青山実験工房 第4回公演

飯名尚人
映画・映像専攻領域 准教授
能舞台から現代の音楽/表現と能楽の可能性を創造・発信する。
実験と現代、ジャンルの垣根を越え、能舞台の宇宙であらたな創造と一期一会の花との出会い、共鳴をめざしてきました。第4回では武満徹のピアノ+ヴァイオリン曲、観世寿夫と同じ1978年に早逝した甲斐説宗の遺作曲、そしてフェルドマン晩年の最弱音がたゆたう曲のコラボレーション。
出演
高橋アキ、甲斐史子、清水寛二、飯名尚人
上演内容
◆武満徹「ピアノディスタンス」(1961)
◆武満徹「妖精の距離」(1951)
◆武満徹「悲歌 HIKA」(1966)
◆甲斐説宗「ヴァイオリンとピアノのための音楽II」(1978)
◆モートン・フェルドマン「パレ・ド・マリ」(1986)
◆甦る観世寿夫
41年前の12月7日、53歳で早逝した観世寿夫。「伝統芸術の会」「能楽ルネッサンスの会」「華の会」「冥の会」など、戦後の能楽復興期、銕仙会での演能を中心としつつ、能楽以外の芸術家たちとも盛んに交流。能楽を越え、戦後の文芸復興におおきな影響を残した。観世寿夫を偲び、生前出演した舞台などの映像や音源でその世界を振り返る。ゲストも予定。
開催期間
2019年12月6日
休館日
無
時間
19時開演
入場料
前売り
一般 4000円
学生 2000円
会場
銕仙会能楽研修所(東京・表参道)
会場住所
港区南青山4-21-29