長嶋 柊展 TALKEN ABOUT…

鳴瀧みちる
デザインI類 1991年度卒業
他、1名
鳴瀧みちるの高機能自閉症の息子、長嶋柊は幼少期に絵日記をつけはじめ、「しんくやくしょ」や「ネユリト」等のシリーズを生み出してきた。彼がグラフィックソフトで描く「しんくやくしょ」の街には鉄道車両や信号機が擬人化された多種多様な人物が暮らし、架空の国「デムポース」の首都である「ネユリト」では、物価が安く、法定速度はほぼ自由、独自の技術を持つなどの世界観が設けられています。
本展では、15年以上にわたって綴り続ける絵日記をベースとして、長嶋の制作してきた様々な作品を紹介。また海洋生物、国旗、照明器具や定礎プレートなど幅広いものごとへ関心を寄せ、独自に研究を続けてきた行為にも焦点をあて、長嶋の活動の全貌を浮き彫りにします。膨大なイメージが「長嶋柊」を通じて変貌する、独特の世界をお楽しみください。
開催期間
2018年8月28日~2018年10月14日
休館日
月曜日
時間
10:00~18:00
入場料
無料
会場
アートスペースco‐jin
会場住所
京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町83 レ・フレール1F