個展 川上喜朗 - ”いま”と”かつて”と劣等感と

川上喜朗
絵画専攻領域 4年生
点と未来デザインラボラトリーにて川上喜朗個展「川上喜朗 - ”いま”と”かつて”と劣等感と」を開催します。川上の地元である東京都・調布市での初個展であり、高校生の頃に描いた作品と現在の作品を合わせた展示構成となります。川上が描く少年少女は、「きっと存在するであろう幻影の情景」を表現するためのモチーフです。
守るべき正義や民族意識というものはなく、血なまぐさい現実を感じる機会が少ない現代の日本。しかし一方で、日常の中で突然起こる恐怖や恐れに不安を感じていちいち怯えている。常にみんな苛立っていて、不寛容で、合理的なことばかり主張され、いじめやストーカー、自殺が起き、それらは「自己責任」で片付けられる。社会は劣等感を植え付ける事しかしていない。
そんな苛立ちを安らげてくれるような、「私がいるから大丈夫」と少年少女が語りかけてくれるような情景を表現したい。そのモチーフとして、デフォルメされた少年少女、そして彼らの気持ちを反映できる景色を日常の景色や過去に見た景色、画面でうっすら覚えている景色の記憶から想像し、川上は描いています。
ご来場をお待ちしております。
・ワークショップ情報
ぬりえが動く!?”おめめ”のアニメーションを作ろう
ワークショップでは、あらかじめ用意した線画にそって「あなたにとっての”おめめ”」を描いていただきます!
「目は口ほどにものをいう」というように、「目」はその人の性格や気持ちなど、様々な表情を見せてくれます。楽しそうな”おめめ”なら明るい色合いで華やかに描いたり、かなしそうな”おめめ”なら冷たい色合いで涙を描き加えても良いかもしれません。最後にみなさんが描いた絵をひとつの映像にまとめます。するとみなさんの描いた”おめめ”はひとつのアニメーションになります!どんな映像ができるのか、作ってみてからのお楽しみに!
2月18日(日)14:00-16:00
参加費・1000円(親子で参加・1500円)
申し込みはメールにて受け付けております
kawayoshirou@gmail.com
1参加者氏名 2参加人数 3年齢 4ご連絡先アドレス 5補足事項等
開催期間
2018年2月10日~2018年3月4日
休館日
無休
時間
14:00-19:00(※最終日は17:00まで)
入場料
入場無料
会場
点と未来デザインラボラトリー
会場住所
東京都調布市染地3-1 815 A6