2010 年 1 月 31 日 カテゴリー:未分類
左のバナーの標記が変わりました。展覧会告知から卒業制作作品集へ。Web展のはじまりです。
ZOKEI展の会場で撮影した写真・ビデオを整理し、各学生(作品)の詳細解説のページを再編集しはじめました。これから入試がはじまるので、その業務の合間をぬっての作業になりますから、すべてを更新し終わるのは2月中旬でしょうか。ときどき覗いてみてください。
すでにご覧になった方の意見では、12月の最終プレゼンの模様を記録したビデオが好評です。映っている学生たちは恥ずかしがっていますが、「美術大学の教室を窓からのぞき見したような生々しさがあってすごくリアル。みんなメモは用意しているのでしょうが、ときどき説明がつっかえたりすると、ビデオを見ているこちらもハラハラしました」とのメールをくださった方がいらっしゃいます。
Full Flashのページにしたので、少々重くなってしまったことを少し後悔していますが、とりあえず3月末まではこのままでいきます。そして、春にはARCHIVE1へ移動させます。
(森岡祥倫)
2010 年 1 月 26 日 カテゴリー:未分類

ZOKEI展の2日目、各専攻領域の優秀作品に贈られるZOKEI賞の発表がありました。
今回、わたしたちの専攻では、まず学生全員が投票によってエントリー作品を選び、その上位者2名が受賞するという選考方法をとりました。もちろん最終判断の局面では教員の見識が働きますが、基本的には、研究作品提出までの経緯をよく知るクラスの仲間どうしが、相互批評によってベスト2を選ぶというやり方です。
今年の4年生は、私が造形大に着任した年に2年生で出会った最初の学生たちで、クラス“メイト”の意識が比較的強い、全体としてまとまった学生集団でした。昨今の大学では、そうした学生の集団的人格が、ともすると2~4名の“ウチラ”としてひどく狭隘化・分散し、互いの傷をなめあうような依存性と空疎なハシャギしか発現しないということが、大学関係者の口端にしばしばのぼります。
しかし、この学年は4年のあいだ互恵的な関係をうまく築いてきたようで、たがいに客観的な評価ができると判断し、そうした選考方法をとったのです。
余談ですが、上は出品した学生たちとの記念写真です。美術大学にあまりなじみのない方は、どう思われるでしょう?女性が多いでしょう?全国どこの美術大学でも、学生の平均的な男女比はこんなかんじです。で、教員のジェンダー・バランスはというと、まったく逆なのです。この非対称性というか、ねじれ関係が根本的に抱え込んでしまっている問題については、かなり過激な投稿をそのうちここに寄せます。こうご期待。
いずれにせよ、来年度以降も同様の選考方式をとるか、いや、とれるかどうかは、クラスの在り方しだいということになるでしょう。
そしてもうひとつの賞が。
まだ名称も決めていないのですが、私個人からの特別賞として、「4年間よくがんばって勉強したからすごく成長したよね」賞をたてました。趣旨は・・・そういうことです。これも学生の投票によって決めました(当然ながら教員の出る幕なし)。卒業式の日に賞状と賞品の授与式をやります。
この賞も、上と同じ理由で、来年はどうなるかわかりません。現3年生、これからの1年で、投票できるようなクラスになってくれるといいのですけど・・・どうでしょう?わかりません。
メディアデザイン専攻領域のZOKEI賞受賞者は次の2人に決まりました。
岡谷 朋恵
『chat: 言語によるコミュニケーションの視覚的表現』
※詳細はZOKEI展特設サイトにあります

松田 藍
『ピッター&スイッター: 感覚的な検索と、使いやすさ・エンターテイメント性を兼ね備えたインターフェイスの研究』
※詳細はZOKEI展特設サイトにあります
※ピッター&スイッターのサイト


(森岡祥倫)
2010 年 1 月 23 日 カテゴリー:森岡祥倫
いよいよZOKEI展がはじまりました。
下の写真は10:00開場直後の様子ですが、午後からはときに満員電車に近い状況に。
出品した全学生が、自分の作品だけではなく、休憩でその場を離れているクラスメイトの作品についても観客に説明をします。私と大久保先生2人の専任教員も、会場にずっと詰めています。そうした観客対応が好評を得たのか、自画自賛ですが、個人的には今年のZOKEI展のなかでももっとも活気ある会場になったと思います。準備は大変でしたが気持ちのよい疲労感があります。
とにかく疲れました。ので、今晩はとりあえず以下に写真を数点。詳細はのちほど投稿します。

展示デザインを統一することで、クラスの一体感を生めないか・・・機械装置としてのコンピュータの頑な印象を消せないか・・・そんな配慮のいくばくかは成功したような気がします。

高澤朋子君の作品。WEBデザインのセオリー集をWEBで。

昨日の展示準備作業中、白澤宏規前学長(建築家・桑沢学園常務理事)が、ふらりと私たちの会場を訪れてくださいました。下は坂本葵君の作品で、ドラムスを演奏すると自動的にアニメーションが生じるというものですが、これを見事なスティックさばきで白澤先生が演奏されました。私も含めて、その場にいた学生たちはあっけにとられるばかり。実は、先生、若いときにジャズ・ドラムをやっていらしたそうです。たいへんに失礼な物言いながら、こういうところが、団塊世代に共通する時代精神の、良質な発露の仕方なのだと思います。見習わなくては。


河合静佳君の作品。天井のプロジェクタからの映像の雨を傘で受けると、相合傘の男女の会話が聞こえてきます。

夕方に会場を閉じたあと、1年生が後期に制作したミュージック・ビデオの上映会を開きました。

(森岡祥倫)
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