• Japanese
  • English
  • 在学生
  • 教職員
  • アクセス
  • 資料請求
  •  MENU
  • 在学生
  • 教職員
  • 大学について
  • 教 育
  • 学生生活
  • 進路・就職
  • 研究活動
  • 入学案内
  • 保護者の方
  • 受験生の方
  • 卒業生の方
  • 企業・一般の方
  • 大学院
  • 附属美術館
  • 附属図書館
  • ENGLISH SITE

学生・関係者の活動 詳細

FUNCTIONAL GESTURES


 

清水 信幸
大学院美術研究領域 2012年度修了


今展はたちばなひろしと清水信幸の二人展となります。

ともに作家自身の体験や手振りを出発点にしつつも、
まったく異なる様相の絵画を制作する二人の展示となります。

たちばなひろしの作品は、一見すると儚げで流動的な印象の抽象画に見えますが、
画面に置かれた筆跡は、それぞれ特定のモチーフをトレースしたのちに
剥離され、キャンバス上に貼り付けられています。
選択されるモチーフは作家自身に関わる日常的な風景や身近なイメージであり、
それらをその場の記憶や雰囲気などのうつろう感覚を織り交ぜトレースしていきます。
作家自身が、絵画は体験であると語るように、トレースされた筆跡はそれぞれ固有の
時間軸をもちつつ、幾層かに重ねられ、作家自身の人生を含有し他者と共有可能な
装置としての絵画となっています。

清水信幸は、空間に自身の筆跡が絵の具の質量を
伴って浮かんでいるような作品を制作しています。
作家自身が幼少の頃に河原の石を積んで遊んだ記憶をもとにした、
石ころのように立体的な絵画の制作をスタートに、現在は自身のドローイングを
忠実になぞらえた支持体をつくり、その上にアクリル絵の具を塗りつけていくという
制作方法をとっています。
自分の行為そのもので出来た絵画を作りたいという言葉どおり、
自身の手振りから生まれた支持体にのせられた絵の具は、
ときにカッターで切り取られるなど、可塑的なボリュームとして扱われています。

このように、一見正反対のベクトルをもつ二人の作品ですが、
それぞれの体験や自身の筆致の扱い方という視点からみると
共通しているところが見えてくるのでは、と期待しています。

ぜひご覧いたければ幸いです。
(ギャラリーホームページより転載)


開催期間

2017年2月4日~2017年3月11日


休館日

金/土/日のみオープンとなります
2月17、18日、19日は休廊


時間

12:00-19:00


入場料

無料


会場

アルマスギャラリー


会場住所

江東区清澄2-4-7


関連Webサイト

http://harmas.fabre-design.com/