2021 年度新入生のみなさん / 在学生のみなさんへ
2021年度学修の準備について
2021年度の授業は、実習・演習科目を中心にキャンパスでの対面授業を実施します。
ただし、講義科目や一部の演習科目では、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、遠隔授業を実施しますので、以下の授業準備をお願いします。
遠隔授業の実施形態
遠隔授業には、次のような授業形態があります。
オンライン授業システムにはGoogle Workspace(G Suite)のMeet を利用します。
オンライン授業システムを利用した双方向型の授業以外の授業形態では、面接授業での発言や質問に代わる手段として、学内の学修支援システムやメールなど、教員の指定する方法で質疑応答などを行います。
なお、科目ごとの実施形態はシラバス(科目ごとの授業計画)の備考欄でお示しします。
- 資料配布型
- 教員から配布される資料や、学修の進め方、ポイントなどを基に学修を進めるスタイルです。
- 課題提示型
- 教員から指示される課題に取り組み、期日までに提出するスタイルです。提出後の課題に対して、教員からコメントや講評などのフィードバックがあります。
- オンライン授業型
- オンライン授業システム(Meet)を利用して、教員から発信される映像や音声等を視聴するスタイルです。
ライブ配信(同時双方向型)、またはストリーミング配信(同時一方向型)があります。
- 映像配信型
- 教員が録画した授業を、オンデマンド配信やダウンロードなどで視聴するスタイルです。
- 複合型
- 上記を組み合わせたスタイルです。オンライン授業の中で配布資料の説明があり、課題が提示されるなど、多くの授業が複合型のスタイルになります。
遠隔授業の受講に必要な環境・機材
遠隔授業を受講するためには、インターネットに接続できる環境と、受講のためのIT 機材が必要です。
インターネット接続環境
インターネット接続には、主に以下のような方法があります。
(1) ブロードバンド回線(光回線、ケーブルテレビ回線等)を利用
- 光回線やケーブルテレビのサービスを提供する会社との契約が必要です。
- 固定回線のため、自宅でのみ利用可能です。
- 大容量・安定した通信が可能です。
- 回線工事が必要な場合は、契約してから利用できるようになるまで、ある程度の日数が必要です。
(2) モバイルルーター(ポケットWifi)を利用
- 携帯電話の通信網を利用した無線通信サービスです。
- サービスを提供する会社との契約が必要ですが、短期間の利用であればレンタルサービスを利用する方法もあります。
- 外出先(携帯電話の電波範囲内)でも利用可能です。
- 電波の強弱に依存するため、接続や速度はブロードバンド回線に比べて不安定です。
(3) 携帯電話のデータ通信を利用(テザリング)
- 自分の携帯電話を通して接続する方法です。
- 携帯電話会社によっては、テザリング利用のためのオプションサービスへの加入(契約)が必要になります。
- 外出先(携帯電話の電波範囲内)でも利用可能です。
- 電波の強弱に依存するため、接続や速度はブロードバンド回線に比べて不安定です。
- 契約内容によってデータ容量が制限される場合があります。
IT 機材
(1) デスクトップパソコン、ノートパソコン
デスクトップパソコンは一般的に大画面で制作作業はしやすいですが、持ち運びができないため自宅専用です。ノートパソコンはデスクトップパソコンより画面が小さい分、作業しにくくなりますが、持ち運びができるので外出先でも利用可能です。
(2) タブレット
軽量で持ち運びに向いています。オンライン授業や映像配信の視聴にはあまり問題はありませんが、グラフィック系ソフトを使用する課題制作などでは、パソコンよりも不便です。
(3) スマートフォン
オンライン授業や映像配信の視聴であれば可能ですが、画面サイズが小さいことや、受講中に電話の入電がありうるなど、視聴しやすい環境とはいえません。
- 専攻領域によってMac/Windows や必要なスペックなど、推奨されるパソコンが異なります。新たにパソコンを用意する場合は、入学後に専攻領域の教員に相談してから購入することもご検討ください。
- 持ち運びできるIT 機材を持参すれば、対面授業でキャンパスに来た学生も、遠隔授業用の教室で遠隔授業が受けれます。
- とくに遠方から通学する学生においては、対面授業のために登校した同日に遠隔授業がある場合、校内でも快適に遠隔授業を受けられるノートパソコン、またはタブレットのどちらかの準備を推奨します。
その他
- みなさんのインターネット接続環境やお持ちのIT 機材がさまざまであることを踏まえた授業を行いますが、通信容量や、課題制作のためのソフトウェアなど、科目によって必要な環境が異なります。また、専攻領域によっては、課題制作などのためにパソコンが必須もしくは強く推奨される場合があります。
- Web カメラとマイクをお持ちでない場合は、別途用意する必要があります。ノートパソコンやモニター一体型デスクトップパソコンでは最初からついているものも多いので、別途用意する前に確認してください。
- Meet の利用には、Google アカウントが必要です。Google アカウントは、入学後に大学からお渡しします。
【お問い合わせ先】
東京造形大学 教務課
042-637-8111/kyomu@zokei.ac.jp