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新任教員紹介

2022年4月より着任の専任教員をご紹介します。
阿久津 裕彦 准教授
白井 美穂 教授
鷹野 隆大 教授
細谷 誠 准教授


阿久津 裕彦 准教授

人体解剖学と人体造形を基盤として、彫刻専攻領域で指導と研究をします。
彫刻を問うことと彫刻をつくることの、どちらにおいても基盤となるのが身体であり、それを分析し理解するのが人体解剖学です。本学の彫刻専攻領域は人体造形を教育の基盤としており、私はそこに解剖学的な補助線を加えていきます。人体の構造に疑問があれば、彫刻棟へ来てください。

 

白井 美穂 教授

絵画専攻領域を担当します。
私は日用品や工業製品、映像を用いて、ものや出来事を空間、時間との関係の中で組織するという制作方法から出発しました。作品の成立する条件に関する限定された見方を拡張するために、矛盾や不条理、流用の手法を用いたプロセスによって芸術の条件を試すような活動だったと思います。それらの発表を国内外で行い90年代前半から14年間をニューヨークで暮らすうちに、社会もまた矛盾や対立を孕みつつ、変容の可能性のある可塑的な世界として常に捉え直していくことができるものと感じるようになりました。大学では環境との相互作用における日常的な実践として、学生の皆さん達と共に新たな表現の生まれる場を形成していきたいと思います。

 

鷹野 隆大 教授

とある出来事を言葉にして人に伝える。
頭に浮かんだイメージを文章であらわす。

ふだん当たり前にやっていることだが、「言語」と「出来事やイメージ」の間には本来なんの繋がりもない。つまり言語表現とは、あるものを「言語」というまったく別のものに変換する行為であり、ある種の翻訳作業だとわたしは考えている。そこではどんなに稚拙に見える表現であっても、高度な観念的操作が行われている。

では、わたしが担当する写真専攻領域ではどうだろう。
「写真」とはカメラによって写し出された像である。言わば機械が生み出した像だ。それゆえ、特別な操作をしなければ、目の前の光景が自動的に写真に変換される、とも考え得る。たしかにその通りなのだが、ここには重要な要素が抜け落ちている。それは撮り手の意識である。つまり自動翻訳機を扱うのとは異なり、そこには「何をどう翻訳するのか」という問いかけ(観念的操作)が常に介在している。

あらゆる表現行為は翻訳だとわたしは思っている。それは“創造”のような無から有を生み出す神がかり的行為ではなく、各自の思考方法の表明であり、知的冒険である。大学という教育機関においても、行為の根幹を問う面白さを伝えていきたいと考えているし、わたし自身も学生から多くの思考を喚起されることを期待している。

 

細谷 誠 准教授

メディアデザイン専攻領域で、デジタル映像音響創造の基礎演習、デジタル社会創造への導入の実習、文化事業や社会実装プロジェクトの研究・制作演習、メディアデザイン論・文化振興・デジタル社会振興がテーマの講義などを担当します。
近年は、行政機関で文化振興、非営利団体でデジタルクリエイティビティ振興に従事してきました。
新しい文化創造振興、これからの社会をつくり出す探求と実践に取り組んでいきたいと考えています。

               Photo: Shigeo Gomi