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東京都教職員研修「専門性向上研修会 図画工作Ⅰ」が実施されました

 東京都教職員研修センター(主催)と東京造形大学との連携によって、「創造性を育む授業づくりの工夫」というテーマの研修会が7月29日(火)に行われました。
 本学の春日明夫教授(教職課程、室内建築専攻領域、他)が講師となって、2011年度から本学の大学院棟を会場にして毎年開催し、今回で4回目となりました。対象者は東京都公立学校の教員で、主に図画工作の専科教員や特別支援学校の教員向け内容です。本年度は49名が受講しましたが、受講者の中には本学の出身者も多く参加していました。
 研修会では春日明夫教授の「表現と鑑賞の一体化 図画工作による言語活動の充実」という題目の講義の他、実技研修として「糸操り人形(マリオネット)」の制作を行いました。人形制作の後は6班に分かれて協議と人形劇の練習を行い、各自が制作したマリオネットを用いて寸劇のパフォーマンスを行いました。尚、この研修会では本学の大学院生や学部生の5人が研修会のアシスタントを務めました。先ずは研修者の参考作品となる個性豊かなマリオネットを事前に制作しました。次に、前日に研修会の会場設営と用具の準備を行いました。当日は、自作のマリオネットを用いたパフォーマンスの発表と実技指導の補佐、そして研修会終了後の撤収作業など大いに活躍し、研修会の主催者や受講者から好評をいただいたのがとても印象的でした。


【春日明夫教授の講義】



【大学院生や学部生による人形劇パフォーマンス】
(岡崎詩をり、田神光季、山本裕子〈大学院2年〉、井上愛子〈大学院1年〉、麻植久視子〈学部4年〉さん)


【アシスタントの大学院生や学部生が制作した参考作品のマリオネット】