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2Ps –「危機の(ない)」時代のパサージュ・パルタージュ


「2Ps」。砲声が響いています。巡航ミサイルが飛来します。容赦なく団欒が破壊されています。「危機の時代」。そして、また。ネットワークは、はりめぐらされます。世界の隅々まで。知り尽くされた。かのようにです。すべては解消済みであるかのように。平板な情報化の「危機のない」時代においてです。そんな「危機の(ない)」時代を私たちはどのように生きるのでしょうか。「2Ps」=パサージュ & パルタージュ。2つの「P」へ。この「危機の(ない)」時代に。パサージュ=passage=通路=抜け道(を作り続ける)=(今この瞬間の)過程を生きてゆきます。固定せず、決めつけずに、走り続け、作り続け、「抜け道」を切り開いてゆきます。互いに。道を交叉させます。「絆」を築きます。どこまでも広がります。自在な、生きた「抜け道ネットワーク」です。partage=分割=共有=共同−体。あらかじめ決められた意味の「共同体」ではありません。「体」で築くのです。日常を生きるのです。この一瞬を愛おしむことのできる体で踊るダンスです。軽やかに。ダンスで交わされる「共同−体」の実践です。その実現は難しくはありません。だって、ダンスは楽しいのですから。辛い時もありますけれども。だからこそです。また、再び、そして、幾度でも起き上がります。私たちは。不撓不屈のダンスです。「2Ps」へ。7名の作家たちと作り考えます。その魅力的な、生きた表現群を通して、21世紀の、「危機の(ない)」時代に、パサージュ・パルタージュの可能性について、ともに考えてゆきたいと思います。本展は、退職の記念として与えられた展覧会開催の機会に際し、清水哲朗のキュレーションによって、7名の作家たちと共同で企画された展覧会です。

<企画・構成>
清水哲朗

<出品作家>
秋山果凜 ( 1997年生まれ、インスタレーション)
大和田愛子 ( インスタレーション)
小林良一  ( 1957年生まれ、絵画)
祐成政徳  ( 1960年生まれ、立体、インスタレーション)
戸田祥子 ( 1981年生まれ、映像、インスタレーション)
東野哲史  ( 1976年生まれ、インスタレーション、パフォーマンス)
松本春崇  ( 絵画、彫刻、写真、アートプロジェクト )

全体会期:
2022年5月10日(火)~7月1日(金)
日曜・6月27日(月)休館
※ただし6月12日(日)はA会場【東京造形大学附属美術館】のみ開館

会 場:
東京造形大学構内A~E会場
本展は下記A~Eの5カ所で開催いたします。
会場により会期および出品作家が異なりますのでご注意ください。

【各会場共通】
開館時間:10:00-16:30(入館は16:00まで)
入館無料

A会場 東京造形大学附属美術館
会期 2022年5月23日(月)~6月25日(土)
※日曜休館、ただし6月12日(日)は専攻領域説明会のため開館
出品作家 秋山果凜、大和田愛子、小林良一、祐成政徳、戸田祥子、東野哲史、松本春崇

 

B会場 ZOKEIギャラリー(東京造形大学12号館1階)
会期 1期:2022年5月10日(火)~6月3日(金)
2期:2022年6月18日(土)~6月24日(金)
※日曜休館
出品作家 戸田祥子、東野哲史

 

C会場 CSギャラリー(東京造形大学10号館1階)
会期① 2022年5月20日(金)~6月1日(水)
※日曜休館
出品作家 戸田祥子
会期② 2022年6月28日(火)~7月1日(金)
※日曜休館
出品作家 秋山果凜、大和田愛子、小林良一、祐成政徳、戸田祥子、東野哲史、松本春崇、長井 美冬彩(特別出品作家)

 

D会場 10号館CSPLAZA吹き抜け空間内
会期 2022年5月23日(月)~6月25日(土) 諸事情により5月26日(木)で終了いたしました。
※日曜休館
出品作家 大和田愛子

 

E会場 10号館横芝生
会期 2022年5月23日(月)~6月25日(土)
※日曜休館
出品作家 秋山果凜

 

<関連イベント>
【松本春崇による「美術館縛り」プロジェクト】
参加費無料/事前申込不要
日時:2022年5月23日(月)13:30〜17:00
(15:30頃「蝶々結び」セレモニー、雨天の場合は5月27日(金)13:30~)
会場:東京造形大学附属美術館(横山記念マンズー美術館)入口周辺
参加ご希望の方は東京造形大学附属美術館前にお集まりください。
※混雑状況により入場制限を行う場合があります。

【参加作家、展覧会企画者によるパネルディスカッション】
参加費無料/事前申込不要
日時:2022年6月18日(土)13:00〜15:30
会場:東京造形大学4号館4-A教室
パネリスト:秋山果凜・小林良一・清水哲朗・祐成政徳・戸田祥子・東野哲史・松本春崇
司会・進行:長井美冬彩( )
※混雑状況により入場制限を行う場合があります。


秋山果凛《帆を上げる》
コンパネ、杉貫、垂木、A3判コピー用紙、竹、ロープ、麻紐、滑車/69.5×470×500 cm/
2019年(東京造形大学CSホール・国立新美術館、東京)


大和田愛子《G #15》
ペットホトル、鉄/8477mm×5162mm×1835mm/2018年(ナント、フランス)


小林良一《晴天》
油彩、キャンバス/194×160.5 cm/2017年/撮影:山本糾


祐成政徳《Strange Fruit》
ナイロン/576×644×2923 cm/2013年


戸田祥子《擦り付けるようにして捏ね、まとまってきたら、たたきつけて折り返し、転がす》
映像 (10分44秒)/2022年


東野哲史《a 頭かな柔さはら》
餅つき道具・材料一式、メガネ型カメラ、プロジェクター、マイク、アンプ、油絵道具一式、屋上菜園のプランターほか/サイズ可変/2019年(Art Center Ongoing 、東京)


松本春崇《家縛りプロジェクトNo.37 <ラ・メゾン・ド・プ>》
撮影:Guillaume Hillairet/2017年(ボルドー、フランス)

美術館公式SNS
Instagram: tzuartmuseum
Twitter: @tzuartmuseum
Facebook:@TokyoZokeiUniversityArtMuseum

主催:東京造形大学附属美術館

本展は感染症拡大の状況により内容変更や中止になる場合がございます。ご来場の際は当館ホームページをご確認ください。