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生成AIについて(学長メッセージ)

生成AIは、まだ発展途上にある技術ですが、その可能性は非常に大きく、デザインや美術を含む多くの分野で活用されていくことが予想されます。
生成AIを活用する場合は日々取り組む制作活動の中で生成AIに何ができるのか、何ができないのか、しっかりと考えてください。そのうえで、生成AIの活用が新しいアイデアに結びついたり、新たな造形活動へとつながっていくことを願っています。

しかし、生成AIの活用方法には注意が必要です。生成AIは万能ではなく、全てが正しいわけではありません。また、ときには皆さんが自分で考えたり判断したりする力を止めてしまう、負の力になるかもしれません。
生成AIをどのように使うのか最終的に判断するのは自分自身です。生成AIの利用が広がる今日に至っては生成AIを使用するしないに関わらず、皆さんには生成AIの仕組みやデザイン・美術に関する知識が必要です。
学生の皆さんにはこれからも主体的に学び、様々な知識を深めるよう研鑽されることを望みます。

生成AI運用指針

1. 学修における利活用

自身の課題やレポート、制作物等として生成AIが出力した情報(画像含む)をそのまま提出することは認められません。また、提出物の一部に生成AIが出力した情報を利活用する場合は、当該箇所と生成AIの種類を明記してください。これに反した場合、公正な成績評価を行うために、不正行為とみなす場合があります。
なお、授業内で担当教員から別途指示がある場合は、それに従うようにしてください。
2. 情報の正確性

生成AIが出力した情報には、虚偽が含まれている場合や、バイアスがかかっている可能性があります。情報を利活用する際はこの点を認識したうえで、一次資料にあたるなど、情報の真偽の確認(ファクトチェック)を習慣づけてください。
3. 個人情報・機密情報保護

生成AIへの入力を通じ、機密情報や個人情報等が意図せず外部に流出・漏洩する可能性があります。入力した情報がそのまま流出する場合を想定して、公開されてはいけない情報は生成AIに入力しないでください。入力を避ける情報としては、以下のようなものが例として挙げられます。

 個人情報(学籍番号、氏名、住所、連絡先、パスワード 等)/調査等で得たデータ/研究計画・成果/未発表の論文 等

4. 著作権保護

生成AIが出力した情報には、他者が著作権を有する内容が含まれている可能性があります。その情報を利活用することにより、他者の権利を意図せず侵害することのないように留意してください。
自身の制作や研究が他者の著作権を侵害していないことを常に確認するとともに、確認ができない情報を利活用することは避けてください。

 
この指針は現状を踏まえた暫定的なものであり、今後の技術の進展により、変更を加える場合があります。本学は今後も生成AIに関する社会動向を注視し、適切な対応を随時検討してまいります。

東京造形大学
学長 山際 康之