書籍販売のお知らせ【東京造形大学現代造形創造センター】
東京造形大学現代造形創造センター発行の書籍が、「紀伊國屋書店新宿本店」にて期間限定ですが販売されることとなりました。
『成田克彦「もの派」の残り火と絵画への希求』
「もの派」の中心的作家の一人である成田克彦(1944-1992)についての研究書及び展覧会記録。東京造形大学附属美術館で開催された回顧展を機に出版されたもので、論考8本とシンポジウム記録2本を集録した。成田は、20歳代で発表した《SUMI》が現在でも高い評価を受ける一方、その後に行ってきた継続的な活動はほとんど顧みられることがなかった。本書は、初期から早すぎた晩年までの活動の全体を振り返ることから見えてくる、新たな姿を提示する。
『CSP記録集2013-2015 展示とシンポジウム
東京造形大学 絵画・彫刻の試み』
2013年度から3年間継続開催された展覧会『CSP』(Creative Spiral Project)の記録。現在の美術動向を強く意識したテーマ設定の下に、東京造形大学の絵画・彫刻専攻の卒業生で現在活躍中のアーティスト(毎回6名)が参加、さらには、ゲスト批評家を交えた議論を行った。美術のリアルな現場と美術大学における教育の関係を再考している。巻末には、東京造形大学50周年記念として実施されたシンポジウム「美術/芸術/アートの形成―美術大学の役割」を併せて集録。