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退任教員紹介

2022年3月をもって退任した専任教員をご紹介します。
井田 勝己 教授
木下 恵介 教授
清水 哲朗 教授
永井 裕明 教授
中里 和人 教授


井田 勝己 教授

訳の解らないうちに、東京造形大学への就任が決まり少々驚いた形で本学に来て、17年もたちました。学生たちと共に学ぶことができたことや、素晴らしい学生たちに出会えたことに感謝しています。学生たちに励まされながらの17年でした。共に学び共に「問うことを学んだ歳月」だったといえます。長い間ありがとうございました。

着任時

退任時



 

木下 恵介 教授

絵画専攻領域担当の木下恵介です。この度一身上の都合により、定年少し前に退職することにしました。東京造形大学とは1990年に非常勤教員で呼んでいただいたのが最初です。僕が丁度30才の時で、まだ高尾校舎の頃でした。それから2001年〜2002年に文化庁の在外研修員としてアイルランドで研修した期間は一度辞めましたが、戻ってきた後も再びすぐに声をかけていただきました。その後恩師である原健先生の後任として専任教員に呼んでいただき、着任したのが2008年でした。非常勤教員時から数えると約30年東京造形大学にお世話になったことになります。良い思い出や楽しかった思い出がたくさんあり、充実した30年でした。
最後になりましたが、周りの先生方、職員の皆さん、助手さん、学生たち、皆さんのお陰で今まで続けて来ることができたと思います。たいへんお世話になり、ありがとうございました。

着任時

退任時



愛読書
旅はゲストルーム(知恵の森文庫)筆者が滞在した海外のホテルの部屋を細かく計測し、ホテルのレター用紙に平面図としてまとめた本。全部で69室分もあるので、少し時間のある時にパラパラっと読むのに適しており、また筆者の旅を追体験し海外旅行気分に浸れるのも便利。

 
 

清水 哲朗 教授

1998年着任でした。24年間ですね。四半世紀ぐらい。長いようでもあり、まさにあっという間。今はなき「比較造形専攻」で6年間。非常に意欲的で、創意に富んだ、優秀な学生の皆さんと過ごしました。楽しい時間でした。皆さん、今も各方面で大活躍。その後、絵画専攻に迎えていただきました。構想力(≒想像力。瞬間瞬間の生を支え、根源的な創造力を生み出している人間の生の源泉)をもとに、絵画、立体、空間、身体、言語、映像、音・・・、など、様々な方法を関わらせ表現を生み出す「広域表現(18年より超域表現)」コースを立ちあげました。なんと「制作」のコースの担当教員です。それを受け入れ、育んでくれた絵画専攻の懐の深さに感謝しています。多くの先生方との「チームワーク」で進めることができました。最良の喜びでした。とてもクリエイティヴな日々でした。そのおかげです。21世紀の表現のあり様を切り開く、多くの優れた表現者たち=絵画の学生さんたちを、生み出せました。そう自負しています。まちがいないですね!!創設者桑沢洋子先生以来、東京造形大学が校是とする「クリエイティヴ・スパイラル(創造的な螺旋運動)=多様なものどうしが積極的に互いに関わりあいCREATIONしてゆく」は、今も多難な21世紀の世界を切り開いてゆく「切り札」になるものだと思っています。皆さん、それを心にこれからも進んでいってください。長い間、ありがとうございました。4月からも非常勤でいます。またみんなで一緒にやろうね!楽しくね!See you soon!

着任時

退任時



愛用品
青が好きです。青の「白衣」は、私にとって必需品でした。アトリエでの指導や講評会・・・、いつも着ています。制作途中の、イーゼルの間を器用に抜けて行きますよ。絵の具だらけのツナギのみんなの間を。ダンスのように・・・。

 
 

永井 裕明 教授

8年間という短い時間でしたが
心地よい時間を過ごさせていただきました。
学生に対しては教えるというスタンスではなく
コーチをする気持ちで、一緒に走ってきたつもりですが
学生たちから教えられることも、色々ありました。
余談ですが、同じグラフィック専攻の先生に長井健太郎がいらっしゃるため
“永井先生“とは呼ばれずに、“裕明先生“から始まり
後半はほとんどの学生から「ひろあきさん」と呼ばれていました。
初めのうちは少々違和感がありましたが、
次第にしっくりくるようになりました。
これも、自由な校風の賜物だと思います。
とても楽しく有意義な8年間でした。
ありがとうございました。

着任時

退任時



愛用品
この万年筆は30年以上使い続けています。
使う時の所作のようなことが好きで
自分のデザインに通じるのではないかと思います。

 
 

中里 和人 教授

2006年から16年間、教員や職員の方々には大変お世話になりました。
写真専攻の基礎を作られた大辻清司先生に、直接お目にかかる機会はありませんでしたが、大辻先生から、教育や写真の方法論を学ばれた柳本尚規先生、高梨豊先生から、たくさんの意義
深い言葉をいただき、写真研究と教育を連関させる思考を学ばせていただきました。
専攻内にはリベラルさとラディカルさが共存していて、そんな風土の中で大型船に揺られるように、個性的で純真な学生たちと有意義なクルージングをすることができました。
教育では、デザインとアートを社会と結びつける造形大らしい授業として、大学院で「影絵プロジェクト」を創設、専攻では地域デザインを研究する「エリアスタディ」を創設し、向島、青梅などのコミュニティの方々と共に10年余り実践することができました。
個人研究では、小屋、素掘りトンネル、海岸夜景など、日本各地の地誌的ドキュメントに取り組み、たくさんの写真展やワークショップを開催し、その成果を10冊の写真集にまとめる事ができました。その間、足となってくれた車で、全国の主要道から林道まで約50万キロを走り抜けていました。
これも、造形大学に席を置いていたからこそできた賜物だと思っています。
みなさんありがとうございました。

着任時

退任時



愛用品
2007年に大学院「Hachioji影絵プロジェクト」で復元した、「風呂」と呼ばれる150年前の幻灯機。授業公演以外にも、この「風呂」で日本各地の浜辺に流れ着いた漂着物を投影し作品化しました。