CSLAB
2012 REPORT

『Provisional School 暫定学校』 「思案:500から、1から、0から考える」「発案:500のアイデア出し」

 

Provisional School 暫定学校

 

もうひとつの学校プランをつくります。

そのためともなるような「思案」(1日目)と「発案」(2日目)をおこないます。

 

既存の大学のような規模の学校をつくったり、大きく変えたりするのは容易なことではないかもしれません。またそのような依頼も限られた人にしかされません。しかし、プランならば、依頼や具体的な場所、予算がなくとも誰でもつくることができます。そのように実施される目処がなくとも立案することで、依頼者やその時その場の都合によって停滞し、萎縮してしまいがちの既存の多くの実施プランとは違ったもうひとつのプランとなることを目論みます。そしてそのようなプランの立案自体によって機能不全となっている状況に、実施されているもの以上に影響を与えることができるのではないかと考えます。

 

そのようにプランを立案すること、そのためともなるリサーチをしたり、考えたり、アイデアをつくるなどを学校のシンクタンク(Provisional School 暫定学校)として捉え、今回2日間のイベントをおこないます。ここでおこなわれる「思案」「発案」からその後、参加者各自がそれぞれシンクタンクとなりプランを「立案」していく契機になればと思います。また学生たちの通う各々の学校をはじめ、参加者が関わっているスペースやプロジェクト(CSLAB、基礎芸術、blanClass、comos-tv、CAMPなど)において具体的な実践への新たな契機になることも期待されます。

 

 

「思案:500から、1から、0から考える」
12月17日(月)17:00-21:00
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参加者:粟田大輔、小林晴夫、橋本聡、藤川琢史(東京造形大学絵画4年)、原田裕規(武蔵野美術大学芸術文化学科)、村山悟郎(東京藝術大学修士課程)、一ノ瀬健太(東京藝術大学芸術学科)、光岡幸一(武蔵野美術大学油絵4年)、五位野聖(東京綜合写真専門学校3年)、野本直輝(東京藝術大学大学院メディア映像1年)、田中丸善一(四谷アート・ステュディウム在籍)、CSLAB、ほか

 

場所:東京造形大学 12号館201レクチャールーム

 

第1部|17:00-18:30
・プレスピーチ:橋本聡、CSLAB、原田裕規、粟田大輔、ほか
・「500から」:既存の学校や教育について批評したり考えます。

 

休憩、散歩|18:30-19:00
幾つかのグループに別れ、会場となる東京造形大学内を方々に散歩しながら話します。

 

第2部|19:00-20:30
・プレスピーチ:藤川琢史、小林晴夫、村山悟郎、ほか
・「1から、0から」:新しい学校について考え、構想します。

 

接続|20:00-21:00
翌日の「発案:500のアイデア出し」、その後の「立案」への接続

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「発案:500のアイデア出し」
12月18日(火)17:00-21:00
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参加者:粟田大輔、井上文雄、小林晴夫、橋本聡、藤川琢史(東京造形大学絵画4年)、原田裕規(武蔵野美術大学芸術文化学科)、光岡幸一(武蔵野美術大学油絵4年)、五位野聖(東京綜合写真専門学校3年)、野本直輝(東京藝術大学大学院メディア映像1年)、田中丸善一(四谷アート・ステュディウム在籍)、飯島真理子(女子美術大学大学院芸術表象研究領域2年)CSLAB、ほか

 

場所:東京造形大学 12号館201レクチャールーム

 

もうひとつの学校プランの種となるようなアイデアを500個出します。「事前に発案し」「前日の会からの着想で」「取材をして集め」「知人に電話で発案を依頼し」「その場であれこれして絞り出し」など幾つかの方法で、参加者に限らない人々から500個以上のアイデアを出していきます。出されたアイデアは「500以上のアイデア集 [学校] 」として共有し、その後の「立案」へと各々が繋いでいくことが期待されます。
(このアイデア集は来年はじめにおこなわれる「1000以上のこれからのタイトル集」と連関するプロジェトとなります)

 

「発案:500のアイデア出し」について:井上文雄、橋本聡|17:00-17:20
セッション1:事前に考えてきたアイデアを発表。
セッション2:その場で思いついたアイデアを即発表。
セッション3:電話で発案を依頼。街頭インタビューの報告。
休憩、散歩
セッション4:グループに分かれて。
セッション5、6、7……
接続|20:20-21:00
集った500のアイデアを一望し。その後の「立案」への接続。

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企画:基礎芸術 Contemporary Art Think-tank、藤川琢史(CSLAB)

