幻燈写真2020 Vol.1

首藤幹夫
写真専攻領域 准教授
『幻燈写真』とは、複数台のスライド映写機を操りながらポジフィルムを映写する、独特な写真表現である。
いまはスライド映写機は実用品としての役割をすでに終えたと言っていいだろう。昭和の頃には学校の視覚教材として使われるなど、比較的身近な存在だったが、現在はスライド映写といえばコンピュータ映写のイメージが強く、プログラミングされた映像表現が一般的となった。
古い幻燈装置が像を映し出す構造はごく単純であり、幻燈写真で使うスライド映写機の構造と、ほぼ同じである。幻燈写真は、レンズを通して像が映るという根本的な原理から、幻燈の歴史をふまえ、映像の原初的な感覚と呼応しながら映写を行う。
開催期間
2020年3月21日~2020年3月22日
休館日
なし
時間
2020年3月21日(土)19時より
2020年3月22日(日)18時より
開場はそれぞれ30分前
入場料
前売り・1500円
当日・2000円
会場
LA CAMERA
会場住所
世田谷区代沢4-44-12 茶沢通り沿いビル2F
関連Webサイト
http://www.shutom.com/
http://www.shutom.com/gento2020_01.html