る/剥がす/捨てる/比べる/歯で』

絵画専攻領域 絵画bでは3年生の学生より選抜された学生の展覧会を開催いたします。
絵画bでは、今日の絵画表現について、学生自身の主題・表現形式の変遷などの概念的要素と、色彩・形態・素材等の物質的要素がどの様な関わり合いをもって絵画を生成しているかを学んでいます。学生各自のテーマに沿って、アイデンティティに立脚した自己表現を目指し、 今日の表現における「絵画性」の意味について考察し、それに基づいた制作を試みています。 本展では絵画bを担当する5名の教員がそれぞれの視点で学生を推薦し、協議を経て5名を 選抜しました。それは他の学生より作品が優れているということではなく、上記の指標のコンセプトを考慮した上で、学部の3年生という時期において示唆的なケースである、という観点から選抜されています。 このようなプロセスを経て教員によって選ばれた学生による展覧会ですが、参加学生は自主的に展覧会タイトルや展示方法を考え、発表の機会を最大限に活用すべく話し合いを重ねていました。 今回の展示がただ授業成果の発表となるだけでなく、活発な議論と発信の場として機能していくことを強く望みます。
絵画b担当教員(片山真妃、末永史尚、高橋大輔、髙橋淑人、豊嶋康子)
開催期間
2021年9月14日~2021年9月22日
休館日
日曜日
時間
10:00~17:00
入場料
無料
会場
東京造形大学10号館CSギャラリー
会場住所
八王子市宇津貫町1556 東京造形大学