 

*「Provisional School 暫定学校」は先月、CSLABにておこなわれた田中功起.ワークショップ「Meetings within Meetings 打ち合わせ – キュレーションと教育と未来」をきっかけにし企画されました。また同じくCSLABでおこなわれたblanClassの「スチューデントナイト」や、CSLABの今年度の1年を通したプロジェクト「知の漂流教室」と連関するようなものになればと思います。

 

CSLAB(東京造形大学) http://cs-lab.zokei.ac.jp/
2011年より本格的な運営を開始。学生が自分たちの手で「もうひとつの大学」を作る試み。学生が中心となって、企画、運営しこれまでに無い授業を行ったり、シンポジウムやワークショップ、作品展示やパフォーマンスを行うなど、領域を超えて自由な発想で活動し、自分たちの望む教育を大学に提案してゆきます。

 

 

主な参加者略歴

 

粟田大輔|1977年生まれ。美術批評。2011年に立ち上げたアート専門のインターネット放送局「comos-tv」の運営メンバー。論考に「書き換えられるシステム」、「ポスト消費社会と映像の再生産」などがある。展覧会企画に「vivid material」など。2012年より「基礎芸術 Contemporary Art Think-tank」。http://comos-tv.com/

 

井上文雄|1973年神戸市生まれ。CAMP/オーガナイザー。CAMPは同時代のアートを考えることを目的としています。アーティストやキュレーター、ディレクター、批評家、研究者、学生などと一緒に、トークイベントや展覧会、パーティー、ジャーナルなどを企画。2012年にはNew Schoolsなども展開。ほか「comos-tv」「基礎芸術」など多数のプロジェクトなどをおこなっている。女子美術大学芸術表象にて講師。http://ca-mp.blogspot.jp/

 

小林晴夫|1968年神奈川県生まれ。1992年よりBゼミ(現代美術の学習システム)の運営に参加。2001年所長に就任、2004年の休業までBゼミの運営をする。2009年元Bゼミの場所でblanClassを創立、芸術を発信する場として活動をはじめる。現在、ワンナイトイベント+公開インタビュー(Live Art)に加え、トークイベントなど、拡張した事業を展開中。SNSなどを積極的に活用しながらその場で起こる「作品未満」の行為、発言、発信をオルタナティブに摸索している。作家活動は個展に「Planning of Dance」(2000・ギャラリー手・東京)、「雪 – snow」(2001・ガレリエsol・東京)。グループ展に「SAPアートイング東京2001」(2001・セゾンアートプログラム・東京)、パフォーマンスに「小林晴夫 & blanClass performers|Traffic on the table」(2011・新・港村blanClassブース・神奈川)などがある。編著に「market by market 12 – スカイホーク特集」(1997・マーケット発行)、「Bゼミ -〈新しい表現の学習〉の歴史」(2005・BankART1929発行)がある。また2009年「原口典之 社会と物質」(芸術批評誌 REARno.22)を執筆。http://blanclass.com

 

橋本聡|1977年生まれ。2012年より「基礎芸術 Contemporary Art Think-tank」。最近の企画や発表に「あなたのコンセプトを私に売って下さい」(インド, 2011)、「不幸なる芸術」(switch point, 東京, 2011)、「Omnilogue: JOURNEY TO THE WEST」(Lalit Kara Academy, ニューデリー, 2012)、「独断と偏見:観客を分けます」(国立新美術館, 2012)、「あなたが埋める、●●●。(仮)」(blanClass, 横浜, 2012)、「14の夕べ」(東京国立近代美術館, 2012)、「P P P P P P P P P P P」(「NEO公共」吉祥寺駅近辺, 2012)、「未来芸術家列伝IV」(東京, 2017)など。元レオナルド・ダ・ヴィンチ。2000年BゼミSchooling System修了、2004-5年四谷アート・ステュディウム在籍、2008年International Studio & Curatorial Program(ニューヨーク)参加。

 

藤川琢史|1987年東京都生まれ。東京造形大学美術学科4年。CSLABでは学生自身が企画し、運営する科目「自主演習A1-知の漂流教室 第一回『イニシエーション』」を担当。今月はart & river bank「テント村 #02」にて本イベントの準備として「もうひとつの大学を考える」をおこなう。

 

 

校内マップ http://www.zokei.ac.jp/campuslife/map.html
東京造形大学までの交通案内 http://www.zokei.ac.jp/smenu/access.html

 

*写真はプレイベント「もうひとつの大学を考える」(art & river bank「テント村 #02」)の様子

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