2023年度入学予定の皆さまへ
2023年度学修の準備について
2023年度に東京造形大学に入学予定の皆さまに、学修の準備についてご案内いたします。
東京造形大学では、2023年度の授業について、十分な感染防止対策をとりながら、キャンパスでの対面授業を中心に実施する予定です(2022/12/19現在)。
ただし、授業の内容によって、一部の科目では遠隔授業を実施しますので、以下の授業準備をお願いします。
なお、新型コロナウイルス感染症が再拡大するなど、社会情勢が急激に悪化した場合には、授業実施の方法を急遽変更する可能性がありますので、予めご承知おきください。
遠隔授業の受講に必要な環境・ICT端末
遠隔授業を受講するためには、インターネットに接続できる環境と、受講のためのICT 端末が必要です。
■インターネット接続環境
インターネット接続には、主に以下のような方法があります。
(1) ブロードバンド回線(光回線、ケーブルテレビ回線等)を利用
- 光回線やケーブルテレビのサービスを提供する会社との契約が必要です。
- 固定回線のため、自宅でのみ利用可能です。
- 大容量・安定した通信が可能です。
- 回線工事が必要な場合は、契約してから利用できるようになるまで、ある程度の日数が必要です。
(2) モバイルルーター(ポケットWifi)を利用
- 携帯電話の通信網を利用した無線通信サービスです。
- サービスを提供する会社との契約が必要ですが、短期間の利用であればレンタルサービスを利用する方法もあります。
- 外出先(携帯電話の電波範囲内)でも利用可能です。
- 電波の強弱に依存するため、接続や速度はブロードバンド回線に比べて不安定です。
(3) 携帯電話のデータ通信を利用(テザリング)
- 自分の携帯電話を通して接続する方法です。
- 携帯電話会社によっては、テザリング利用のためのオプションサービスへの加入(契約)が必要になります。
- 外出先(携帯電話の電波範囲内)でも利用可能です。
- 電波の強弱に依存するため、接続や速度はブロードバンド回線に比べて不安定です。
- 契約内容によってデータ容量が制限される場合があります。
■ ICT 端末
遠隔授業を受講するためには、次のようなICT端末が必要です。
(1) デスクトップパソコン/ノートパソコン
デスクトップパソコンは一般的に大画面で制作作業はしやすいですが、持ち運びができないため自宅専用になります。ノートパソコンはデスクトップパソコンより画面が小さい分、作業しにくくなりますが、持ち運びができるので外出先でも利用可能です。
(2) タブレット
軽量で持ち運びに向いています。映像配信の視聴にはあまり問題はありませんが、グラフィック系ソフトを使用する課題制作などでは、パソコンよりも不便です。
(3) スマートフォン
映像配信の視聴であれば可能ですが、画面サイズが小さいことや、受講中に電話の入電がありうるなど、視聴しやすい環境とはいえません。
どのICT端末が学修に適しているかは、受講する授業や課題によって異なります。以下の留意事項をご確認ください。
- 専攻領域によって、Mac/Windows や必要なスペックなど、推奨されるパソコンが異なります。新たにパソコンを用意する場合は、入学後に専攻領域の教員に相談してから購入することもご検討ください。
- 持ち運びできるICT端末をキャンパスに持参すれば、空き教室などで遠隔授業を受けることができます。
- 持ち運びが可能で、キャンパス内でも快適に遠隔授業を受けられるノートパソコン、またはタブレットのどちらかの準備を推奨します。
その他
- みなさんのインターネット接続環境や、お持ちのICT 端末がさまざまであることを踏まえた授業を行いますが、通信容量や、課題制作のためのソフトウェアなど、科目によって必要な環境が異なります。また、専攻領域によっては、課題制作などのために、パソコンが必須もしくは強く推奨される場合があります。
- Web カメラとマイクをお持ちでない場合は、別途用意する必要があります。ノートパソコンやモニター一体型デスクトップパソコンでは最初からついているものも多いので、事前に確認してください。また、キャンパス内で遠隔授業を受講する際には、イヤホンもしくはヘッドフォンが必須となります。あわせてご検討ください。
キャンパスでの学び、他者との交流を通して、皆さんが充実した学生生活を過ごすことができるよう、教職員一同、心より願っています。ご入学をお待ちしております。