2013年から始まったCSP(Creative Spiral Project)は、新たな美術の動向へ向けた展示とシンポジウムの開催、そしてその記録化を継続的に行うことにより、それが美術と教育の場への新たな契機となり反映となることを目指しています。
その運営は、東京造形大学美術学科教員と卒業生である美術作家、そして学外のプレス・リエゾンオフィスらがチームを組み担っています。展示は、東京造形大学付属美術館主催の学外展示企画として、桑沢学園の支援を得て計画されます。
本学の教育活動の特性と外部で展開するアートシーンから展示のテーマを検討し、本学卒業生でその流れの中に作家性を築いた複数の作家を取り上げていきます。
展示とともに開催されるシンポジウムは、ゲストのモデレーターと出品者のパネリストにより、展示テーマを軸にした議論の場となるでしょう。この展示とシンポジウムの記録は、写真とテキストの小冊子と、web上での英訳を付したデジタルデータとしての記録化を目指しています。
また、CSPにおける活動は3年間を目処にまとまった記録集の編纂を計画し、このCSPの活動を検証できる機会を持ち、美術と教育の場へ何らかの影響を問い続ける活動として発展していくことを目指します。
CSP実行委員会