新任教員紹介
居山 浩二 教授
社会ではいまだにデザインを「意匠」だと考えている人が少なくありません。
現実においては拡張〜変容し続けている、意匠だけに限らないデザインの定義。
グラフィックデザイン専攻領域でのデザインプロセス〜成果物への取り組みを通じ、
学生とその思考を共有していきたいと考えています。
下出 翔太 助教
インダストリアルデザイン専攻領域でプロダクトデザインを担当します。
本学を卒業後はデザインファームで家電や公共事業、家具の意匠設計に携わってきました。現在はTHAT Inc,の代表を務め、企業の製品開発、R&D、ブランディングを行っています。
インダストリアルデザインは製品企画からユーザーの手元に届くまでのすべての工程を俯瞰して観察して、計画を立てる必要があります。私達の生活や産業がデジタル化していくなかで、道具がもたらしてくれる豊かさとは何なのか、未来の道具はどのような役割を果たすのかを学生と共に考えていきたいと思います。
長岡 勉 准教授
室内建築専攻領域で、家具のデザインを起点とした空間のデザインを担当します長岡です。
2つ以上のモノゴトの関係性を新たに更新することや、これまで無関係だったモノゴトの関係を生み出すこと。これらは自分が建築や空間を考える上でとても重要なアプローチになっています。
室内建築という領域を考える上でも、建築、インテリア、家具、といった分野を分けることなく横断しながら、自分なりに関係性を再定義することが重要だと思います。
自分は家具や道具を起点としながら、色彩や現象といったエレメントを含めて空間という概念を拡張していくこを実践的に探求していきたいと考えています。
そして、それらの探求は大袈裟なモノでなく小さなモノゴトから始めたいと考えています。
小さなモノゴトから始めることの最大の強みは沢山失敗ができる事だと思います。
なので失敗を恐れず、なるべく手を動かして、遊びながら建築という領域を学生のみなさんと一緒に拡張していければと思います。
よろしくお願いします!!