第6回新千歳空港国際アニメーション映画祭 日本グランプリ受賞
本学のデザイン学科アニメーション専攻領域卒業生で、現在同専攻領域の助手を務める、築地のはらさんのアニメーション作品『向かうねずみ』が、第6回新千歳空港国際アニメーション映画祭にて、日本グランプリを受賞しました。
授賞式の様子
【作品】向かうねずみ 2019年 / 日本 / 5分42秒
10月11日、私の24歳の誕生日に築地が豊洲へ移転した。推定1万匹いるとされるねずみ達は突如楽園を失った。一匹のねずみは旅に出た。向かう場所は分からないけれど、とにかく向かう事にした。
監督名 : 築地 のはら
1994年10月11日生まれ、神奈川県出身 2017年 東京造形大学 アニメーション専攻領域卒業。2019年 東京藝術大学 大学院 メディア映像専攻修了。現在東京造形大学 アニメーション専攻領域助手。2次元と3次元の融合とねずみが好き。
【講評】
非常に新鮮に感じられる映画です。極限的にシンプルなアイデアを極限まで押し上げ、精密さと偶然性をうまく組み合わせています。 優しい作品ですが、決して甘すぎません。 そして、ユーモアを通じて、日本の歴史の最近の出来事に対し、間接的に微妙な方法で、しかし思慮深く言及しています。
※第6回新千歳空港国際アニメーション映画祭ウェブサイトより引用