シンポジウム〈感性の変化〉を写真家に問う ―震災後の日本をめぐって―

山本恵子
教養科目 准教授
他、1名
清水哲朗(絵画専攻領域教授)
写真家・畠山直哉氏をお迎えして、シンポジウムを開催いたします。
写真家は震災という出来事からいかなる影響を受けたのか。
また作品を介して生起する感情の質に、どのような変容をみてとっているのか。
この問いを発端として、惨禍と芸術的感性との関係を振り返りつつ、新たな日本の感性の展開を考えます。
●パネリスト:畠山 直哉(写真家、東京藝術大学大学院映像研究科教授)
1958年岩手県陸前高田市生まれ。1984年筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。主に都市風景や自然風景を扱った作品で知られ、第22回木村伊兵衛写真賞、第42回毎日芸術賞、2011年度芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。2001年には第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館に参加。2011年の東日本大震災で実家と家族を失った後、現在まで集中的に故郷の風景を撮影している。作品はMoMA、TATE、東京国立近代美術館など世界主要都市の美術館に収集されている。
●パネリスト:清水 哲朗(東京造形大学教授、早稲田大学感性領域総合研究所招聘研究員、専門:哲学・現代美術)
●パネリスト・司会:山本 恵子(東京造形大学准教授、早稲田大学感性領域総合研究所招聘研究員、専門:哲学・美学)
早稲田大学感性領域総合研究所主催
(ポスターデザイン:三浦優大(東京造形大学GD4年))
開催期間
2016年9月10日
休館日
なし
時間
17:00-19:00 (開場16:30)
入場料
無料(一般の方もご来場できます)
予約不要
会場
早稲田大学早稲田キャンパス14号館401教室
会場住所
新宿区西早稲田1-6-1