MOMATコレクション展

北野謙
写真専攻領域 特任教授
2階12室(2)不確かな写真 2000年代の日本の写真より
ここでは2000年代に制作された4人の日本人の写真家の作品を紹介しています。セザンヌの作品によって知られる南仏の山を撮り直した鈴木理策。人物写真を見る時につい抱いてしまう私たちの期待を問い直すホンマタカシ。前景に水面を写しこむことで、見る視点や見られている対象を揺るがす楢橋朝子。あるひとつのグループに属するメンバー皆をひとつの写真に焼きこむことで、統合された人物像をつくりあげる北野謙。どの作品も、写真というメディアを使うことで確かさと不確かさを問おうとする試みだと言えます。ちなみに2000年代はデジタル写真が急速に普及した時代。今の私たちからすると、北野の写真はデジタルで制作されているように見えますが、実際には、35mmフィルムで撮影したネガを物理的に多重露光させたものです。(東京国立近代美術館ウェブサイトから)
開催期間
2018年3月20日~2018年5月27日
休館日
月曜日(祝日または祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日休館)
時間
10:00-17:00(金曜日・土曜日は10:00-20:00)
入場料
東京造形大学生は学生証の提示により所蔵作品展は無料。通常は一般500円(400円/5時から割引300円。大学生250円(200円/5時から割引150円)。企画展は別料金。
会場
東京国立近代美術館
会場住所
千代田区北の丸公園3-1
関連Webサイト
http://www.momat.go.jp/am/exhibition/permanent20171114/#section1-4