Gセレクション 清原 亮 個展 Mediumpicture

清原 亮
大学院美術研究領域 2012年度修了
広島の街に原爆が投下されてから72年になる。
私たちは普段の生活でそれを意識する事はほとんどないが、今も街にはいくつかの原爆の痕跡が記録として残され街を形作り、静かにメッセージを発しているかのようだ。
私たちは時に平和記念資料館のような場所で、時にインターネット等を使ってPCのモニターを通し当時の記録を見る。私はその記録をシステマチックな技法で絵画に置き換える。そのとき描かれた記録の持つ意味はどう変化するだろうか?主観と客観、アナログとデジタル、イメージと物質、過去と現在の間で揺れ動く絵画のメディア性は、広島(ヒロシマ)の街が持つ静かなメッセージ性に似ているように感じられる。
開催期間
2017年8月15日~2017年8月20日
休館日
なし
時間
11:00―20:00 (最終日17:00まで)
オープニングレセプション:8月15日(火) 18:00―
入場料
無料
会場
galleryG(一般社団法人HAPギャラリーG運営部)
会場住所
広島市中区上八丁堀4-1 公開空地内