鈴木マサルのデザインとみんなの富山もよう展―暮らしにとけこむアート&デザイン

鈴木マサル
テキスタイルデザイン専攻領域 教授
古今東西、さまざまな「もよう」が生みだされてきました。身近な自然や動物などがモティーフとなったもようは地域の特色の発見であり、表現。日々の時間を彩る色とかたちです。
「富山のいいもの、もようにしたら、富山をもっと好きになる」を合い言葉として、2014年に始まった「富山もよう」。マリメッコやカンペールのデザインをはじめ世界的に活躍するテキスタイルデザイナーの鈴木マサルが富山の豊かな自然や文化を鮮やかなもようで表現、すでに12柄が発表されてきました。デザインの視点で地域の魅力を共有する提案としても評価され、グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」に選出されるほか、美術の教科書にとりあげられるなど、広く注目を集めています。
本展は、富山もようの世界観をTADギャラリーの空間いっぱいに表現するものです。鈴木マサルが手がけるインスタレーションでは、代表的なもようが大胆なスケールで登場します。富山の魅力を伝えるもようの醍醐味とともに、生活にとけこみ、創造力を喚起するアート&デザインの本質的な力を、体感ください。
開催期間
2021年5月17日~2021年6月22日
休館日
毎週水曜日休館
時間
9:30~18:00 ※入館は 17:30 まで
入場料
無料
会場
富山県美術館 TADギャラリー
会場住所
富山県富山市木場町 3-20