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被災地へ! デザイン・造形の力/在校生のキッズサイズデザインの椅子(9月9日更新)



本学の中村菜々子さん(ID、春日ゼミナール4年)がデザインした、椅子(段ボール製)が株式会社タカムラ産業において制作、福島県いわき市鹿島町の鹿島保育所に7月7日、タカムラ産業本社より届けられました。
この様子は、7月21日の読売新聞、ビジネスTAMAでも紹介され、今後、一般向けの販売も予定されています。



キッズサイズデザインの椅子 視察レポート
デザインをした中村さんが、届けられた椅子を見るため、8月12日(金)、福島県いわき市にあるいわき市立鹿島保育所を訪問した、その視察レポートです。

この椅子は、当時3年生だった中村さんが4年生に混じって春日ゼミナールに参加、ゼミ展(第10回キッズサイズデザイン展)の制作で(株)タカムラ産業の段ボールを使用した事がきっかけとなりました。
制作した作品を見た(株)タカムラ産業より、簡易的にできる家具として、また子供のためのものとして生産し、被災地に届けたいとのことで話が進められました。

(株)タカムラ産業WEBサイト







「第10回キッズサイズデザイン展」2010.8.26~9.1 リベストギャラリー創(東京吉祥寺)

作品コンセプト : 「模様で遊ぶ」
表裏に描かれた動物模様、幾何学模様のパーツを組み換えることができます。
子供は玩具でなくても遊び道具にしてしまう点に注目し、家具である椅子に遊びの機能を持っています。軽くて丈夫な強化段ボールを使い、収納性やリサイクル性も考慮されています。

第10回キッズサイズデザイン展関連ページ